私が許可します
他の作者の作品でも起こるイベントです。
盗賊共の四肢を雷撃弾で破壊し、対話でアジトの場所を吐かせるとクリス達に後始末を任せて、俺はアジトに向かった。
……少し赤い水溜りが出来たが、サラ達も許してくれるだろう。
俺はアジトを発見すると問答無用で「巻き」でアジトを制圧すると、居残りの盗賊共から金銭的価値が有る物を剥ぎ、現金を回収して、盗賊共が貯めていた金銀財宝を徴収する。
運良く囚われた人が居なかったから、先ずはアジトの中に存在する全てを火属性魔法で焼却して、その後はアジトを物理的に土属性魔法で崩落させ潰した。
「ただいまー」
「お帰り、ジーク! どうだった?」
「結構貯めてた」
「そうでありますか!」
「それじゃあ行こうか、ジーク君」
「そうだな」
勿論、俺達の前に現れた盗賊共はサラ達が片付けてくれていた。
こんな感じで旅を続け、王都まで3時間って所で、ある意味で恐れていた事が起こった。
「王女殿下をお守りするんだ!」
「公爵令嬢をお守りしろー!」
……救けないといけないんだろうなぁ。
「正直に言えば行きたくないが、行ってくる」
「ご愁傷様、ジーク」
「行ってらっしゃい、ジーク君」
「ジーク殿、頑張ってであります!」
「ご武運を、ジーク様」
そんな訳で、ほぼ確定であろうと思える王都の主である王族関係者の「王女様」と、友人であろう「公爵令嬢」を救ける為に行動を開始した。
先ずは、奮戦中の騎士に拒否されない為に、派手な魔法を放つ。
「……火槍三連!」
「Gi……」
「助けは要るか?」
因みに、襲撃しているモンスターの数は、ゴブリンが16匹に、オークが7匹に、オーガが2匹だ。
俺が放った火槍三連でゴブリンは全て焼却した。
「協力を感謝する!」
俺は、火矢で牽制したり体勢を崩させて首を斬った。
……結果発表!
俺はゴブリン16匹に、オーク7匹に、オーガ1匹を討伐した。
「負傷者が居ますね。 サラ、ポーションを!」
「ジーク君、分かったよー」
サラが、自作のポーションを負傷した騎士達に飲ましていく。
「……おお! あれ程の怪我が!?」
「……雷撃弾!」
「ぎゃ……」
「「「「「「「「……え!?」」」」」」」」
「リン、頼む」
「ジーク様、分かりました!」
物陰から潜んで見ていた者が居たから、とりあえず足を雷撃弾で潰してリンに捕獲に行って貰った。
「君達には救けて頂いて感謝する。
畏れ多くも王女殿下と、公爵令嬢からお礼を言いたいと仰っている。
命の恩人に対して心苦しいが、伏して聞く様に」
言われた通りに、俺達は膝を突き頭を下げる。
「護衛長のグレイブスは、そう言っていましたが、王女である私が認めます。 立ってください。
言葉使いも、普段通りで構いません」
「王女殿下!」
「構いません」
「命の恩人ですから」
「公爵令嬢まで!」
「……分かりました。 立ち上がる事を許可する」
言われた通りに立ち上がるが、頭を下げたままで、立礼の姿勢を崩さない。
「頭も下げず、立礼もしなくても構いません」
「王女殿下!」
「私が許可します」
「……御意」
やっと、お許しが出たので立礼を止め頭を上げる。
……クリス達には劣るが2人共、美少女だな。
「私の自己紹介をしますね。 このガルシアナ王国の第3王女エステルシア=ゼルジ=ガルシアナです」
金髪碧眼の美少女を連想したら、こんな感じじゃないかって外見だ。
「次は私。 同じくガルシアナ王国のミゼルディア公爵家が次女クラリーサ=ラサム=ミゼルディアよ」
対であるかの様に銀髪碧眼の美少女だ。
「今回の護衛騎士長グレイブスだ。 一応は、実家は伯爵家の出身だ」
「次は俺達だな。 冒険者パーティ『星屑』のリーダーをしているジークだ」
「同じく、仲間のクリス」
「同じく、サラだよ」
「同じく、カレンであります!」
「同じく、リンです」
「後、俺達の馬車を牽くグレートウルフのジルだ」
「ウォン!」
お互いの自己紹介が終わると、グレイブスが一歩前に出て言った。
「さて。 冒険者だけなら、救けて貰ったお礼として金銭を払えば済んだが、救けられた側が我が王国の王女殿下では、そうはいかない。
そこでだが……」
「王宮の飯は美味いのか?」
「分かって頂いて感謝する」
彼のお気に入りの作品から学んだ俺は、王女殿下と公爵令嬢の2人からの懇願である「同じ馬車に乗りましょう」を、丁重に断った。
……済し崩しに婚約者にされたら敵わんからな。
察したグレイブスは、命の恩人といっても冒険者を王女殿下と公爵令嬢の婚約者にする訳にはいかないと、俺の「お断り」をサポートしてくれた。
後、王女殿下や公爵令嬢を襲撃したモンスターは、俺達が引き受ける事になった。
「ジーク、どうするの?」
「まあ、行くしかないよな」
「それは分かっているわ。 でも……」
「俺も分かっている。 この国の伯爵になるつもりは無いからな」
「分かっているのなら良いけど……」
「クリスは、嫉妬しているのか?」
「……」
可愛らしく顔を赤くして背けるクリス。
……可愛いな。
「大丈夫だ。 俺の花嫁はクリスだけだよ」
「……本当?」
「本当だ」
「それなら、私が……いえ、私達がさせないから!」
「その通りだよ、クリス」
「その通りであります!」
「その通りです、クリス」
しかし、王宮で起こったイベントはバトル系のシリアスさんだった。
厳しくも温かいメッセージを待っています!
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