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『余白の書は運命を補足する』

作者:さざなみ
最新エピソード掲載日:2026/02/18
禁書として転生した“俺”は、本文(運命)を書き換えられない。できるのは、余白に一文だけ――「補足」を置くこと。世界はその補足を矛盾なく成立させるが、そのたびに俺は記憶を失っていく。

禁書を拾った少女ミラは、文字が読めることを隠して生きてきた。追われる彼女を助けるため、俺は初めて余白を開く。救えば救うほど、俺は薄くなる。触れれば筆者となり代償を背負うため、ミラは「書かない」と誓うが、運命は待ってくれない。

なぜ禁書は生まれ、誰が禁書を狩るのか。失っていく記憶の先に、俺が「自殺した」と確信している理由がある。本文の外側でしか戦えない二人は、補足で世界を救えるのか――それとも、救った分だけ自分たちが消えていくのか。
第1章 禁書の拾得
第1話:余白の書
2026/02/15 21:32
第2話:代償の輪郭
2026/02/15 23:06
第3話:値踏みの灯り
2026/02/15 23:45
第4話:三息の闇
2026/02/16 20:17
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