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RAINTOWN マイア編  作者: きゅきゅ
30/37

25日目(1) 大事件

 一週間ほど、似たような日々を過ごした。


 炎パンチとか炎パンチとか炎パンチとか…。一応まだ、ステータス返せっていう怒りをぶつけてるけど…自業自得だし、どうせ返してもらえないと思うし…これは自分への怒りだね…。


 ステータスは挽回とは行かないけど、少しは上がったよ。順調に行けば、あと二週間くらいで元通りかな?



◇◇◇◇◇



「はあ…氷結パンチ…うまくいかねぇ…」


 鍛錬前、珍しくシーラがため息をついてる。


 ターシャが心配して言った。


「シーラちゃん…毎日ボロボロでしょ?コーチにやり方変えさせてもらったらどうかな」


「なんの!あたしは負けねえ!あきらめるなんざ!あの鬼コーチに負けを認めるようなもんじゃん!」


 いや…勝ち負けじゃないと思うんだけど…。


「毎日ボロボロにされても頑張るなんて、ほんとシーラはすごいねぇ」


 私が言うと、シーラはあっけらかんと言った。


「いんや。あたし、恐怖心ってもんがあんまないんだよなー。痛ぇーのはヤダけど、余計に負けるもんかって気分になるね!」


 そうなのか!それってつまり…生まれつきの基礎パラメータの恐怖心が少ないってことなのかな!?


「恐怖心が少ないなんて、いいなぁ!私もそうなりたいよ」


 私が羨ましがると、テレサが首を振る。


「…シーラは恐怖心が少ないせいで成長が遅いと言われてる」


 そ、そっか…その問題があったか…。私から恐怖心をなくしたらきっと本当に永遠に出所できないや…。


「あ!ウェンディに〈悪魔の生け贄〉を演奏してもらえば?すっごい怖いよ?」


 私の提案に、シーラはちょっと考えあぐねてる。


「うーん…あたしとしては正々堂々行きたいからなぁ。自分でバフできたらとは思うけど…」


 ウェンディが、ひょっこり顔を出した。


「あのぅ…よかったら、演奏させてくれない?」


「ん?いいけど…何でわざわざ?」


 ウェンディがもじもじしながら言った。


「この前…コーチの前で演奏したら、全然怖くないって言われちゃったんだぁ…。それで、私、表現力磨きたいの。シーラさんが、恐怖心少ないなら、時々聞いてもらえたらなぁ…と思って…」


「ほほーう?鬼コーチが?アイツ恐怖心なんかカケラもなさそうだもんなー!落ち込むなよ、ウェンディ!よし、あたしで試してみな!あたしもその、悪魔のなんちゃらっての聞いてみたいし!」


 シーラは、コーチと聞いて、俄然やる気が出たみたい。コーチに対抗心燃やしてどうすんの…。


 ということで、鍛錬の時間が始まった。


 私はいつも通り、トゲタローと修業。


『隙だらけだぞ!』


『そこで左に回避だ!』


『集中力切れてんぞ!一旦休憩!』


 師匠っぷりに磨きがかかってます、はい。


『はーあ。飽きた!音楽聞きに行こーぜぇ』


 しょうがないなぁ、もう…その辺の魔獣に火の玉撃ち込んどくか…。


 お、割と近くにシーラとウェンディがいた。ウェンディは〈悪魔の生け贄〉を演奏しながらガタガタ震えてるけど、シーラは…?


「ククク!たしかに怖ぇ曲だな!ゾクゾクするぜ!」


 いやなんか、トゲタローみたいに、自分が悪魔みたくなっちゃってない…?


「なあウェンディ?氷の曲ってねーの?」


「氷の曲?んー…あ!あるよぉ!」


 ウェンディが演奏しだした。ちょ…禁止されてるじゃん…二人とも忘れちゃって…。


「おおお!?この曲!クールだ!ありのままのあたしって感じ!?いいねぇ!!」


 シーラはノリノリで氷結パンチを繰り出した。


「おお!いい!いいぞー!冷え冷えのキンキンだー!なんか、コツつかめそうっ!」


 看守が気付いて、近づいてきた。あちゃー!


「演奏をやめろ!」


 ウェンディは演奏に夢中で気づかない。シーラが戦いながら看守に言った。


「うるせーな!何だよ!?」


「恐怖の曲以外は演奏禁止だ!コイツ…何回懲罰を受けても学習しないな!」


「あーあー、つい忘れてて、あたしが頼んじゃったんだよ。あたしのせいだ、ごめん、ウェンディ」


 シーラの言葉を聞かず、看守は何かの魔術を使いだした。魔法陣が展開され、近くの魔獣に光が飛んだ。え、何?


