喧嘩
帰る準備が終わって帰りの会をしてる時
「今日、一緒に帰らない?」と有輝に誘われた。
「いいよ〜」と後から聞きなれた声がして振り返ると雪菜が居た。
「なんで先に答えるのー??」
「だって彩乃が答えるのは断るんでしょ?亜美と雪菜と帰るからぁ。とか言ってさぁ。」
「わかったょー。今日だけ帰るょー・・・」
私は大きなため息をついた。
「ため息つくと幸せにげちゃうよ??」
「もうあなたのせいで逃げてますからぁ・・・」
「何??それひどくない??」
有輝は苦笑いして言った。
「ホントの事でしょ?いつもいつも話しかけてきて・・・一緒に帰ろうとか・・・私達そんなに仲良くないのにさ・・・毎日疲れるんだって・・・・」
私は有輝の気持ちも知らずに言ってしまった。
「ごめん・・・彩乃がそんなに嫌がってるとは思わなかったんだ・・・ホントにごめんな・・・。俺・・・先に帰るね・・・また明日学校で・・・」
有輝はすごく悲しい顔をして帰って行ってしまった・・・。
有輝の事を考えながら家に帰った。
「ただいまー・・・」
「「おかえりー♪」」
お母さんと有輝のお母さんが仲良く話しをしていた。
私はなんで仲いいんだろう・・・と思いながら自分の部屋に行った。
ベットの上でごろごろしながら携帯を開いてアドレス帳にある有輝の番号を指していた。
【今日はごめんなさぃ・・・言いすぎました・・・】
と打って送信した。
いくら返事を待っても返事は来なかった・・・。
次の日の朝になってもこなかった・・・。
有輝の事を考えながら学校に向かった。
すると有輝はもう学校に来てて友達と話をしていた。
「「彩乃おはよ♪」」
亜美と雪菜だった。
「おはよ」
と言って自分の席に向かった。
私が自分の席に座ろうとしたら有輝が立ち上がってどっかに行ってしまった・・・。
「やっぱり昨日の事怒ってるんだ・・・。」
私は誰にも聞こえないくらいの小さな声で言った。




