即死チート系の物語ならストーリー展開は戦闘や攻略をメインにすべきでないという読み専の勝手な意見。
駄文ですがよければどうぞ。
ずっと昔からポツポツと存在し続けているジャンル、即死チート。
色々種類はありますよね。
視線で即死
触れると即死
名前を呼ぶと即死
名前を書くと即死
願うと即死
近づくと即死
呪いで即死
ブラックホールで吸い込んで即死
etc……
これらの能力を主人公が持っている場合、まず戦闘シーンが盛り上がることはありません。断言します。
よほどの技術があれば可能なのかもしれませんが…。
もちろん即死チートに制約をつければ激しい頭脳戦が可能かもしれませんが、それはもう即死チートとはまた別ジャンルでしょう。
というわけで。
主人公が即死チート持ちの場合、戦闘や攻略はメインにすべきじゃないと思うのです。
そういった能力を書く場合、コメディチックにする、とか恋愛主体にする、とか、もしくは戦闘以外に目的を持たせて行動させる、とかしないと面白くならないと思います。
要は上級者向けの題材だということです。
(注:当方ただの読み専です。初級者ですらありません…。)
そもそも戦闘描写というのが臨場感を持たせることが非常に難しい上に、即死チートの場合だとこうなります。
ゴブリンが現れた!→即死
オーガが現れた!→即死
ドラゴンが現れた!→即死
これでは盛り上がりもクソもありませんからね…。数話で飽きます。チートガン積み転生者のような爽快感すらありません。基本的に戦闘描写は単調にならざるを得ないんだと思います。
敵の数を増やして苦戦させる方法もありますが「即死」チートであることを考えると数が増えたところで同じですし…。むしろそれで苦戦するなら即死チートとは言いがたい気がします。
なので、即死チートを用いる場合は、戦闘でなくその他の目的などを軸にしてストーリーを展開させてほしい。読み専の私の勝手な願いです。
けど私も思います。「それは難しい」って。
だから即死チートは上級者向けであると思うんです。
でも逆に、言い換えれば書き手の腕の見せ所でもあるわけですよね。
ぜひ頑張っていただきたい。(上から目線)
一応、「そんなこと言ってもどう書けばいいのかわかんねぇよ!」という人は、上記に当てはまっている作品にレビューを書いているので気になるようでしたらご覧ください。
以上、ただの読み専が考えた読者側の思う勝手な創作論でした。
的を射ていると感じてくださった方は是非参考にしてみてください。
言われなくとも分かってるよ!と思う方や、書いたこともない奴が的外れなこと言ってやがる、と思う方はブラウザバックするか、ここが違う!と感想を書いていただけると幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。