2人のやりとり
アド交換した夜
〜♪〜♪メールの新着のメロディーが鳴った。
送信者は有輝だった。
メールを開いてみると
【今日はありがとうな!】と書いてあった。
私はすぐに【ぅぅん♪いいよ。】と返信した。
返事はすぐ帰って来た。
【今日は疲れたからもう寝るな!また明日学校でな】
【ぅん♪おやすみ】と送ると返事は返ってこなかった。
次の日いつも通り起きると少しだるかったので1時間目は学校に行かないで2時間目から行くことにした。
有輝と亜美と雪菜と先生には2時間目から行くと伝えた。
1時間家で休んだら少しよくなったので学校に行く準備してると
ピーンポーンと家のチャイムが鳴った。
誰かが来たのだ。
家には私しか居ないので私がでる事にした。
出てみるとそのに息を切らして立って居たのは有輝だった。
とりあえず有輝を家の中に入れた。
「なんでここにいるの?なんで家知ってるの?」と聞いてみた。
すると「俺の家と彩乃の家が近くだから知ってる」と有輝はあっさり答えた。
「で、なんでここに居るの?」と聞くと
「学校抜け出してきた。」と答えてきた。
「なんで抜け出したの?」と私は聞いてみた。
「だってお前体調悪いって言ってただろ?学校来る途中に倒れたら大変だろ?だから抜け出したんだよ。」と答えてくれた。
有輝・・・ありがとう・・・心の底からそう思ったよ。
「ありがとう!」
「じゃあ今から学校に行こう。」と言って私の腕を引っ張って行った。
学校に着いて教室に入ると前から「「おはよ。大丈夫??」」と聞こえた。
どこかで聞いた声だなと思ったら亜美と雪菜だった。
私は「おはよ♪大丈夫だよ♪」と答えた。
「ならいいんだけどさ〜♪」と亜美が言った。
キーンコーンカーンコーン
「チャイム鳴ったから座ろ〜」と雪菜が言った。
「うん♪また後でね」と言うと亜美と雪菜は笑顔で頷いてくてた。
授業が始まってもずっと有輝と話していた。
私はいつの間にか有輝と話してると自然と笑顔になっていた。
「お前、笑顔可愛いな!」有輝は笑顔で言ってくれた。
「な・・・何言ってるの。」と言ってしまった・・・。
私は内心嬉しかった。
「お前、顔赤いぞ?」と有輝が言った。
「有輝のせいで赤くなったんじゃん!」と怒った口調で言ってしまった・・・
「ごめん・・・」と焦った顔をしてすぐ誤ってくれた・・・。
「いいよ♪」と笑顔で私は返した。
そんな事を話してると授業が終わって皆が帰る準備をしてた。私も急いで準備をした。