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異世界に来た俺のチート戦記  作者: もっけ
第0章 (過去編)
4/33

③、~料理と探索~

一気に日にちが過ぎました。

後、自分の趣味で料理の話入れちゃいました!

 異世界に来て今日で30日、1ヶ月がたった。


 俺はいつも通り、朝日で目が覚めて準備をする。

 今日の朝食は、【イエローホーンラビット】(角が生えていたウサギを自分で命名した。また、色は頭につけることにした)を蒸して、ある程度の厚みを保って切る。

 そして、皿に野菜の上に置くように盛り付ける。


 いつもはここで終わるが、今日は続きがある。


 それは、一昨日拾ってきた木の実だ。

 木の実をつぶしながら水を少しづつ加える。

 よって出来たのが、木の実ソースだ。

 それを丁寧にかけていく。


「出来た、《ウサギ肉の野菜挟み木の実ソース添え》俺なりに頑張ったな」


 味はどれどれ……、うまっ!

 イエローホーンラビットの肉はとても柔らかく肉汁があふれ出る。

 けど、肉汁をしつこくしないようにシャキシャキした野菜と、

 少し酸味と苦みがある木の実ソースが抑える。

 ……やばい、ご飯が欲しい。

 まあ、毎日思っているけど。こっちに来て悲しい事はそれくらいかな。


 そう思えるくらいに俺は、此方に世界に慣れてしまった。

 日本の生活も悪くなかったが、毎日授業を受けて、

 なんとなく友達と遊んでの繰り返しだった。

 悪くはないが、……退屈だった。



 ……え、こいつ高校生だったの!? と思った皆さん、

 俺は高校3年生ですよ! 受験生ですよ! これは関係ないか。


 まあ、とにかく俺は1ヶ月でこちらの生活が気にいってしまったわけだ。

 ……時間も時間だし、出かけるか。


 この頃分かったのは、小屋を出て東に行くと魔物は弱くなり、西に行くと強くなっていく。

 よって今日は、西の深くまで行ってみる。

 すぐに準備して俺は小屋を出た。




「さて、どんな敵がいるかな~」


 結構深くまで来ると、いくつかの殺気が感じれるようになった。

 小屋の周辺の奴らは俺を見ると逃げるまでになっていた。

 だからこんな殺気を感じると血が沸く。


 ……だいぶ変わってきたでしょ。

 自分でも思うよ。恐いね慣れってやつは。


 そんな感じで奥まで進むと、さっそく現れた。


「【イエロースチールホーンディア】か」


 鉄の角を持つ黄鹿だ。あの角で突かれたら即死だな。

 そしていつの間にか3匹に増えていた。


「まあ、これぐらいは楽勝だな」


 剣を構える。けど、3匹は動かない。

 俺を動くのを待っているんだろう。


「望み通り俺から行ってやるよ!」


 走って近づく。3匹は構える。


「行くぜ! 突撃、四ノ型――《ストライクシュート》」


 剣先から、魔力が飛ぶ。

 その魔力は剣の突きの形をしていた。

 鉄角黄鹿イエローホーンディアの1匹を貫くように当たる。

 2匹は驚くが、かたきを取るように角で突いてくる。

 俺はそれを受け流す。そして、とっておきの技を使う。


「我流剣術、三ノ型――《フォ・トリターリィ・ア・フェスタ》」


 乱雑に、だが、華やかに剣を振りまわす。

 そして、しっかり急所には入れていく。

 二匹はすぐに絶命した。頑張って作った甲斐があった。


「よし、今日はこれを飯にするか」


 俺が帰ろうとすると、獣の声が聞こえる。

 犬の様な遠吠えだった。

 襲われているかもしれないと思った俺は、

 声が聞こえた方に向かった。



 弱肉強食? そんなの関係ないさ。


 なんで? うん、それは



 ……犬好きですから。


 ……かわいいもん。



犬は可愛いよ、うん、可愛いよ!

と言うわけで、次は救出の話です。

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