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青春を駆ける少年刑事  作者: 妖狐
~第一話~少年刑事現る!?
15/56

10.終わりの始まり

ビーッビーッ

[北蒼葉通りの銃砲店近くにて銃声と悲鳴が聞こえたとの通報がありました。犯人は銃器を持っている可能性がある、十分注意するよう。]

白パトの無線機から音声が流れる。

「お、近いから行くか。」

自動車警ら隊の宮川は華麗な手つきで初代レオーネセダンをスピンターンをさせると北蒼葉通りに向かった。


北蒼葉通りに入ると明らかに飛ばしている水色のサニトラが目に入る。無線機を取り

「北蒼葉通りにて水色のサニートラックを発見しました。ナンバーはあおば45 と32-10一連の襲撃事件と同じと思われます。」

逃走車はそのまま青羽根谷へと逃げ込んだ。直線道路でアクセルを踏み込んでいるが、なかなか車の差は詰められない。

「馬力差結構あるはずなんだけどな。もしや、エンジンいじってあんな。」

と、独り言を言いながら追跡していると、サニトラのリアのふたがパコッと開いた。

「なんだ!?」

そこを見ると、ババババババ、ババババババと機関銃(マシンガン)が火を噴いた。

「うわっ。」

ガラス一面にヒビが入る。

レオーネは道を飛び出し、砂山に乗り上げて横転した。

横転した衝撃でヒビの入っていたガラスが割れ落ち、単灯の赤色灯が潰れる。

宮川は無線機を取り、

「こちら警ら隊の宮川。マシンガンに撃たれ横転。追跡不能です。」

犯人との最終決戦が始まったのだった。

次回は第一章の最終回です。

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