今日からあの娘に絶対服従宣言♪
季節は春。高校二年に上がって間もなく、岬太陽は恋人こそ居ないものの毎日を楽しく充実した毎日を送っていた。 馴染みの友達、新しいクラスメイトと触れ合い、新クラスの親睦会を控え益々それを実感していた。 そんな俺ですが……本日、お亡くなりになりました。 見知らぬ少女を助けようとしてトラックと衝突したところまでは覚えている。 目を覚ますとそこは病室。そこに寝たきりの自分自身、そして誰にも届かぬ己の声。そこでふと気付く……もしかして俺死んだ? 俺幽霊? そこに現れたクラスメイトであり校内でも有名なクールビューティー、氷姫こと阿久津莉奈は言う。「私は霊術師。私はあんたを生き返らせる事が出来る存在」 聞き慣れない言葉と死んでしまったことに混乱する俺をよそに阿久津は霊術師や自分の置かれた状況について淡々と説明を続ける。 とりあえず俺は完全に死んでしまったわけではないらしい。 そして阿久津は一人前の霊術師になる為にある試験を受ける必要があることだけは辛うじて理解した。その為にしもべとなる霊魂を探しているとのことだ。 そして、「アタシと契約をしない? それを全うすれば生き返らせてあげるわ」 そんなわけで生き返る為にワガママ毒舌自称霊術師のしもべとしての生活が始まった。
【プロローグ】 アイ アム デッド
2012/10/29 22:30
【第一章】 ご主人様はクラスメイト?
2012/10/29 23:11
(改)
【第二章】 一つめの課題と亜蘭師父
2012/10/30 22:40
(改)
【第三章】 二つめの課題と女湯突入劇
2012/11/02 22:18
【第四章】 三つめの課題と眼鏡少女
2012/11/04 00:01
(改)
【第五章】 四つめの課題と神様と豆電球
2012/11/07 18:00
【第六章】 最後の課題と魂の奇跡
2012/11/09 23:41
【エピローグ】 絶対服従宣言
2012/11/10 23:15