その27「執筆の速度と質について」
しばらく更新されていなかった作品が更新されるのを見るのは、嬉しいものです。
活動報告などで、体調不良だったり、スランプだったりというのを見まして。
なんか久しぶりに、インスピレーションが湧きました。
編集「はい、始まりました企画もの第27弾。皆様いかがお過ごしでしょうか?」
白河「どうも、二流作家の白河夜舟です。よろしくお願いします」
編集「すごく久しぶりの更新だと思います。何されてたんですか?」
白河「感想を書く合間を縫って、自作をひたすら書いてました。継続して読んでいる作品の執筆ペースが落ち着いてきたので、その分、自作を書く時間に当ててる感じですかね」
編集「感想を書くのが負担だと?」
白河「いえ、そんなことはないですね。そもそも感想を書くのはINPUT(その15参照)ですから、必要な事なんですよ」
編集「そうなんですか。で、自作を書いているというのは?」
白河「出来れば年内までには、初稿だけでも書き上げたくて。今書いているエピソードがあと少し。後はラストエピソードとエンディングを書けば、とりあえず終了」
編集「期待して、いいんですよね」
白河「どうかな。とりあえず最後まで書き上げてからですね。それに推敲、修正、編集、あらすじや各エピソードごとに前書き、後書き、他にも色々ありますからね」
編集「なるほど。それで、今回のテーマに繋がるんですね?」
白河「そういうことです」
編集「白河さんの執筆速度って、どれ位なんですか?」
白河「今書いている作品の書き始めの頃は、異常な速さでした。燃え尽きて死ぬんじゃないかって位の勢いで書いてましたね」
編集「具体的には?」
白河「1日13000字から15000字位です」
編集「分かるんですか?」
白河「当時は、各エピソードを一気に書いてましたんで」
編集「そのペースで、書けるもんですか」
白河「今は無理ですね。いや、やろうと思えば出来なくはないのかなぁ?」
編集「と言いますと?」
白河「今は、大体1時間に2000から3000字ペースなんですよ」
編集「それも、分かるものなんでしょうか?」
白河「例えば、リクエスト貰って、8エピソードある作品を読んで感想をまとめ書きしたことがあります。その時、丁度1時間で書き終えて、3434文字でした」
編集「ほうほう」
白河「感想は、読みながら書くのでその分時間がかかる反面、書くことに考えたり悩んだりすることがほとんどないんで、執筆速度としては、分かりやすいですね」
編集「1時間に3000字、超えてますね」
白河「あ、そういえばそうですね。まあ、ちゃんと計った時はそんなもの、ということで」
編集「5時間で15000字、なりそうですね」
白河「ああ、うん、そうですね。でもね、そんなペースで書くのって、やっぱり無理があると思うんですよ」
編集「例えば?」
白河「5時間も画面に向かい合ってキーボード叩いてるのって、純粋に疲れません?」
編集「まあ、そりゃそうですけど」
白河「後、書くことに飽きてくるとか、ありませんか?」
編集「その辺は、人それぞれとしか」
白河「人間なんで、体調とかもありますし、他の用事もあるんですよ」
編集「まあ、そうでしょうね。でも、そこを何とかするのが作家なのでは?」
白河「(なんともならないから悩んでるんだが)まあ、そうなんですけどね」
編集「書けるなら、ガンガン書いて下さいよ」
白河「(鬼め)えっと、ただ早く書けばいいというものではないんですよ」
編集「はい。質の問題があるということですね?」
白河「その通りです。書いていて、これ、イマイチだなぁと思った場合は、どう直してもイマイチなんですよね」
編集「ああ、そういうのはありますね」
白河「あと、後から矛盾に気づいたり、細かい設定を考えておかないと話が通らなかったりする場合とか」
編集「最初から考えておかないんですか?」
白河「書いていて、急に気づくことってあるんです」
編集「(それは単に練り込み不足では)そうなんですね」
白河「なので、勢いよく書いたとしても、結局、推敲や編集に時間を取られます」
編集「でしょうね」
白河「執筆速度は、推敲、編集をコミにして、作品として完成させる速度」
編集「確かに、その通りだと思います」
白河「なので、おれは執筆速度が速いわけじゃないし、そこに拘りもないですね」
編集「なるほどね」
白河「むしろ、時間を掛けても質を重視したいです。なんですけど」
編集「けど?」
白河「まるで執筆が進まなくなるんですよ」
編集「…それは、困りますね」
白河「その辺のバランスというか、割り切りというか、いやぁ、下手だなあ」
編集「それでも、今の作品は書いているんですね?」
白河「ええ。ほんと進まないんで、もうプロット的な感じで先に書いちゃって、後から推敲や編集をしようと思ってます」
編集「なるほど」
白河「どこかで、プロットみたいな連載作品を一気読みしまして、その経験を活かしています」
編集「へえぇ」
白河「あれはあれで、なかなかいいもんです。漫画の下書きみたいな、画家のスケッチみたいな感じでした」
編集「小説でも、そんな書き方があるんですね」
白河「そういうのだと、執筆速度は一気に上がりますが、その分、質が落ちるんでしょうね」
編集「でしょうね」
白河「でも、作品は書き上げて、完成させてナンボなので、なんとか、今の作品を年内には書き上げたいんですよ。推敲や修正を後回しにしてでも」
編集「期待してます。頑張って下さい」
白河「はい」
編集「さて、お時間が来たようです。また次回、お会い致しましょう」
白河「また聴いてくださいね。ではまた―」
(続く)
ちなみにこの作品。空白、改行無しで2173字だそうです。
タイトルや前置き、後置き、人物「 は執筆に入れないとすれば、約2000字位でしょうか。
書くのに30分。読み返して編集して、今、後書きを書いて。
まだ1時間経ってませんね。
だいたい、白河はそれ位のペースで書いているらしいです。




