プロローグ
まずはこの小説を見ようとして頂き、本当にありがとうございます!
俺、高橋灰色は異世界に居る。
そして現在、魔物に囲まれている。
ざっと100は、いるだろう。
最初は戦うのに手間取っていたが、いまでは楽勝だ。
「さて、始めるか」
その声と同時に魔物達は襲ってくる。
俺はまずは避けて、手に持っている剣で斬る、の繰り返しをする。
少し減ってきたところで、隙を見て高く空に飛ぶ。
「雷撃よ、乱雲轟き大地を奔れ、《ライトニングボルト》」
ランクが1~10まである魔法のランク7の魔法を放つ。
大地の上にいた魔物たちは一掃される。
しかし、それでも残って魔物は二匹いた。
赤いベヒーモスと赤いキングコングだ。
この世界の魔物の強さは色で決まっているらしい。
弱い順に、緑→青→茶→黄→灰→橙→赤→紫→黒→白 となっている。
なので、四番目に強い奴らが残っているってわけだ。
「剣術でサクッとやるか、突撃三ノ型――《クイックストライク》」
身体と剣を魔力で包み、迅速な速さで突撃し、赤のベヒーモスを貫く。
ベヒーモスは絶命し、倒れる。
しかし、その時を待ってたかのように赤いキングコングは、渾身の一撃の拳ふってくる。
「ふん、斬撃一ノ型――《パワースラッシュ》」
剣だけを魔力で包み、そんな剣を振り、キングコングの拳を切断する。
「ッ!?」
なくなった拳をみて驚いているようだ。
けど、俺は待つほど甘くない。
「我流剣術四ノ型――《夜桜》」
四回高速で振った剣からは、四つの夜色の斬撃波が飛ぶ。
身動きも出来なかったレッドキングコングの身体を通り過ぎて行く。
その後キングコングの身体は、八つの肉塊となった。
「ふう、終わったな」
この通り、俺は異世界に来た事によってチート性能持った。
何故これたのかはよく分からない。
思い出そうとしても思い出せないのだ。
でも、結構楽しい世界なので、すぐになじめた。
けど、この強さになるまで半年かかった。
今から少し、強くなるまでの話をさせてもらう。
最後まで見て頂きありがとうございます!!
どんなに厳しい事でもいいですので、
感想をもらえたらとても嬉しいです!
追記
※0章では、色々と詳しい事を書いています。
1章では、それを簡単に説明していますので、
1章から読み始めても大丈夫です。