5話
更新が大変遅くなってすみません。
いろいろと煮詰まってしまって・・・・
こんな小説でも読んでくださる方々に感謝です!!
スーパーで買い物を済ませて、家に帰ってきた。
空くんは部屋に行って着替えてくるらしい。
私も着替えてくることにしようっと。
コンコン
「由宇〜?入るぞ?」
ドアがノックされた後、空くんの声が聞こえてきた。
え?入る・・・。
「ちょ、ちょっと待って!!」
ガチャ・・・・・「ごめん!!!」
バタン!!
勢いよくドアが閉まり、私は部屋の中で呆然と立っていた。
「み、み、見られちゃった・・・・」
落ち込んだ。
一方、空はというと・・・
「やべぇ・・やっちまった」
少しだけさっきのことを思い出す。
ブラウスを脱いでいる最中だったんだろうな、肩から白いきれいな腕。
何気にあった胸・・・・。ピンクか。
「って俺は何を考えてるんだぁぁ!!」
一人悶絶をしていた。
戻って由宇は・・・
もう見られちゃったのは仕方ないから、このまま悩殺しちゃおうかな?
前向きおK!!
時は進んで、夕飯を食べ終えて・・・。
「由宇、ごちそうさん。俺が洗い物するから、休んでてくれ」
「え、いいよ?私がするから」
「いや、作ってもらってんだから、このぐらいさせてくれ」
「そんなこと気にしなくてもいいよ?」
「でもなぁ〜・・」
「私に任せて、空くんのほうこそ休んでて」
「う〜ん・・・」
両者一歩も引かないまま、このままループしそうな雰囲気。
「私がやるから」
「いや、やっぱ俺がするよ」
「私が」
「俺が」
「私が」
「俺が」
「「・・・・・・ぷ、あははははは」」
「じゃあ俺は由宇に甘えて休んでおくよ」
「うん、ありがとう」
由宇はそう言って、ソファに腰掛ける空を見ながらキッチンに入っていった。
なんだか、何の変哲もない日常だけど・・・私はこんな風に笑いあえるのが好きだなぁ。