4話
更新が不定期で申し訳ありません。
私はまだ学生の身なので、最近は少し多忙でした・・(はい、言い訳!)これからも、更新は不定期になります。
やる気はあるのですが、ね。
まぁこんな駄作でも読んでくださる方々に感謝をしつつ、第4話です!どうぞ!!
「ふぁ〜、ねむ」
学校が終わって、校門を出た時の第一声がそれですか?空くん。
私たちは今日の授業を全て終えて、帰路に着いている。
2人並んで歩きながら、夕飯をどうしようかと考えてみる。
「ねぇ空くん、今日の夕飯は何が食べたい?」
「んぁ?なんでもいいよ。しいて言うなら、肉が食べたい」
「お肉?それじゃあ、野菜炒めにするね」
「ちょ、俺の言うこと聞いてた?真逆じゃねぇか」
「んもう、そんなことわかってるよ。私は空くんの食生活を見直そうとして、野菜を取り入れた方がいいと思ったの」
「そっか、さんきゅ。でも・・・肉が食べたい」
「しかたないなぁ。じゃあトンカツでもしようかな?」
私がそう言うと空くんは喜んで、
「そうしよう!俺、トンカツ好きなんだよ」
とはしゃいでました。
「なら、買い物しないといけないから今から行ってもいい?」
「ああ、俺も行った方がいいよな?」
「出来れば・・・・荷物も重いし」
「荷物持ちくらいなら任せろ」
「ありがとう。それじゃ行こ」
空くんの手を繋いでスーパーの方へ走った。
「はぁはぁ・・・由宇、調子に乗りすぎ・・・・・」
肩で息をする空くん。その表情は少し苦しそう。
「ごめん、ね・・はぁ・・はぁ・・・・反省しときます・・」
私は膝に手をついて、体を上下に揺らしながら息をしている。
私が手を繋いだことに喜んで、そのままずっと走ってたからこんな状態になってしまいました。
今は体力的に苦しいけど、精神的には絶好調。
なんたって空くんと手を繋いでたんだから。
そこで私はふと空くんを見てみると・・・・・哀しげな表情をした空くんがいた。
なんでそんな顔をしてるの?
何があなたをそんなに苦しめるの?
私?それとも他の誰か?
私にはまだわからない・・・
もっと空くんを教えて?
私はあなたを知りたい
私の視線に気付いたのか空くんはこちらを向いて、ニッコリと笑いかけてきた。
「由宇、早く買い物を済ませて帰ろう」
「うん、そうだね」
2人仲よく買い物を済まして、今度こそ家に着いた。