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二流作家の感想講座  作者: 白河夜舟


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25/33

その25「白河夜舟の段落の付け方」

 白河は、作品に段落を必ず付けます。

 段落で表現したい、というか、遊びたい位、段落が好きです。

 そういう、段落への愛を、語りたくなったのです。

 


編集「はい、始まりました企画もの第25弾。皆様いかがお過ごしでしょうか?」

白河「どうも、二流作家の白河夜舟です。よろしくお願いします」

編集「段落の付け方。いずれ書くような事、言ってましたね」

白河「その20 白河夜舟の感想の書き方 ですね」

編集「そうでしたか」

白河「同じ流れで、白河は段落をこう扱ってるよ、という話を、少々」

編集「昔はともかく、今はLINEでのやり取りが多くなりましたからね」

白河「ですね。あれ、段落は付けませんね」

編集「基本、短文でのやり取りなので、段落を入れる必要がないんですよね」

白河「なので、その感覚で小説を書く方は、段落って何?となりそうです」

編集「まあ、そこまで極端では無いですけど。短文に慣れているので、段落の必要性を感じないんでしょうね」

白河「そうなんでしょうね。小説家になろうの投稿作品も、段落を意識したものはあまり見かけませんね」

編集「なんか違和感、感じます?」

白河「読んでて、違和感は感じませんね」

編集「そうなんですよね。じゃあ、もう段落なんて必要ないんじゃ?」

白河「自分の書く作品の場合は、絶対に段落を入れますね。無いと、違和感を感じまくります」

編集「なんでしょうね。意識の切り替え?」

白河「ん-、将棋の駒が升目にちゃんと収まってないって感じ」

編集「そうきましたか。分かんない人には分かんないと思いますよ?」

白河「ダメかなぁ。考えてる時とか、無意識に駒を全部直す。相手の駒でも直したくなる。自分の駒台の駒も、分かりやすいように並べ直す。さすがに相手の駒台には触れないけど、直せよと、プレッシャーは掛ける。駒、何持ってるの?と尋ねたりする。見えるようにしとけよって感じ」

編集「升目にきちんと収まってないと、我慢できないんですね」

白河「そんな感じ。あるべき所に収めたい。ただし、自分が分かってさえいればいいのかもしれないけどね」

編集「で、ご自分で書かれる作品も、そういうルールで書いているわけですね」

白河「まあ、おれは昔の人間だからね。それが当たり前だったし、読みやすいと思うけどね」

編集「今の人でも、段落が合った方が普通に読みやすいと思いますけどね」

白河「最近書いた感想で、人物紹介がべた書きされてるので、やんわりと書き方を指摘した。次のエピソードで直ってた。ただ、自分で気が付いたらしいけど」

編集「それ、投稿する前に気が付かないとダメなんじゃ」

白河「だと思う。ま、そんなもんだよ。まあ読んでる方としては、それじゃさすがに読みにくいよ、とは言いたい」

編集「なるほど。まあそうですよね」

白河「段落とはちょっと違うけど、人物紹介に限らず、大事な所はスペースを入れて欲しいね」

編集「例えば?」


~ 登場人物紹介 ~


白河夜舟

 本作品の主人公。二流変態作家。作品よりも感想を書きまくっているバカ。


編集

 顔全体に「編」と書かれている変態。白河とは25年以上の付き合い。


黒井 運子

 説明したくない。却下。


能口 央也

 「その8 自作:ロンギヌスへの感想」でゲスト出演。

 ドラフトの端っこで引っ掛かって、1軍を目指して奮闘中。


白河「…こんな感じ」

編集「見やすいですね」

白河「これをベタで書かれると、おーい見にくいぞーになる」

編集「で、人物の紹介は、段落を下げてるんですね?」

白河「そういう事。段落を下げないと、人物か紹介か、分かんなくなるでしょ?升目に駒が収まってないように感じる」

編集「なるほどです」

白河「ただ“小説家になろう”の場合は、PCで見たりスマホで見たりと、メディアによって一行の表示文字数が変わるんだよね」

編集「そうですね。こういうネット系の小説の場合は、どうしてもそうなりますね」

白河「書籍版だと、1行の文字数は一定なので、改行されると読みにくいので修正するけどね」

編集「なので、ネット小説の場合は短文が好まれるんでしょうね」

白河「時代の流れなのかねぇ」

編集「ちなみに、この作品のように、名前とカギかっこが先行する場合は?」

白河「改行する場合、できればカギかっこの位置で合わせたいんだけど、行数の関係で乱れるね。なので、目をつぶるか、長文を避けるしかないです」

編集「そうですか」

白河「ただ、この作品のスタイルみたいに、先頭に名前を入れないカギかっこだと、段落を変えても大丈夫みたい」


「ナオ、お前を最後まで守れなくて、済まない。

 イサム、ナオの事、頼んだぞ。

 俺は、お前たちに会えて、本当に…」


白河「カギかっこの後ろに段落を入れてますよね。一人の人物が複数に語り掛けるのに使うテクニックです。これは段落がないとアウトでしょ?」

編集「まあ、セリフが長すぎて読みにくい、って事はないと思います」

白河「こういうセリフを長廻ししたい場面では、いちいち短文を並べて流れを切りたくないんだよね」

編集「だと思います。そうですね。これを読みにくいとか言われてもねぇ」

白河「あとは、リゼロで時折やるみたいに、同じ言葉をズラッと並べるなら、改行は関係ないですね」

編集「愛してる~の連打とかですか」

白河「そう、それ。あれは初見、気持ち悪凄すぎだった」

編集「画面が染まってましたもんね」


白河「段落は、合った方が見やすいとは思う。でも読む分にはそんなに気にならない」


編集「そういう結論、しかないと思いますよ」

白河「だよね。おれは、これからも段落を入れるけどね。結構、編集するのはめんどくさいけど。段落は、おれの作風的に割と使うし、その方が噛み合うんだよね」

編集「噛み合う、ですか」

白河「まあ、肌感覚だけどね」


編集「さて、お時間が来たようです。また次回、お会い致しましょう」

白河「また聴いてくださいね。ではまた―」



                         (続く)


 ワープロソフトで打った文章をなろう投稿スペースにコピペすると、必ずといっていいほど段落がずれます。

 ちまちま修正がめんどくさい。

 確認画面で観返すと、割と直っていない部分もあったりします。

 段落さえこだわらなければ良いのですが。

 いや、こだわりますね。

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