 すると魔獣の目の色が変わり、鋭い雄叫びを上げた。ブチ切れた!?


 看守が赤い光をウェンディに向けて飛ばした。ウェンディに赤い印がついた。ウェンディはようやく異変に気付いて、わけがわからずポカンとしてる。


「囚人番号Wd42333、罰を受けろ」


 ブチ切れ魔獣がウェンディに襲いかかった!シーラが咄嗟に、雷撃を落とす。魔獣はマヒして痙攣した。


 シーラは看守に掴みかかった。


「てめえ!何考えてんだ!あたしが悪いんだって言ってんだろ!?」


 看守がシーラを殴り飛ばした。


「禁止された雷撃を使ったな。助け合いも禁止だ。その上、看守に掴みかかるとは。このクソガキ、いい気になりやがって!地獄を味わわせてやる!」


 シーラにも赤い印がつけられた。看守は他の看守に合図を送った。看守たちが大きな魔法陣を展開させる。えっ何!?


 周りにいた10匹ほどの魔獣たちに、魔法の光が宿った。その中には、トゲタローも含まれている!


『グググ…命令実行…』


(ト、トゲタロー!?どうしたの!?)


 トゲタローは答えない。魔獣たちがいっせいに雄叫びを上げた。耳をつんざく雄叫び。


 魔獣たちの目の色が変わってる!ブチ切れてる!トゲタローまで!?


『標的…Wd42333, Sh56517』


 な!うそでしょ!!??


 10匹の魔獣たちがいっせいにウェンディとシーラに襲いかかる!冗談じゃない!!


(トゲタロー!!あんただけでも正気に戻って!!)


 だめだ!反応しない!


 シーラが襲いかかる魔獣に雷撃を落とした。


「おっと忘れるところだった。もちろん雷撃は禁止だ」


 看守が新たな魔術を使い、シーラに光の鎖が巻き付いた。


「うっ!クソッ!!雷撃が使えねぇ!!」


 ブチ切れ魔獣たちがウェンディとシーラに噛み付いた!


 私はブチ切れ魔獣の群れに突っ込んだ!


「ふざけんなあああっ!!!」


 最大限の炎を両拳に発火させ、凝縮してさらに強く激しく変化させる。

 私はブチ切れ魔獣たちに当たり構わず炎パンチを食らわせていった。こんなへっぽこな私でも、少しは魔獣にダメージを与えられるはず。コイツらの注意が私に向いてくれさえすれば!


 けれど、私の願いも虚しく、魔獣たちは私に見向きもしなかった!10体の魔獣たちが次々にウェンディとシーラに襲いかかる。


 クソクソクソクソッ!!何だよコレッ!!こんなこと許されるか!!ふざけんなぁぁっ!!


 感情が暴走する。体中の血が沸騰する。ダメだ冷静になれ!魔力暴走は、誰かを巻き込む危険があるって言われたじゃないか!!私の暴走した攻撃がウェンディやシーラに当たったらどうすんの!?


 噛み付かれ、振り回され、投げ飛ばされる、ウェンディとシーラ。


 私は!私は何もできないのか!!二人がこんな理不尽な目にあってるのに!!


 そうだ、注意、注意さえこっちに向けられれば!!今は感情が暴走しかけてる。今なら!


 私はあの魔法に全部の意識を集中させる。


「魔獣どもぉぉっ!!お前らの相手は私だぁぁっっ!!かかって来やがれぇぇぇっっ!!!」


 魔獣会話の魔法が、ブチ切れ魔獣たちに、届いた!


 10匹の魔獣の目が、いっせいに私を捉えた。再び鋭い雄叫びを上げ、いっせいに私に襲いかかって来た!!


「やった!!けど、全員来るぅ!?」


 ヤババババ!!炎パンチ炎パンチ炎パンチ!!!って、さばき切れるわけなーーーい!


「てめぇらぁぁぁあ!!正気に戻れぇぇぇ!!特に、トゲタローぉぉぉ!!てめぇ許さーーん!!!」


 ちょうど私に噛み付こうとしていたトゲタローが、ハッとした。


『…ん?…どうなってんだ?』


「てめぇ!遅いんだよぉぉっっ!!」


 他の奴は正気に戻ってくれない。もう!どうしようね!?


 ゴオオオオオッ!!


 大きな竜巻!魔獣たちを巻き込んだ!!ウェンディだ!ありがたい!


