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二流作家の感想講座  作者: 白河夜舟


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41/41

その41「読める人、読めない人、読みたい人、読まない人」

 その40の続きというつもりは、無かったんです。

 急に、ひらめいちゃったんです。

 前のテンプレがあるんで、それに中身を入れたら、ハイ出来上がり。

 3000字以上になりますが、モノの30分で初稿が上がっちゃいましたね。

 ま、推敲、編集とかありますし、速く書けば良いというものでもないんですけどね。

編集「はい、始まりました企画もの第41弾。皆様いかがお過ごしでしょうか?」

白河「どうも、二流作家の白河夜舟です。よろしくお願いします」

編集「このタイトル、その40の、続きになりますかね?」

白河「いや、まあ今朝、急に思いつきまして」

編集「いきなりですね」

白河「あれ、これ、対になるじゃん、ですね。で、もやもやと考えてたら、形になりそうになったので」

編集「もやもやって、そんなんでいいんですか」

白河「思いついて、形になりさえすれば、何とかなっちゃいますね。おれ、書けるんで、後は書きたいと思えるかどうかです」

編集「思えないと?」

白河「書けないーって呻いて、じたばたしますね」

編集「…なるほど(メンドクサイ人だな)」

白河「これは、前に書いたものをそのまま踏まえればいいんで、そんなに難しくはないです」

編集「一応、伺いましょう」

白河「前回(その40)と同じ、複合系です。読める×読みたい、読める×読めない、読める×読まないの3パターン」

編集「読みたい×読めない、読みたい×読まないの2パターン」

白河「最後は読めない×読まない、の、計6パターンです」

編集「書く、書かない…は、すんなりでした。でもこっちは矛盾がありそうですけどね」

白河「その辺もひっくるめて解説していきます。最初は読める×読みたいで、文芸系では大多数を占めますね」

編集「でしょうね」

白河「小説家になろう系のWEB小説で、好みのジャンルをそれこそ無限に近い感じで読めちゃいますし、それこそ無限に近い形で毎日作品が生み出されますからね。まさに天国、申し分ないですね」

編集「で、作者様のファンになって、書籍版やコミカライズにも進んで行けるという、まさに作者側にとっても読者側にとってもWIN-WINの関係性が築けますね」

白河「この辺のアクティブでポジティブな読者層に刺さる作品を書けるかどうかが、一流と二流を分ける境目なのですよ」

編集「ぜひ、そっち側に行ってください」

白河「やだよ。俺にとって創作は趣味なんで、自分が楽しくないと書かないもんね」

編集「それで二流作家を名乗っているんですね」

白河「そういうこと。読者に媚びて、自分が書いててツマラナイと思う作品を書くなんて、まっぴらごめんだね」

編集「まあ、それはそれでいいでしょう」

白河「次。読めるのに読めない。これは、読みたいけど時間が無くて読む暇がないとか、好みの作品が見つからないとかいうパターンですね」

編集「割と、当てはまる人が居そうなパターンですね」

白河「有名なのが“積ん読”ですね。後は、作者の更新頻度が速すぎて追いつけないとか、好みだけど、作品の質量が多すぎて、リアタイまでとても追いつかないとか」

編集「他にもありそうですが、大体は、そんなところでしょうか」

白河「時間を取るのが大変ですが、焦ると碌な事は無いですね。よく言われるのが、隙間時間を作って少しずつ読み進めるというヤツですが、こういうのは大きな時間を捻りだして一気に読み進めた方がいいとは思います」

