その10「長い長いとても長い感想への感想」
編集「はい、始まりました企画もの第10弾。皆様いかがお過ごしでしょうか?」
白河「どうも、二流作家の白河夜舟です。よろしくお願いします」
編集「なんなんですか今回のタイトルは?」
白河「いや、タイトル決めるのおれじゃないし」
編集「でしたっけ?」
白河「そっちが企画持ち込んできて、おれが答えるってことになってたでしょ?」
編集「(そうだったっけ?)でしたね」
白河「最近、検察ものの連載を2つ読んで、タイトル通りの感想を書いたのよ」
編集「ふむふむ」
白河「書いて、推敲、編集して」
編集「はいはい」
白河「投稿して、返信が来てるのでもう一回読み直して」
編集「その辺はすっとばしても?」
白河「いや、この内容にどういう返信が返ってくるのか、確認したいじゃない?」
編集「自分で書いといて、覚えてないんですか?」
白河「覚えてない」
編集「そういうもんなんですか?」
白河「逆に、覚えていられないから書いて記録するんだよ」
編集「ああ、まあ、確かに」
白河「その時に読んだ感動、エモーシャル、今どきはエモイとか言うの?」
編集「ん-、エモいは、そのうち廃れる気もします」
白河「なんでもいいや。そういうシステムをなろう様が用意して下さっているんだから使ってます、って感じ」
編集「何かの時に読み返して、ああ、あの時こんな風に思った、と」
白河「そういう事ですね」
編集「で、長いというのは?」
白河「いや、自分でも読み返してみて、これ長いなぁ、と」
編集「まあ、確かにね」
白河「感想書いてる時は、自分では気づかないんだよね」
編集「そういう所ありますよね」
白河「で、日にちが経って、読み返してみると、なんだこりゃ、になる」
編集「頭が冷めているんですね」
白河「そうかもね。で、これって相手の作者様は必ず読むというか」
編集「読まざるを得ない?」
白河「まあ、自分なら読む」
編集「ほぼ100%読んで貰える」
白河「普通の投稿作品は、読まれる確率はかなり低いんだけどね」
編集「ですね」
白河「まあ、読んでこんな風に感じました、だし、それ自体は悪くないんだけど」
編集「長いな、と、思うんですね?」
白河「読むのに時間かかるでしょ」
編集「でも、文芸大好き人間の集まりなんだから、その辺は気にしなくていいんじゃないんですか?」
白河「ま、そうなんだけどね」
編集「感想は基本的に、貰うと嬉しいもんですよ?」
白河「そりゃそうなんですけどね」
編集「こっちの立場としては、長い感想書くなら、自作を進めてくれよと思いますけどね」
白河「うっ…」
編集「そんな事ばかりやってるから、自作がいつまでたっても完成しないんですけどね」
白河「うっ、うぅ…」
編集「でも、まあ」
白河「?」
編集「白河さんの場合、感想がすでに作品になってるので」
白河「そうなの?」
編集「そういう文体、リズム、テンポで自作を書いているんだな、という宣伝にはなりますね」
白河「…なるほど」
編集「なので、大目に見てますよ」
白河「…スンマセン」
編集「今回の場合は、エピごとに書いているので、長くなるのはしょうがないですし、まとめて読めるので、正解だと思います」
白河「そうですか」
編集「そして、作品のつもりで感想を書いているフシがありますよね」
白河「所々、見え隠れしてますね。ノリでそうなってるかもね」
編集「でも、ちゃんと自作も書いてくださいね。白河は感想しか書けないとか思われるのは困りますからね」
白河「精進します」
編集「さて、お時間が来たようです。また次回、お会い致しましょう」
白河「また聴いてくださいね。ではまた―」
(続く)