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てめぇ、何者だ!

強いって言っても、それは一般人の中での事ですから。

 


 吐かせたらモルボルド盗賊団だったから、アジトの場所を個別に聞くと、これも素直に吐いてくれたので処理をして俺達はアジトに向かった。


 そして、サラの「……ジーク君、凄いね」だ。


「サラとカレンで周りの警戒を」

「ジーク君、分かったよ」

「ジーク殿、分かったであります!」

「リンは、俺と一緒にアジトを襲撃する」

「分かりました」

「それじゃあ、雷撃弾ライトニングバレット三連!」

「「「がっ……」」」


 アジトに向かいながら追従するリンに言う。


「無理に捕縛の為に、生かす必要は無いからな」

「畏まりました、ジーク様」


 領主代行としては、捕縛して労働力に回すのが、良いんだろうけど、面倒臭いから良いか。


「何も……」

「敵し……」

「誰……」


 無詠唱でほぼノータイムでいけるから、認知から視認で雷撃弾ライトニングバレットって流れで、ヘッドショット。


 ……いや~、楽だわ。


 向こうから来てくれるからな。


「救けてー!」

「この女がど……」


 人質込みで出て来たけど、視界確保の為に人質の後ろから顔を出してくるからヘッドショット。


「洞窟を出ると仲間が居るから保護して貰って」

「……は、はい!」


 人質だった女性が出口に向かうのを確認するとまた、シューティングゲームを再開した。


 勿論、リンが後ろの180度を守っているから、出来るんだけどね。 


 そして……


「てめぇ、何者だ!」

「冒険者」

「ぎぃ!」

「がっ!」

「ぐぁ!」

「ごっ!」


 俺は答えながらも、身も蓋も無く取り巻き4人を雷撃弾ライトニングバレットで両肘両膝を撃ち抜く。


「てめぇ! 舐めるのもいい加減にしやがれ!」


 多分、モルボルド盗賊団のかしらだと思える奴から剣撃を受けたが、元は騎士だな。

 ランフィリアの護衛騎士達と似た攻撃をしてくる。


「……だから、逃げれていたのか」

「ガキ! 何を知っている!」

「さあな」

「こんのガキがぁ~!」


 俺は避けてばかりだったが、反撃開始だ。


「ごっ……げふっ……がぁ……ぎぃ……ぐっ!」


 両拳に攻性魔力を纏わせ、顎にガゼルパンチからボディブロー、顔面ストレートからリバーブロー、決めはハートブレイク!


「……気絶したかな」

「お見事です、ジーク様!」


 念の為に、雷撃弾ライトニングバレットで両肘両膝を撃ち抜く。


「盗賊団の頭らしき男と、その取り巻きを拘束して外に出してくれ」

「分かりました」


 リンは、拘束した盗賊共を引き摺りながら移動を開始した。


「さて、金銀財宝おたからや囚われた人達を探しますか」


 俺は洞窟内を全て調べて、貯めていた金銀財宝おたからを回収して、囚われた人達を探したが……2人居たよ。


 ……領主代行だから、どうとでもなるか。


「大丈夫か?」

「「……」」

「とりあえず、身体を綺麗にするな……洗浄クリーン

「「……え!?」」


 自我が残っていたのを確認出来たから、牢屋から出す事にした。


「自我が残っていて良かった。 名前が言えるか?」

「……マリン」

「……エリン」

「姉妹か?」

「「……はい」」


 俺は「倉庫」から、先程回収した中から女物の服等を全部出す。


 女性の着替えを見ない為に離れて待っていると……


「終わりました」


 2人共、靴付きで着替えているから、残っている服等はまた「倉庫」に仕舞う。


「先ずは、この洞窟から出よう」

「「はい」」


 洞窟から出ると、人質にされていた女性が、見張り番を死体蹴りしていた。


 ……うん。 浅い綺麗事は言わないよ。


 俺は、土属性魔法で、簡易の個室を作ると言った。


「お姉さん。 着替える場所を用意したから着替えたいか?」

「良いの?」

「勿論」

「それなら着替えたいわ」

「どうぞ。 洗浄クリーン


 先程と同じく服等を「倉庫」から出すと、察したお姉さんは、俺に洗浄クリーンを掛けられてから服等を選び俺達から死角の出入り口から即席の個室に入る。

 選ばれなかった服等はまた「倉庫」に仕舞う。


「2人は、待っている間に心を落ち着かせてくれ」

「「はい」」


 待つ間に3人には指示を出し、約5分後に、人質のお姉さんは着替えて個室から出て来た。


「服等をありがとうございます」

「悪いが頼むな」

「分かったよ」

「分かったであります!」

「分かりました」


 サラ達は、洞窟の中へと入っていった。


「あの人達は?」

「残務処理みたいな事をお願いした」

「……そうなの?」


 まだ元気な人質だった女性が、代表みたいな事をしている。


「お姉さん、名前は?」

「私はエミリーよ」

「じゃあ、エミリー」

「何?」

「3人はどういう関係だ?」

「私と2人は無関係よ。 同じ出身地でも無いわ」

「本当か?」

「「ええ」」


 返事が重なるから双子かな?


「私が捕まって洞窟の牢屋に入れられた時には、2人は既に居たわ」

「本当か?」

「「……はい」」


 この後も、3人に質問を重ねたが、何らかの裏を持っておらず、どちらも商会の会長の家族で、移動中に襲われた人達だった。


 ……まあ、どちらの拠点もランフィリアだから送っていくか。 


「もう一度確認するけど、送り先はランフィリアで良いな?」

「「「はい」」」


 俺は、モルボルド盗賊団の頭らしき野郎と取り巻き共を馬車の屋根に括り付ける。


「「「「「……むぐぅーーー!」」」」」

「五月蝿え! 玉ぁ、潰すぞ!」

「「「「「……」」」」」


 ……黙ったな。


「終わったよー」

「終わったであります!」

「終わりました」

「ありがとう。 じゃあ、潰すな」


 俺は土属性魔法の応用で、洞窟を物理的に潰した。


「さて、お姉さん達、盗賊共の事後処理も終わったから行こうか」


 お姉さん達は、ちょっと引いていたけど、指示には従って馬車に乗ってくれた。

 その後、馬車が通れる程度の道を切り開いて移動した。




 

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