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二流作家の感想講座  作者: 白河夜舟


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19/33

その19「キャラクターへの愛情を感じない作品への感想」

 他人様が書いている作品ですから、感性が合う合わないは、当たり前。

 でも、この人はたぶん感性が合うだろうな、と期待できる場合もあります。

 あるんですが、それ以前に…

編集「はい、始まりました企画もの第19弾。皆様いかがお過ごしでしょうか?」

白河「どうも、二流作家の白河夜舟です。よろしくお願いします」

編集「しばらく更新してませんでしたよね。どうかされましたか」

白河「(コイツはいつも書け書けとウルサイんだよね)ええ、INPUTを少々」

編集「ああ、"二流作家の感想講座その15”ですね」

白河「そうですね」

編集「それで、このタイトル?」

白河「そうなんですよ聞いてくださいよ大変だったんですよ!」

編集「(いきなりどうした)はい」

白河「自作Sweet Bombに感想を頂いたので、感性が合う方かもなと思い、その方のなろうHPに行ってみたんです」

編集「はい」

白河「で、なろうに投稿したのは割りと最近みたいでしたので、最初に投稿された作品を読んでみたんです」

編集「で、読んでみたら、キャラクターへの愛が無かったんですね?」

白河「いや、無いとは言えない。感じなかった、ということです」

編集「でも、無いということは無いのでは?」

白河「愛情の反対語は、なんでしょう」

編集「憎しみ、ですか?」

白河「違います。無関心です」

編集「なるほど」

白河「作品の最初に、主要な登場人物が紹介されるパターン、ありますね」

編集「ありますね。何なら前書きに出ていたりもしますね」

白河「で、その中に巨大ロボが現れます」

編集「いいですね」

白河「お、ロボだ、と思います。どんな活躍をするんだろう。でかいとあるので目立つんだろうな、と思います」

編集「目立つでしょうね。当たり前ですね」

白河「Sweet Bombで色んなロボを書いているので、個人的に注目度も高くなります」

編集「ですよね」

白河「でも、なんかね、しゃがんでいたり目が光ったりはするんですけど、それだけなんですよ」

編集「?」

白河「村人から、これゴーレムでしょ?あんたがパイロットかい?助けておくれよと頼まれます」

編集「いいじゃないですか」

白河「他のキャラに出番を取られて、それ以降、いなかったことにされるんですよ」

編集「…まさか?」

白河「おれのイメージビジョンでは、ずっと置物扱い。コイツ、いつ動くんだろうと横目でチラチラ見てるんですけど、そのうちに消えるんです」

編集「…うそだ。うそぉ!」

白河「おれもそう思いたいんだけどさ。本当に最後まで出てこない。結構派手なアクションシーンがこれでもかと続くのに」

編集「いやちょっと待ってください。作者さん、原稿を仕上げた後に読み返しますよね?その時にオカシイと思いますよね。出さないなら編集して、最初からいなかったことにすれば良くないですか?」

白河「ですよね。当然ですよね。ごく当たり前のことが全くできていない」

編集「…一応、確認ですが、それ、本人に言ったんですか?」

白河「それなりにボリュームある連載作品なので、一気読みした後に、感想で優しく指摘しました」

編集「優しく?」

白河「…うそです。結構本気で殴りに行きました」

編集「でしょうね。白河さん、そういう時、絶対に妥協しませんもんね」

白河「昔に比べたら、随分丸くなったと思うけどね。なろうの規定もあるし、非難中傷は避ける方向でね」

編集「そうですね。今後とも大人として、そうして下さい」

白河「で、殴り足りないので、ここで書いてる」

編集「(だから、大人として!)よっぽどだったんですね」

白河「他にも結構言いたいことはあった。で、感想書いた。まあ、練習なんだよ、習作なんだよ、初めてなんだよ、大目に見てよ、と言われるとは思う」

編集「ありますねーそのパターン!」

白河「うんうん、分かってるよ。だからこそ、ここはオカシイよ、こうした方がいいよ、とは言う。優しくね」

編集「分かってますよ。無関心なら、そもそも言わないですからね」

白河「でもね、言えば恨まれるんだろうな、というのも知ってるんだよね」

編集「じゃあ、恨まれるような完成度の低い原稿を出してくんなよ、ですか?」

白河「読むほうの身にもなって欲しいと言ったって、じゃあ読まなきゃいいじゃん、なんだけどね」

編集「…今日は、随分語りますね」

白河「ちなみに、作品としては粗削りなんてもんじゃないけど、面白かったです。ンと、他人の夢を見ている感じ。で、もっと丁寧に描いてね、と注文」

編集「余計なお世話だと言われそうですけどね」


白河「存在が消えてしまうキャラクターは、最初から出さないであげて」


編集「そうですね。そうして下さい」

白河「ほんと、色々と泣けてくるんで、ぜひお願いします」


編集「さて、お時間が来たようです。また次回、お会い致しましょう」

白河「また聴いてくださいね。ではまた―」



                         (続く)


 キャラクターへの愛がないと、創作なんて出来ないでしょ。

 そういう作者さんの思いが詰まってるからこそ、読んでいて楽しいのではありませんか?

 しかもロボ。よりによってロボ。

 そういうのが好きでSweet Bomb読んだんじゃないのかよ…

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― 新着の感想 ―
いろいろと読んでて本当に考えさせられますね… もはや二流作家よりも一流感想家名乗った方がいいんじゃないかというレベルで造詣が深いですし、一つ一つの作品に対して愛を持って読んでいるからこそそれぞれの作品…
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