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二流作家の感想講座  作者: 白河夜舟


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13/33

その13「中華系連載への感想」

 時間が取れたので、午後からみっちり自作の続きを書いてました。

 詰まっていたのが、弟子を昇格させたら急に話が流れ出しました。

 四時間くらい、書いてたかな。

 勢いのまま書き続け、さすがに疲れたので、休憩がてら、なんか面白い作品ないかな、と、なろうTOPページを漁っていたのですよ。

編集「はい、始まりました企画もの第13弾。皆様いかがお過ごしでしょうか?」

白河「どうも、二流作家の白河夜舟です。よろしくお願いします」

編集「今日は、どういう意図で?」

白河「中華系連載物を読んで、途中で脱落した話です」

編集「脱落ですか」

白河「途中まで感想は付けてたんですが、読みきれませんでしたね」

編集「下手だから」

白河「そんなことは無いです。無いんですが」

編集「読み慣れてないとか」

白河「ああ、そんな感じ」

編集「なるほど。好みじゃないと、中々読み進めるのって難しいですよね」

白河「俺は、読みながら映像が浮かぶタイプなので」

編集「なんか言ってましたね。書く時も映像を追っていくとか」

白河「ええ。で、ノッてくると、音楽とか効果音も流れるので」

編集「そんな事も言ってましたね(この変態め)」

白河「岩が浮かぶとか、もう荘厳すぎて」

編集「は、はあ」

白河「合唱系のアーみたいなコーラスが鳴り響いて、天から光の帯が」

編集「なんすか、それ」

白河「しかも4K高画質。そのまま全域へカメラスパン。で、急に人物へズームでフォーカス」

編集「言ってる意味が分かりません」

白河「いや、いいんです。ピンクなフリルフリフリで街を闊歩してるので、後ろから追いかけますね。どこ行くの?って感じで。しかも爆笑なオチ付きをこれでもか、と」

編集「変態ですね」

白河「小説だから、なんでもありなんです」

編集「そりゃそうでしょうけど」

白河「今回読んだのは、そういうのが映らない」

編集「そうなんですか」

白河「いや、多分、クオリティが高いんだろうと思うんですよ」

編集「はい」

白河「でも、映像にならない。中華系だからというわけじゃないと思うのですが」

編集「お嫌いでしたっけ?」

白河「いや、小野不由美“十二国記”とか。三国志は、あれは日本語版マイルド翻訳してるのかもね」

編集「そうかもしれませんね。十二国記は、かなりのガチぶりでしたけどね」

白河「なろうだと、圧倒的に薬屋ですね」

編集「圧倒的ですね。ちょっとあれは真似できない」

白河「しようとも思わない」

編集「なるほど。そういう、難しい中華系ジャンルの長編だと“読める”読者が少ないのではないか、と」

白河「まあ、そういう事ですね。あと、登場人物に共感できないのが致命的」

編集「それは、作品の世界観ですから、しょうがないのでは?」

白河「そうです。なので、批判ではないんです。リスペクトしてます」

編集「その上で、読めない、なんですね」

白河「自分の読解能力の限界を、ひしひしと感じます」

編集「で、直接、感想で言えないので、ここで作品化ですか?」

白河「(無言)」

編集「いえ、いいです。追求しません」

白河「感想、途中まで、結構書いたのよ」

編集「はい」

白河「でもさ、読み返してみて、ちっとも面白くないんだよ」

編集「感想が、ですね」

白河「そそそ」

編集「それじゃ、仕方ないですね」

白河「そういう事です。ああ、モヤモヤしてたんで、ここで書いてスッキリした」

編集「(いいのかな、こんなので)」


白河「面白い作品を書ける作家さんは貴重。もっとリスペクトしてあげて」


編集「それが言いたかったんですね?」

白河「もう少し言いたいこともあるけど、少し貯めときます」

編集「そうですか」


編集「さて、お時間が来たようです。また次回、お会い致しましょう」

白河「また聴いてくださいね。ではまた―」



                         (続く)


 結局、好みの問題なので、クオリティとは関係ないんですよね。

 なので、どれ位読まれてるかより、どれだけ深く読まれてるか、なのかと思ったりします。

 エッセイ、面白かったんですが、ボリュームが足りない。

 で、長編はどうかな、と…


 ン、この作品もボリュームが…

 い、いや、こういうのはサクッと読んでナンボ。つまるところのスナック菓子ですよね?

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― 新着の感想 ―
 夕刻はありがとうごさいました。  不真面目な読者であり、気になる項だけ広い読みするようないいかげんな読み方ではありますが、興味深く拝読させていただいております。  作品の出来に関わらず、好みでない…
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