Chapter1-4【彩夏選択】
紗星「・・・いただきます。」
昨日はいろいろあったな・・・昨日の三ツ星さんを襲った男の間に挟まり三ツ星さんを守り、そのあとの瑞希と再会、きわめつきにあの三ツ星さんを家に送っていったと、昨日までの俺だったら信じないだろうな
そんなことを思い出しながらも昨日の後片付けのために店に行くための準備を終え朝飯を食っている。
あと今日が休みでよかったとも思っている。あの後の大惨事を良治から聞いてしまったからだ。
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良治「紗星!おおおおお前・・・三ツ星さんと一緒に消えたってどういうことだよ⁉」
紗星「あ~・・・それか。」
良治「講義が終わった後に教室出たら大学内が阿鼻叫喚で大変だったんだぞ!」
紗星「それだけでか⁉」
良治「ああ、三ツ星さんといつも一緒にいる女子に詰め寄っていたんだぞ・・・」
紗星「必死すぎないか・・・」
良治「そいつが俺に絡んできてよ・・・俺お前と仲いいからって理由でそいつらに追い掛け回されたんだからな・・・」
紗星「それはご愁傷様で。」
良治「大変だったぜ・・・お前の名誉のために必死で逃げたんだからな・・・」
紗星「悪いな、良治・・・今度何かおごるわ・・・」
良治「ああ、忘れるなよ!」
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とまぁそんな感じの電話がかかってきた。
紗星「ごちそうさま。」
そうして皿洗いや洗濯物とかを終わらせて俺はある写真の前に立ち
紗星「行ってきます・・・父さん・・・母さん。」
と俺はマンションを後にした・・・はずだった
紗星「・・・・・・・・」
女の子「・・・・・・・・・」
マンションから出てすぐ前の電柱になぜか拾ってくださいと書いてあるダンボールの中に女の子が座っていた
・・・いやなんで?
紗星「え・・・と、君は?」
女の子「・・・・・・」
紗星「なんでこんなところに・・・」
女の子「・・・・・・・・・」
その女の子は何も言わない
紗星「両親は・・・?」
女の子「・・・いない。」
捨て子なのか・・・?
紗星「えっと、名前は?」
女の子「星羅・・・沙良・・・です。」
紗星「星羅ちゃんね・・・珍しい苗字だな。」
沙良「沙良でいいです・・・」
紗星「沙良ちゃんはどうしてここに?」
沙良「ここに来たほうがいいっておじさんが・・・あとこれを渡すようにとも言われたです。」
紗星「おじさん・・・?」
と沙良ちゃんが手渡してきたのは手紙だった。
紗星「差出人は・・・おじさん?」
おじさんはお父さんの兄で小さいころというか両親がいないときに面倒を見てくれた、もうひとりの父とも呼べる人物だ。現に大学の学費、マンションの家賃などを払ってくれている。正直言って迷惑をかけさせたくないからマンションの家賃は大丈夫と伝えたけど
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おじさん「いや、気にしなくていい。それに紗星がバイトを続けられるとは思えん。」
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とはっきりと言われてしまった・・・まぁ、おじさんは地域では有名な星継神社の神主だ。
それでその星継神社は毎日観光客でにぎわっている・・・わけではないがそれなりの収入があるらしいから、そこら辺の心配がないといった感じだ。
でだ・・・そのおじさんからの手紙の内容はというと
『紗星へ
急ですまないが紗星に沙良ちゃんの世話を頼みたいんだ。まぁ紗星が驚くのも無理はないがひとまずはこちらの手紙に目を通してくれ。
何から書いたらいいか悩むがまずは沙良ちゃんについてだ。どうやら彼女は記憶をなくしているらしい、要は記憶喪失というやつだ。幸い自分の名前は覚えている・・・だがそれ以外のことは覚えていないそうだ。私で面倒を見れればよかったのだが、そろそろ星継神社の夏祭りがあってなそれの準備をしなくてはいけないからしばらくは預かってほしい。預かっている最中に記憶を思い出したのなら私に連絡をしてほしい。一応警察にも連絡はしている身元が分かったら連絡をするようにとも伝えある。そういうわけでしばらくは頼むぞ紗星。あ、そうそう。もし職が見つからなければ私の跡を継いでもいいのだぞ。』
紗星「・・・・・・」
沙良「ということなのです。」
いやどういうことだよ!
