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現在進行 鳥の国 2  作者: 蓮尾純子
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重機を借りる   2001年6月

保護区はいつも現在進行   すずがも通信128号 2001年6月

  重機を借りる


 2001年4月に石川一樹・佐藤達夫の常勤スタッフふたり(大黒柱1・2号氏)をはじめ、有力スタッフ5名(2名+高橋知宏・川上正敬・蓮尾嘉彪)が友の会の職員となり、観察舎業務のかなりの部分をNPОとなった行徳野鳥観察舎友の会が請け負う体制変えがスタートしました。それから1カ月あまり。4月上旬はひたすら昨年度受託の調査や管理作業の報告仕上げに明け暮れていましたが、中旬からはコアジサシなどの繁殖をめざした営巣場所整備が本格的にはじまりました。

 友の会に移行して初の試みとして、今年は小型の重機を借りることにしました。営巣場所整備をはじめとした環境改善のために無料でいただいて確保した砂や貝粉が何十トンもの量になり、人力ではとても対処できそうもなかったこと、また裸地をつくるために表層の草を除去したり、地表を踏み固めたりする作業にはトラクターでは用が足りず、はがゆい思いをしてきたことなどから、きびしい予算にいっそう負担がかかることは承知の上で、4月20日から5月7日まで小型のパワーショベル、5月1日から7日までキャリーダンプ(ダンプカーのキャタピラ版)を借りました。

 重機が働く場面ではいつもお世話になっているあけぼの建設の蕪木さんにお願いしたので、ユンボーは1日5千円、キャリーダンプは6千5百円とずいぶん安い価格でお借りできました。請求書がまだ届いていませんが、予算としてとった20万円を上回ることはないはず。少しでも資金に余力があれば、秋のトラクターがけの時期に合わせてまたお借りしたいと思っています。

 3トン未満のパワーショベル等を操作するのは、「小型車両系建設機械の安全教育修了証」があれば、誰でもできます。講習はわずか2日間。問い合わせをするにはおそろしく勇気がいりましたが(当時の私は運転免許も持っていなかった)、思い切って受けに行っておいてよかった。



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