編集「と、いいますと?」

白河「細切れに読むと、中身が入らないんですよね。集中して、ゾーンに入って作品の中に潜り込んでしまった方が、満足度が高いんですけどね」

編集「いや、その暇がない人の悩みなんじゃないでしょうか」

白河「暇は作るもの。黙っていても、暇にはなりませんよ」

編集「そうかなぁ。波みたいなもんだと思いますけどね」

白河「ま、否定はしませんけど。でも、そういう人は、読めないと悩んだりはしないのでは?」

編集「うっ…」

白河「じゃ、次行きましょう。読めるけど読まない。これは、読書より楽しいことがあるので、目が行かないというパターンですねぇ」

編集「現代は、色んな娯楽がありますからね」

白河「創作や読書は、相当に贅沢で、しかもお手軽な遊びなんですけどね」

編集「その代わりに頭を相当使いますからね。もっと気軽に遊びたい、自分は何もしなくても勝手に流れていくものが良いという人が、多数の時代になってきているんですよ」

白河「まあ、ドラマや音楽や動画や映画と、確かにたくさんありますからね」

編集「そういう中で、読むことが楽しいと思って貰えるように、作者側、編集側が努力を傾けなければならないんですよね」

白河「そういうメディアに原作を提供するという役割を、創作は担っているとは思うのですが、専門の台本屋さん、脚本屋さんもいますからね」

編集「ですよね」

白河「結局は、腕次第という面もあるんですけどね」

編集「まあ、メディアで当たれば、原作も読んでもらえるので、完全否定では無いんですけどね」

白河「人は、安きと楽さに流れがちですからね」

編集「次は、読みたいけど読めない、ですか」

白河「読めるけど読めない、との違いは、積ん読用の本を買うだけのお金がない環境とか、ネット環境を持っていなくて、なろうなどのWEB小説系にアクセスできないとか、近くに図書館などの読書環境が無い地域に住んでいるなどですね」

編集「そんなに、いなさそうですね」

白河「昔はともかく、今はねぇ、とは思うのですが」

編集「ヤングケアラーと限定しなくても、生活に追われて、介護を任されていて、そういう読書の時間が取れない人たちも、この部類に当てはまりますからね」

白河「そうなんですよね。それこそ、隙間時間を作るか、周囲に頼るかなどが必要に思えますが、ここまで来ると、行政とかの分野になってきますね」

編集「確かに」

白河「次に、読みたいけど読まない。読めるけど読まないと、何が違うのか。読むことを諦めちゃってるという事になりますね」

編集「そんなこと、ありますかね?」

白河「探せば、自分に合った読書環境を見つけられますよ、としか言えない、かな」

編集「そうですね。身も蓋も無いですが」

白河「最後は、読めないし、読まない」

編集「うん。もう、しょうがない、としか」

白河「日本では、識字率がほぼ100%なので、そういう意味では読めない人はいないんですけどね」

編集「本というか、活字を読むことを苦痛に感じる人たちでしょうね」

白河「最近は、そういう人たちが増えてきているようで、ちょっとしたWEB記事や論評に、長すぎて読めないとコメントするんですよ。え、この程度の量が読めないの?と、ちょっと頭を疑っちゃいますけどね」

編集「(コラコラ、表現が直接過ぎ)記事が下手すぎるのでは?」

白河「それもありますけど。でも、そういうコメントを出してる時点で、自分の頭の程度を考えてモノを言えよ、と思いませんか?」

編集「(だから、表現を抑えて)まあ、キチンとした記事を読みたいなら、有料版を購入するべきでしょうね。無料の記事に文句を付けるのは、ちょっと貧相だな、としか言えませんね」

白河「(うわぁ、きつい表現だなあ。おれはそこまで言ってないぞ)まあ、そうかもしれませんね。文句を言うのはお門違いですよね」

編集「でも、白河さんは、感想で文句を言うんでしょ?」

白河「い、いや、優しく指摘しているだけで、文句だなんて、そんな、ねえ」

編集「まあ、白河さんの場合は、自分で書いてもいるので、そこまで文句と思われないとは思いますけどね」

白河「どうかなぁ。作家は一国一城の主だからね。そう感じられても、しょうがないとは思ってますよ」


編集「さて、お時間が来たようです。また次回、お会い致しましょう」

白河「また聴いてくださいね。ではまた―」



                         (続く)



 後半、思ってたよりも重たい感じになっちゃいましたね。

 読めない、読まないは、行政とかの分野になるのか。

 まあ、無理して読書しなければならないという時代ではないのかもしれませんけど。

 読書なんてものが無かった時代や、ごく一部の特権階級のものだった読書が、こんなにお手軽にできる時代に生まれたんですよ?

 感謝しか、ありませんよね?

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