いやでも・・・おじさんが俺を頼ってくれたんだ、今まで世話になった恩返しができるのなら・・・
紗星「わかった・・・せっかくのおじさんの頼みだし、沙良ちゃんこれから君の世話をするよ。」
沙良「よろしくです・・・紗星兄。」
紗星「おう・・・まぁ短い間だとは思うけどよろしく沙良ちゃん。」
でもこれから店に行かないといけないしな・・・まぁ天星さんなら許してくれるか
紗星「これから、今働いている店に行くんだけど一緒に行かないか?」
沙良「いいの?」
紗星「大丈夫だと思うよ。」
沙良「・・・・行く。」
少し考えた後に沙良ちゃんは行くと答えた
紗星「よし、それじゃあ行こうか。あとおなか減ってるだろうからコンビニによろうか。」
沙良「うん。」
そのまま俺は沙良ちゃんと一緒にコンビニに行き、おにぎりを買った。その道中で瑞希と会った
瑞希「おはよ~紗星・・・ってその子は?」
紗星「ああ、急にだけど家で預かることになったんだよ。」
瑞希「ふ~ん。んで君お名前は?私は一星瑞希っていうんだ。」
沙良「星羅沙良・・・です。」
瑞希「沙良ちゃんねよろしく。」
沙良「よろしくです・・・」
瑞希「ん・・・それじゃあ行こうか。」
紗星「そうだな。」
天星「ん、来たか二人とも・・・おや、この子は?」
紗星「あー、家で預かることになった星羅沙良ちゃんです。」
沙良「星羅沙良です。よろしくです・・・」
天星「よろしくな、沙良君。私は天星だ。」
夕「私は七星夕だよ、よろしくね!沙良ちゃん。」
沙良「よろしくです。」
紗星「すいません天星さん、急なことと今一人暮らしで、一人で待たせるのはどうかなと思い連れてきました。」
天星「いや気にしなくてもいいぞ、小さい子を一人置いておくのはやめておいたほうがいい。」
紗星「あれ、三ツ星さんは・・・もう来ていると思ったんだけど・・・」
夕「そういえば、来てないね。」
瑞希「まぁ、昨日のことがあるからね~・・・どうなんだろう?」
夕「どうなの天星?」
天星「いや、とくには聞いていないが。」
彩夏「おはようございます。」
夕「おはよう、彩夏ちゃん。」
瑞希「おはよう。」
彩夏「おはよう、二人とも・・・えっと諸星君この子は?」
紗星「ああ、家で預かることになった子だよ。」
沙良「星羅沙良です。よろしくです。」
彩夏「うん、よろしくね。沙良ちゃん。」
天星「全員揃ったな、それでは片づけを始めよう。まずは分担を決めよう、夕は入り口を瑞希君はペンダントコーナーの方を彩夏君はブローチコーナーを紗星君は指輪コーナーを私は奥の部屋で書類の整理をしている、沙良君は奥の部屋で私といようか、お茶を出すからゆっくりしよう。」
沙良「・・・わかりました、です。」
天星「みんなもそれでいいな。」
三ツ星さん、瑞希、七星さん、俺はそれぞれ片付けの持ち場に着いた
紗星「ふう・・・これで終わりか・・・」
とりあえずここは特に被害が少なかったからすぐに終わったな、さてこれからどうするか・・・
紗星「三ツ星さん片付けの進捗のほうはどう?」
彩夏「え?ちょっと困ったことが・・・」
紗星「どうしたんだ?」
彩夏「えーとね、あそこの奥にブローチが入っちゃってて取れないんだよ。」
紗星「あれか・・・あれだったら取れるな、ちょっと待ってて。」
そのまま手を伸ばして奥に落ちているブローチを拾った。
紗星「よし。取れたぞ、三ツ星さ・・・ん。」
彩夏「ありがとう、諸星・・・君。」
とふと横を見ると三ツ星さんの顔が近くにあった。
紗星「・・・・・」
彩夏「・・・・・・」
紗星(かっ、顔が近い・・・にしてもやっぱり三ツ星さんって本当かわいいよな・・・それもあるけどなんだ・・・女の子特有のいい匂いがして、ずっと嗅いでいたい・・・いや待て待て待て・・・かなりキモイだろそれ。そもそも付き合ってたとしてもそう簡単にできることじゃねぇし、それに俺なんかが三ツ星さんと付き合えるわけないだろ。)
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彩夏(も・・・諸星君の顔が近い・・・やっぱり諸星君ってかっこいいのになんでみんなわかってくれないんだろう・・・でっでも今はそれよりもどうしよう急に離れたら諸星君に嫌われているって思われちゃう・・・でも離れないといけないよね・・・で・・・でも・・・)
