⑬、大会終了
大会も終わり、現在、表彰式が行われている。
高さがそれぞれ違う、三つ連なった台に、俺とクレアとマルフォードが登っている。
さっきまでで、俺とマルフォードの表彰はもう終わった。
『今大会の優勝者の表彰を行いたいと思います』
みんな静かに見守っている。
『今大会の優勝者、アルフェア王国、クレア・シャルロット王女です! おめでとうございます!』
周りから盛大の拍手が送られる。 そのお返しに、クレアは皆に手を振っている。
解説者のモニョさんは、締めに入る。
『今大会はいろいろとハプニングが起きました。 しかし、今まででの大会の中で、最も盛り上がりとな
りました! それも、大会に出場をしてくれた選手の皆さんのお陰です! たびたびに拍手や歓声を送ってくれた観客席の皆さんのお陰です! 今日は本当にありがとうございました!』
その言葉に盛大な拍手が送られた。
俺も拍手していると、クレアに話しかけられる。
「今日は一日ありがとうございました」
「いやいや、此方こそありがとう」
「それと、タルトスの件で一度、城に一緒に来てもらいたいのですが、よろしいでしょうか?」
「了解です」
俺はそう言ったら、クレアが手を差し伸べる。
俺はその手を取った。
その瞬間、
「うわああああああああああ!!!!」
俺は、得体の知れない物に頭の中で襲われた。 そして、俺はそのまま気絶した。
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赤いローブを着た者、メルは主に告げる。
「タルトスに星の力をあげましたが、やはり、殺されました」
主は大きくため息をつく。
「まったく、全然だめじゃないか、グレイがいるにしても、姫様に怪我を負わせるぐらいはしないと」
青のローブを着た者は、慌てて頭を下げる。
「すいません! まだ、使うべきでは有りませんでした……クッ、全ての元凶は」
そこまで言うと、奥から黒のローブを着た者がやってくる。
「おいおい、俺のせいにするのかよ」
黒のローブを着た者が呆れた声で言うと、青のローブを着た者は噛みつくように言う。
「そうだ! お前があんなものを俺に渡して、推薦させるからだ!」
「うるさい! コールは落ち着け!」
メルに怒鳴られ、青のローブを着た者、コールは口を閉じる。 さらにメルは言う。
「お前もだ、挑発を誘うんじゃない、モニョ」
黒のローブを着た者、モニョは軽い返事をして何処かへ去ってしまう。
そこで主が言葉を発する。
「まあいい、まだ時間はあるんだ。 これから頑張ればっていこう」
「「ハッ」」
1章はここで終わりです。




