その16「多言語翻訳と多言語理解」
やられました。理解力不足です。翻訳と理解。確かに大違いですね。
編集「はい、始まりました企画もの第16弾。皆様いかがお過ごしでしょうか?」
白河「どうも、二流作家の白河夜舟です。よろしくお願いします」
編集「今回のお題、翻訳と理解。違うんですか?」
白河「うん、違いますね。確かに違う。参りました」
編集「説明頂いても?」
白河「んと、先に言い訳。今、自作で共通語の聞こえ方や用い方を書いてるんです」
編集「はい、書いてますね」
白河「スマホでも翻訳機能が実装されたり、最近はイヤホンで聞こえて来た外国語を日本語に翻訳してしゃべってくれるらしいのがあって」
編集「凄い時代ですよね」
白河「で、ナーロッパで翻訳いらずなのは、共通語にそういう概念があるからだよね、なんて事を書いてるわけです」
編集「いいんですか、公開前にそんな事しゃべっちゃって」
白河「いいのいいの。この程度なら何の問題もない。これは単なるネタ。これをどう料理するかが腕の見せ所だからさ」
編集「(すごい自信だな)なるほど」
白河「で、そっちに引っ張られてるんで、似たような表現も同じに感じてた」
編集「それが、言い訳ですね?」
白河「そういうこと」
編集「で、翻訳と理解は違うんですか」
白河「翻訳は、自分で理解している言語に、相手が話したり書かれたりしている事柄を置き換えているわけです。だから、自分の言葉で理解する必要がある」
編集「例えば?」
白河「iti tasu iti ha ikooru?を、外国の言葉で言われたときに、日本語に翻訳して1+1は? で、自分で考える感じ」
編集「ふむふむ」
白河「多言語理解は、そういう“考える事”を全部すっ飛ばして、読んだものを“理解”しちゃうという、恐ろしいチート能力なんですね」
編集「…なんか、無茶苦茶ですね」
白河「なので、例えば軍事知識が無くても、そういう関連モノを読みさえすれば軍師になれる」
編集「いや、どうかな。頭でっかちで、実践できるかは別の話だと思いますけどね」
白河「いや、そういうのもひっくるめて“理解”できるんだから、あとはそのまま実行するだけだしね」
編集「ん-なるほど」
白河「現実でも、学んだ事柄を“理解”できれば、成績は飛躍的に向上しますので、ありえない話じゃない。で、理解する速さが桁違いだよ、ってだけの話」
編集「うん、使えるか使えないかでいえば、社会が成熟すると、それほど目立たなくなる気もします」
白河「時間を掛ければ、人類社会の一部の天才がその領域に達するでしょうからね」
編集「未発達の社会の場合だと、いかがですか?」
白河「この能力は、そもそも“書かれていないと使えない”という弱点があるんですよ。未発達の分野に関しては、発揮できませんね」
編集「ですね」
白河「なので、例えば古代にオーバーパーツがあるような場合には、その能力を100%使えるわけですので、実に恐ろしい能力ということになります」
編集「“巫女”みたいなもんですかね」
白河「ですね。古代に残された知識の集合体が、その技術を現代に復活させることを目指した壮大な計画を感じさせますね」
編集「あの、スイマセン」
白河「なに?」
編集「作者でもないのに、こういう事を書いてもいいんですか?」
白河「あ、あはは、ま、この程度のことなら、想定内だと思いますよ?」
編集「(そうかなぁ、叱られそうだな)そうですか」
白河「いや、この程度の話までなら作中に出されていますので、問題ないでしょう」
編集「(開き直ったな)まあ、転生された目的とか、転生させた人物?が書かれていませんからね」
白河「出てくるか分かりませんし、必要かどうかも何とも言えませんので」
編集「そうですね」
編集「さて、お時間が来たようです。また次回、お会い致しましょう」
白河「また聴いてくださいね。ではまた―」
(続く)
だからってこんな所に書かなくてもいいじゃない?
いや、これ書かないで、何書くの?




