その19「キャラクターへの愛情を感じない作品への感想」
他人様が書いている作品ですから、感性が合う合わないは、当たり前。
でも、この人はたぶん感性が合うだろうな、と期待できる場合もあります。
あるんですが、それ以前に…
編集「はい、始まりました企画もの第19弾。皆様いかがお過ごしでしょうか?」
白河「どうも、二流作家の白河夜舟です。よろしくお願いします」
編集「しばらく更新してませんでしたよね。どうかされましたか」
白河「(コイツはいつも書け書けとウルサイんだよね)ええ、INPUTを少々」
編集「ああ、"二流作家の感想講座その15”ですね」
白河「そうですね」
編集「それで、このタイトル?」
白河「そうなんですよ聞いてくださいよ大変だったんですよ!」
編集「(いきなりどうした)はい」
白河「自作Sweet Bombに感想を頂いたので、感性が合う方かもなと思い、その方のなろうHPに行ってみたんです」
編集「はい」
白河「で、なろうに投稿したのは割りと最近みたいでしたので、最初に投稿された作品を読んでみたんです」
編集「で、読んでみたら、キャラクターへの愛が無かったんですね?」
白河「いや、無いとは言えない。感じなかった、ということです」
編集「でも、無いということは無いのでは?」
白河「愛情の反対語は、なんでしょう」
編集「憎しみ、ですか?」
白河「違います。無関心です」
編集「なるほど」
白河「作品の最初に、主要な登場人物が紹介されるパターン、ありますね」
編集「ありますね。何なら前書きに出ていたりもしますね」
白河「で、その中に巨大ロボが現れます」
編集「いいですね」
白河「お、ロボだ、と思います。どんな活躍をするんだろう。でかいとあるので目立つんだろうな、と思います」
編集「目立つでしょうね。当たり前ですね」
白河「Sweet Bombで色んなロボを書いているので、個人的に注目度も高くなります」
編集「ですよね」
白河「でも、なんかね、しゃがんでいたり目が光ったりはするんですけど、それだけなんですよ」
編集「?」
白河「村人から、これゴーレムでしょ?あんたがパイロットかい?助けておくれよと頼まれます」
編集「いいじゃないですか」
白河「他のキャラに出番を取られて、それ以降、いなかったことにされるんですよ」
編集「…まさか?」
白河「おれのイメージビジョンでは、ずっと置物扱い。コイツ、いつ動くんだろうと横目でチラチラ見てるんですけど、そのうちに消えるんです」
編集「…うそだ。うそぉ!」
白河「おれもそう思いたいんだけどさ。本当に最後まで出てこない。結構派手なアクションシーンがこれでもかと続くのに」
編集「いやちょっと待ってください。作者さん、原稿を仕上げた後に読み返しますよね?その時にオカシイと思いますよね。出さないなら編集して、最初からいなかったことにすれば良くないですか?」
白河「ですよね。当然ですよね。ごく当たり前のことが全くできていない」
編集「…一応、確認ですが、それ、本人に言ったんですか?」
白河「それなりにボリュームある連載作品なので、一気読みした後に、感想で優しく指摘しました」
編集「優しく?」
白河「…うそです。結構本気で殴りに行きました」
編集「でしょうね。白河さん、そういう時、絶対に妥協しませんもんね」
白河「昔に比べたら、随分丸くなったと思うけどね。なろうの規定もあるし、非難中傷は避ける方向でね」
編集「そうですね。今後とも大人として、そうして下さい」
白河「で、殴り足りないので、ここで書いてる」
編集「(だから、大人として!)よっぽどだったんですね」
白河「他にも結構言いたいことはあった。で、感想書いた。まあ、練習なんだよ、習作なんだよ、初めてなんだよ、大目に見てよ、と言われるとは思う」
編集「ありますねーそのパターン!」
白河「うんうん、分かってるよ。だからこそ、ここはオカシイよ、こうした方がいいよ、とは言う。優しくね」
編集「分かってますよ。無関心なら、そもそも言わないですからね」
白河「でもね、言えば恨まれるんだろうな、というのも知ってるんだよね」
編集「じゃあ、恨まれるような完成度の低い原稿を出してくんなよ、ですか?」
白河「読むほうの身にもなって欲しいと言ったって、じゃあ読まなきゃいいじゃん、なんだけどね」
編集「…今日は、随分語りますね」
白河「ちなみに、作品としては粗削りなんてもんじゃないけど、面白かったです。ンと、他人の夢を見ている感じ。で、もっと丁寧に描いてね、と注文」
編集「余計なお世話だと言われそうですけどね」
白河「存在が消えてしまうキャラクターは、最初から出さないであげて」
編集「そうですね。そうして下さい」
白河「ほんと、色々と泣けてくるんで、ぜひお願いします」
編集「さて、お時間が来たようです。また次回、お会い致しましょう」
白河「また聴いてくださいね。ではまた―」
(続く)
キャラクターへの愛がないと、創作なんて出来ないでしょ。
そういう作者さんの思いが詰まってるからこそ、読んでいて楽しいのではありませんか?
しかもロボ。よりによってロボ。
そういうのが好きでSweet Bomb読んだんじゃないのかよ…