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夕「二人ともどうしたの?」
紗星/彩夏「・・・‼」
と固まっていると七星さんが声をかけてきて、瞬時に二人とも顔を離した。
夕「二人とも顔赤いけど大丈夫?」
彩夏「う、うん大丈夫だよ・・・ね、諸星君?」
紗星「あ、ああ。」
夕「そう?」
紗星「その・・・なんだ、大丈夫なら俺は天星さんのところに行くよ。」
彩夏「うん、あとは私だけで大丈夫だよ。」
夕「自分のところ終わったから、彩夏ちゃん手伝おうか?」
彩夏「ううん、大丈夫だよ。あとそこの整理をするだけだから。」
夕「うん、わかった。それじゃあ私も天星のところ戻るね、行こう諸星君。」
紗星「ああ、それじゃあ三ツ星さんまたあとで。」
夕「待ってるね。」
そのまま俺と七星さんは天星さんと沙良ちゃんのところに向かった。
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彩夏「よし、頑張ろう!」
瑞希「あのさ彩夏、作業しながらでいいからひとつ気になっていることあるんだけど・・・すこしいい?」
彩夏「大丈夫だけど、瑞希ちゃんは何が気になっているの?」
瑞希「んーなんていうか、もしかしてだけど・・・紗星のこと好きなの?」
彩夏「えっ・・・あ、え・・・と、その・・・」
瑞希「ふふっ、そうなんだ。」
彩夏「う~~~~」
瑞希「別に馬鹿にしてるわけじゃないよ。そっか・・・あの紗星のことがねぇ~」
ニヤニヤしながら瑞希ちゃんは私を見て言った
彩夏「諸星君には言わないでね・・・」
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夕「それじゃあ、沙良ちゃんって名前以外何も覚えてないの?」
沙良「です。」
天星「ふむ・・・しかし星羅とはあんまり聞かない苗字だな。」
紗星「それじゃあ、すぐ見つかるのか?」
夕「う~ん、どうなんだろうね。」
天星「だが、無理に思い出す必要もない。仮に肉親が現れたとしても、自身が何も覚えていないのでは不安に思うこともあるだろう。その時は我々を頼むといい。」
夕「そうだよ、沙良ちゃん。」
沙良「ありがとう・・・です。」
天星「しかし、これからどうするかだ・・・事件が起きてしまった以上セキュリティをどうするかだ。」
紗星「セキュリティ・・・ね、俺は少なくとも一定の時間表に出たほうがいいよな。」
夕「諸星君ってあんまり表に出たくないんじゃなかったっけ?」
紗星「まぁそうなんだけど、少なくとも七星さんや三ツ星さんの女性だけじゃなくて男もいるぞってうまいこと牽制?・・・できるんじゃないか?」
実際はどうなのかはわからないけどさ・・・
夕「う~ん・・・どうなんだろね、天星はどう思う?」
天星「そうだな、確かに効果はあるだろうな・・・それに諸星君は星に強いという特徴もあるから、説明をしやすいだろうな。」
紗星「いや、俺は星を見るのが好きなわけで・・・詳しいわけじゃ・・・」
夕「でも、諸星君の説明はわかりやすかったよ?」
紗星「まぁ・・・零士たちにたまにわからないところを教えてはいるが・・・」
確か零士たちも俺の教え方はわかりやすいって言ってたような気が・・・
沙良「私も手伝いたいです。」
天星「うーむ、ありがたいのだが、沙良君は幼いから、そんな子を働かせるのは・・・」
夕「でも沙良ちゃんって、その年の女の子にしては落ち着いている子だよね。」
紗星「確かにそうだよな・・・」
瑞希「お疲れ~私の分は終わったよ。」
彩夏「私も終わりました。」
天星「うむ、二人ともお疲れさま。」
俺たちは沙良ちゃんの話を聞きながら、今後のことを話し合っていた時三ツ星さんと瑞希が帰ってきた。なぜか瑞希はこっちを見て笑っていた・・・いやあいつのあの顔はなんか面白いことを見つけた顔だ・・・何があったんだ?
