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ペアリング  作者: 捺未
1/5

出会い

いつも通り彩乃は学校に行く。

今日は準備が早く終わったのでいつもより家を早めにでる事にした。

学校に着いて教室に入ってみるとまだ誰も居なかった。

早くきすぎてする事がなかったので廊下をうろうろする事にした。

一人で歩いてると向こうから男の子がこっちにむかって歩いてくるので近くに行って顔を見てみるとこの学校では見たことがない顔だった。

身長は多分170cmはあるだろう・・・顔はクールで綺麗に整っていた。


私は普通にその人の隣をすぎようとしてすれ違うとその男の子は「待って。あんた何年?」と声をかけてきた。私はとっさに「あんたに、関係ないでしょ!」と言ってしまった・・・

その人は「なんだよこいつ・・・何年か聞いただけなのに!」と行って歩いて言ってしまった・・・

私は教室に向かう時あの人の事を考えていた。「なんであんな事言ってしまったんだろう・・・」とつぶやきながら歩いていた。でも同じ学年じゃないからもう会うことはないだろうと思って教室に戻ると私の親友である亜美と雪菜が来ていた。


廊下であった事を2人にはなす。

すると亜美が「今日うちらのクラスに転入生が来るらしいよー。」と言った。

彩乃はあの人のことを思い出した・・・。あの人じゃないよね??

そんな事を思っていると雪菜が「その転入生ってもしかしてその人かもね。」と笑いなが言い出した。

亜美が突然「でももしホントにその人がこのクラスに転入してくるなら彩乃の隣の席になるんじゃない??」と言った。

「えぇ!やだよー・・・」と彩乃が言った。

でも亜美がそう思うのは当たり前だと思う。

隣の人が居ないのは私だけだったから・・・。

そんな事を話ているとチャイムがなった。

チャイムと同時に入ってきたのは担任だった。

「今日は転入生が居る。」と担任は言った。

ホントだ・・・亜美の言う通りだ・・・・。

「中島入れ!」先生の声で転入生が入ってきた。

嫌な予感が的中したのだ・・・。

朝、廊下で会った人だ・・・。

「はじめまして!神奈川から来た中島有輝です。よろしくお願いします。」挨拶と同時に拍手が湧いた。私も一応拍手をした。

「中島の席は窓側から2列目の4番目の席だ。」先生は言った。

窓側の2列目の4番目の席って・・・私の隣の席じゃん・・・。

そう思ってるとそいつは隣に座っていた。

「お前、1年だったのか」と言って来た。

私は「ダメ??てかなんで隣なの?!」怒った口調で言う。

「ダメじゃないけど俺に言われても困るんだけど!てかなんでそんなに怒ってるわけ?俺なんかしたか?」

「べつにしてないけど。」と答える。

「なら普通にはなさね?隣の席なんだから仲良くしね?」と言ってきた。

「ぅん!ごめん・・・よろしくね」と言った。

「おう!お前、名前は?」と聞いてきた。

「彩乃・・・坂本彩乃・・・」

「彩乃かぁ・・・可愛い名前だな・・・」

「あ・・・ありがとう。」少し照れながら言った。

「じゃぁ彩乃って呼んでもいいか?」

「うん!いいよ!じゃぁ私は有輝って呼ぶー♪」

「おう!」

2人で話してるうちに1時間目が終わって休み時間になった。

休み時間になるといつものように2人は私の机の前に来た。

すると亜美は私の耳元で「朝話してた人って中島君?」と笑いながら聞いてきた。

私は「うん!」と答えた。

隣を見てみると女子がいっぱい居て有輝が囲まれて居た。

有輝がモテルのも分かる。

スタイルがよくて顔もかっこよくて・・・。

今日一日はそんな事を考えたりする繰り返しだった。

授業が終わって帰る準備をしていると「お前、何部??」と聞いてきた。

「バレー部だけど。なんで?」と答えた。

「バレー部って男子でもあるの?」と聞いてきた。

確か、あったはずだと思ったので「あるよ」と答えた。

すると「じゃぁ男子バレー部に入るわ!」

私は一瞬えぇ!と思ったけど有輝が入りたいなら別にいいかなと思ったので練習してる体育管に連れていった。


「ありがとう。一応アド交換しねえ??」と言ってきた。

「別にいいよ。」と私は答えた。

交換した後じゃぁねと言って別れた。




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