6話
いろいろすっ飛ばした感ありまくりですが、呼んでみてください。
新キャラも登場!!
あれから月日が流れて、夏休み直前の学校。
え?展開が早いって?べ、別に手を抜いてるわけじゃないですよ?
しいて言うなら・・・・・皆様、サーセン!!!
「明日から夏休みかぁ〜」
「どうしたの?浮かない顔してるけど?」
「どんな顔?」
「あえて言うなら、腐ったさばを道端に投げておいたら、車につぶされたような顔」
「ちょ!おま・・・・そんなに酷いか?」
「うん、アニキにでも追いかけられた?」
「うん!違う!というか、アニキ自重しろ」
「アニキ乙」
「なぁ俺の話し聞いてr「それで、そんな顔をしてるわけは?」・・・お前のせいだ」
こんな感じで、夏休み前の学校を過ごしているんだけど、こんな時に限って誰か乱入するんだよね・・・。
「そ〜ら〜!!」
ほらね?私にとっては邪魔でしかないのよ。特に彼は!!
「なんだよ、ヨシズミ」
「いやぁ〜明日から夏休みじゃん?つーか夏休みじゃん?大事なことなので2回言いました」
なにこの人、気持ち悪いくらいにテンション高い・・・・空くんも引いてるよ。絶対。
やっぱり、なにこいつ?的な視線を向けてるし。哀れヨシズミ。
「それで?」
「お前な、夏休みと言ったら・・・・・海!!これしかないっしょ?」
「いや、別に?なぁ由宇」
「え、うん」
いきなり振らないでよ。ビックリしちゃった。
「それでさ、よかったr「由宇〜?夏休みのことで話があるんだけど」・・・俺の話しをキケェェェ!!!」
「うるさい!!」
バキ、ドス!
「あ、あ、あ、ハウマッチ?」ドサ・・・・
「これで邪魔な奴が消えたわ」
「まぁいつものことだしな。こいつが悪い」
「それで、夏休みのことって?里美」
さっき、ヨシズミくんを殺した(殺してないからね?)この子は、佐藤里美。
私の友達。それと、里美の後ろに隠れてるのが、実谷美紅。
「うん、みんなで海に行こうと思ってるんだけど、行かない?」
「いいよ。美紅ももちろん行くんだよね?」
「うん。私も行くよ」
「そこで、空も呼ぼうかと思ってんだけど・・・」
里美はそう言って、空くんの方を見た。その視線を追って私も見てみると、目が合ってしまった。
海でのことを想像してしまい、顔が赤くなっちゃった。
「ん?由宇どうした?」
「ふぇ!?な、なんでもないよ?」
「そうか?顔が赤いけど・・・」
「気にしないで。・・・・それより、みんなで海に行こうって里美達と話してたんだけど、行く?」
「う〜ん・・」
え?てっきり即答で行くって言ってくれると思ってたのに・・・。
なんだか、少しブルー入ってきた。
「あのさ・・男って俺だけ?」
私じゃなく、里美に聞いてるみたいだった。
「いいや、それだと空が大変だろうから誰か呼びなよ」
「ホントか!?それなら、是非行かせてもらう」
「わかった。それじゃ日時は由宇に言っておくから」
「おーけー」
空くん、行きたくなかったわけじゃなくて、男の子が自分だけだと思ってたから、悩んでたんだ。
なんだか心配して損しちゃった。
でも、これで夏休みの予定が少しずつ立てられる。
空くんともっともっと仲良くなるぞぉ〜!!
さて、女の子2人が登場しました。
これで一応6人グループですね。以降は6人で話しを進めていこうと思っています。
里美は男勝りな女の子。美紅は少しドジな天然っ娘です。