瑞希「どうかした、紗星?」
紗星「いや何でもないが・・・」
瑞希「ふーん、でなんの話してるの?」
紗星「ああ、今後の話。」
夕「それと沙良ちゃんのことについてかな?」
彩夏「沙良ちゃんのこと?」
夕「うん。で沙良ちゃんって幼い子なのに落ち着いているよねって話をしていたの。」
瑞希「そうなんだ・・・でも確かにというか妙に落ち着いているよね。」
沙良「それなのですが、一つ言い忘れたことがあるのです。」
天星「そうなのか?」
夕「それで何を言い忘れたの?」
沙良「私の歳についてなのです。」
瑞希「歳?」
沙良「そうなのです。私の歳は・・・」
紗星「歳は・・・」
沙良「535歳なのです。」
天星「・・・・・・・・・・・」
夕「・・・・・・・・・・・」
彩夏「・・・・・・・・・・・」
瑞希「・・・・・・・・・・・」
紗星「・・・・・・・・・・・」
沙良「・・・・・・・・・・・」
紗星「・・・・・・・・・は?」
いや・・・まて、今五百・・・は?
瑞希「いやぁ、さすがにそれは無理があると思うけど・・・」
彩夏「う、うん・・・そこまで生きている人っていないよね・・・」
紗星「普通はいないだろ・・・」
そんな沙良ちゃんの話を聞いて困惑している俺たちとは違い天星さんと七星さんは
天星「いや、まさかな・・・」
夕「どうなんだろうね?」
俺たちほどではないにしろ多少困惑しているけど何かを話していた。すると俺のポケットに入れてた電話が震えはじめた。
紗星「あ・・・誰からだ・・・えーと、おじさん?」
彩夏「おじさん?」
紗星「ああ、俺のマンションとかの生活の資金を送ってくれている人であと星継神社ってわかる?」
彩夏「星継神社ってここで有名な神社だよね。」
紗星「そう。でその神社の神主がおじさんってわけで・・・もしもし。」
と言いながら電話を取るとおじさんから
『紗星、今大丈夫か?』
紗星「うん、大丈夫だけど・・・どうしたの?」
『実はな沙良ちゃんのことなんだが・・・』
紗星「何かわかったの?」
『先ほど警察のほうから聞いたのだが星羅という苗字は500年ほど前から存在していないことが分かった。』
紗星「・・・・・まじで?」
『ああ、それに私たち諸星家とも関わりが深いということもわかったから、それが何なのかが分かるまで預かってほしいそこは変わらないから安心してくれ。』
紗星「それ安心できるのか・・・・」
『すまないが、そこはわかってくれ・・・話はそれだけだ。それと少しだけいいか?』
紗星「ん?別に構わないけど・・・どうかしたの?」
『どうかしたほどではないのだが・・・後ろから女の子の話声が聞こえるのだが・・・』
あーそういえば、おじさんにはここで働くってこと言うの忘れてたきが・・・まぁ昨日今日のことだったから、まぁいいかって思っていたけど・・・一応言っとくか
紗星「あーそのことについてなんだけどさ・・・俺s」
『お前・・・もしかしてこの日本でハーレムを作ろうと・・・』
紗星「んなことするか!」
なんでおじさんがハーレムを知ってんだよ、そういうのはあんまり読まないって言ってたくせに・・・と急に大声を出した俺に驚いたみんなが揃ってこっちを向いた・・・やべ
紗星「おじさん何を言ってるんだよ・・・違うって。」
『それじゃあ・・・キャバクラかキャバクラに行っているか?』