 でもまたすぐにブチ切れ魔獣が飛びかかってくる。あれ、でもなんか、動きが鈍くなってる!?


「あたしの氷結の魔力を、ウェンディの風魔法に送り込んだよ!!」


 振り向くと、傷だらけのシーラとウェンディがいた。そんな連携技が!


 霜がついて鈍くなった魔獣に炎パンチを食らわせた。もう一匹にも!うわ、ダメだ、どんどん来る!一旦離れて、また氷結風を送ってもらう。何匹かに避けられた!


 来る!


 ガツンッ!


 結界!!?テレサの結界だ!


 次いで魔獣たちに泥の雨が降る。魔獣の目が泥で覆われる。ターシャの魔法だ!


「助かる!皆ありがと!!」


 異常に気付いた囚人たちも、ブチ切れ魔獣を攻撃してくれてるみたい。何とか気を引こうとしたり、動きを止めようとしたりしてくれる。


 それでも私へのロックオンは解除されない。どんなに皆が助けてくれても、常にニ、三匹に囲まれて攻撃される。ブチ切れ魔獣の攻撃は普段とは比べ物にならない! 



 私はどんどんボロボロになっていった。9体の魔獣にボロ雑巾みたいにされて、私は魔力切れの前に気絶した。




◇◇◇◇◇




「ギャアアアアアアアッ!!!」


 ものすごい悲鳴で、ギョッとして目覚めた。


「うるさいぞ!大した怪我でもないくせに!」


「スキャンしろ!」


「脳に何か…わからない」


 治療室にすごい悲鳴が響き続ける。何!?重症患者!?


「うるさい!集中できないだろ!静かにしろ!」


「鎮痛魔法も鎮静魔法も…効かない!?」


「コール先輩!ちょっとお願いします!」


 私の治癒をしていたコールが呼ばれた。重症患者が近くに運ばれて来た。

 ん!?悲鳴を上げて暴れているのは…シーラ!?


「シーラ!シーラ!?どうしたの!?」


 私は体が動かなくて、なんとか顔だけ向けてシーラを呼ぶ。シーラは依然、ひどい悲鳴を上げながら暴れている。顔は苦痛に歪んでる。何でこんな…!?


 コールがシーラを魔法でスキャンしてる。


「痛覚異常だ。脳に異常が起きてるな…これは…電流?微弱電流が流れ続けている…なぜこんなことが?」


 痛覚異常…だからこんなに痛がって叫んでるんだ…!電流って何で…!?


 どこからかテレサが足を引きずって来た。


「看守がシーラに懲罰した後、自分自身に雷撃するよう命じた!あいつらのせいだ!」


 な、何だって!?ひどい!!私が魔獣の相手をすることになったから、結局もう一度シーラに懲罰をやったのか!クソッ!!


 コールがため息をついて、指示を出す。


「クルール先生に連絡を。それまで私がなんとか脳の治療を試みる。これ以上暴れないように拘束。薬剤での麻酔も試せ。傷口多数、出血多量。輸血は魔術で。消毒も薬剤でなく魔術で。痛覚異常だからなるべく痛みを与えないように。骨折は…」


 おお、コールはこういう時、頼もしいな!


 そこへ、最悪のヤツが現れた。


「ちょっとっ!うるっっさいんだよっ!!誰よ騒いでんのは!!」


 ショッキングピンクの鬼畜主任だ!何でこんな時に!酒でも飲んでろよ!…って、酒くせぇ…マジでクズだ。


 コールが舌打ちして、「誰か喉に消音の魔術を」と指示を出した。


 主任がシーラに近づいてきて、治癒師の一人を蹴った。


「散りな!囚人一人に寄ってたかってんじゃないわよっ!」


 治癒師たちが戸惑いながら後ずさる。コールがシーラの頭に治癒をかけながら意見した。


「主任、重症患者です。早急に対応せねば…」


「ああん!?どこが重症なのよ!?おいお前!!ギャーギャー騒ぐんじゃないよっ!!」


 鬼畜主任がシーラの足を警棒で殴った!


「ギャアアアアアアアアアアアアアッ!!!」


 シーラの悲鳴が一層ひどくなった!


「何すんだ!!シーラは痛覚異常なんだよ!!」


 私が怒鳴るのと同時に、テレサが飛び出した!


「このクズ野郎ッ!!!!」


 テレサが怒鳴り声を上げて、主任に飛びかかろうとした。突然、ガクッと動きが止まる。囚人は看守を攻撃できないように隷属魔術をかけられているからだ。


 テレサは咄嗟にシーラに結界を張った。


 クズ主任はそれを見て嘲笑った。


「キャハハッ!こんなので守れるとでも思ってんの〜!?」


 警棒を一振りして容易く結界を叩き割った。

 

 あんなに簡単に…。囚人と看守の実力は段違いだ…。


 さらにクズ主任はテレサを警棒で殴って床に叩きつけた。


「どいつもこいつもっ!!」


 主任は治療器具のカートから瓶を取ってフタを開けた。


「おらっ!これでも浴びてなっ!!」


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっ!!」


 傷だらけの身体に液体をかけられて、テレサが絶叫する。あれは…消毒液!!


「おらっ!お前もだよっ!!」


 クズ主任が、シーラにかけようとする!!


「やめろぉぉっ!!痛覚異常だって言ってんだろっ!!」


 怒鳴った私をギロッと睨んで、クズは私に消毒液をぶっかけてきた。


「うあああああああっ!!」


 何て痛み!!!魔獣に噛まれるのとはまた違う、染み込んでくる激痛。拷問だ!!


 クズは私を嘲笑うと、またシーラに向き直った。これをシーラにやろうっての!?


 あれ?シーラの悲鳴が止んでる。治ったのかな!?でも顔は苦痛に歪んだままだ。叫んでるように見えるのに悲鳴は聞こえない。


 コールが主任を手で制した。


「主任、この囚人の声は魔術で消しました。静かになりましたのでどうぞお帰りください」


「ああ?アタシに指図しようっての!?」


「脳に痛覚異常があります。これ以上の痛みを与えれば、脳に障害が起きる可能性も…」


 主任はコールも蹴り飛ばした!えええええ!?


「ごたごたうるさいんだよ!後で治せば同じでしょうが。声を消したぁ?キャハハッ!ちょうどいいわ。騒がれずにたーっぷり消毒液をかけられるじゃなぁーい?」


 はああああ!!??


 クズが新しく消毒液の瓶を取り出す。


 嘘でしょ嘘でしょ嘘でしょ!!??


 こんな痛み、絶対に今のシーラに与えるわけにいかない!!!


「やめろぉぉぉっっっ!!!」


 クズが瓶のフタを開けながら、私を見てニヤァッと笑う。ゾッとした。


 何で。何で。何で。何でなんだ?


 わからない、わからないよ。


 何でそんなことする?何でそんなことできる?


 頭おかしいんじゃないのか?いや、おかしすぎるだろう!?


 このクズには、共感性のカケラもないのか!?基礎パラメータの数値0なのか!?


 私なんか、97もあって困ってんのに!!何でコイツは!!

 



 瓶を持った手が、シーラの上に来る。


 ダメだダメだダメだ!!!止めなくちゃ!!!どうやって!!?


 あああああああ!!!感情が暴走する!!!しても意味ない!!冷静になれよ!!なれるかあああ!!


 コイツに共感性が少しでもあれば!!私のいらない共感性の少しでも、コイツにあれば!コイツに押し付けられたらいいのに!!


 何でステータスは譲渡できて、基礎パラメータは譲渡できないんだよ!!


 いや、もしかしたらできるんじゃないか!?ステータス譲渡の魔法だって私が勝手に作り出したんだ!基礎パラメータだって!!


 クルールはできないって言ってたけど、やってみなきゃわかんないじゃん!!


 やればできる!!信じろ!!


 私の共感性、このクズに半分譲渡する!!譲渡しろ!!いけ!!いけぇぇっっ!!




 瓶が、傾けられる。クズが、ニタァと笑う。



 ふざけんなあああああ!!!!何でだ!!何でだよ!!


 そうだ!クルールが、基礎パラメータ譲渡は、脳に危険があるって言ってた。脳を損傷するとパラメータも損傷するって言ってた。


 なら、私の脳を損傷させてやる。もしかしたら、その瞬間、クズに共感性を譲渡できるかも。クズの脳を治癒されたら、元通りだけど。今だけしのげれば、それでいい。私の脳も治癒されたっていい。


 私は、自分の脳に火の魔法を起こした。起こそうとした。


 クソッ!!何でできない!?魔力が足りない!?体内に火をつけるなんて、難しすぎるの!?


 そうだ、体内は水分が多すぎるんだ。魔獣の血を凍らせるって、シーラが言ってた。脳に火なんかつけられないのか!


 あっ!私の脳には、クルールが装置を埋め込んだはず。ショートしたら、爆発するかもって…。


 それだ!!!


「うらああああああああっ!!!」


 共感性っ!受け取れぇぇーーーっ!!!



 ズドンッ!!!

 


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