紗星「そもそもこの時間やってねぇーだろ。」
『それじゃあ・・・なんだ・・・』
紗星「多分おじさんが考えているほどのことじゃないから・・・」
『それじゃなんだというんだ?』
紗星「そうじゃなくて・・・俺、バイトするから・・・でいまその職場にいるんだよ。」
『バイト・・・お前がか?』
紗星「おじさんが言いたいのわかるけど・・・ここなら大丈夫だと思ったし・・・それに自分の好きなことが生かせるんだったらそれを生かしたいって思ってるから・・・」
『紗星・・・そうか・・・わかった、お前がそういうならそれで構わないぞ。』
紗星「おじさん・・・ありがとう。」
『やめたくなったらやめていい・・・それに困ったら私の神社を継いでもいいんだぞ?』
紗星「まぁ・・・考えておくよ。」
『それと、その職場で気になっている子いるのか?』
紗星「もう切るからな!じゃあな!」
と言ってそのまま電話を切る・・・本当にあの人は・・・
紗星「電話終わりました・・・ってどうかした?」
夕「諸星君って大声出せるんだね。」
紗星「いや出せるよ・・・」
彩夏「私もびっくりしちゃったよ。普段の諸星君ってあんまり大声を出すってイメージないからさ。」
瑞希「そうかな・・・久しぶりに紗星の大声聞いた気がする。」
紗星「気がするんじゃなくて、実際お前はそうだろ。」
彩夏「それで諸星君、電話の内容って何だったの?」
紗星「あ、そうだった。もしかしたら沙良ちゃんが言っていることは本当のことかもしれない・・・」
俺はおじさんから聞かされたことをそのままみんなに伝えた。
紗星「っていうことなんだけど・・・どう思う?」
彩夏「どう思うって・・・いわれても。」
瑞希「さっきのことを考えたら信じると言わざる負えないというか・・・」
夕「天星・・・これ。」
天星「ああ、確実にそうだろうな。」
さっきと同じように瑞希と三ツ星さんは少し戸惑っていて、一方七星さんと天星さんは何かを確信したようだ・・・でも沙良ちゃんは
沙良「・・・・・・・・」
俺たちを困惑させたことを気にしているようだった・・・そんな顔はしてほしくない。
だから俺は・・・
紗星「・・・俺は沙良ちゃんの言ってること信じるよ。」
受け入れることにした。だって現実は小説より奇なりって言うだろ?
沙良「いいのです?」
紗星「ああ・・・まぁ正直言ってまだわからないが、でも沙良ちゃんのその表情で真面目に言っているのはわかったし、それにおじさんの話もあるからね。もうこの際気にしないことにする。三ツ星さん、瑞希それでいいか?」
瑞希「そうね。せっかくかわいいんだから笑顔ではいて欲しいよね。」
彩夏「うん、そうだね。私も気にしないでおくよ。」
沙良「紗星兄・・・お姉さんたち・・・ありがとうなのです。」
紗星「天星さんも七星さんもそれでいいよな?」
夕「私は大丈夫だよ~。」
天星「仕方ない、沙良君・・・家をよろしく頼むよ。」
沙良「よろしくなのです・・・天星さん。」
天星「ただし、ここで働くとしても一人では働かせない、誰かと一緒にいるのなら許そう・・・特例だぞ?」
沙良「ありがとうなのです、天星さん。」
夕「うん、よろしくね、沙良ちゃん。」
一時はどうなるかと思ったがこれならどうにかなりそうだな
とまぁこんな感じでお店の問題は終わった、そのあとは解散となった。
さて、明日から忙しくなるぞ