クエスト
すいません。今回ものすごい短いです。許してください。次回から長くしますんで
捕まるとばかり思っていた海斗は、ホッとして
胸を撫で下ろした。
「いい人だったな。キエリさん。あんなにぶっ飛ばした
のに優しくしてくれて、おまけに色々なこと教えてくれ
て、さらに、旅の資金として、金貨10枚くれたし」
キエリさんはお金のことも教えてくれた。この世界は
銅貨、大銅貨、銀貨、金貨、白金貨と言うものがあっ
って。それぞれの価値は、日本で例えると、下から
10,100,1000,10000,100000
ということだった。
だからキエルさんがくれたのは100000ということになる。
ものすごい大金をかかえた海斗は周りに注意していた。
(どうしよう・・・そう言えば、この身分証、お金貯める
ことできんだっけ)
海斗は金貨10枚を身分証に近づけた。すると、みるみる
うちに、金貨が吸い込まれた。
「お、おおお!」
あまりのスゴさに自然と声が出てしまう。
身分証には残高が書いてあった。
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金貨10
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(よし、これでお金は大丈夫っと。・・・どうしよ
クエスト受けようかな・・・」
海斗は掲示板へと足を進め、その中から
薬草の採取クエストをとった。というのも
自分のランクよりも上のクエストは受けられないからだ
これは。全世界共通らしい。
(薬草20本で銅貨3枚か・・・仕方ない。
地道にあげてくか)
「すいません。これお願いします」
「はい。薬草採取クエストですね。分かりました」
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「ここか、薬草がある場所は・・・・でも・・薬草ってどれ?
・・・そうだ。こう言う時こそスキルの出番でしょ」
海斗は鑑定スキルを開示した。
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雑草
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薬草
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「これだ!!よし。これを20本か。
簡単だなこりゃ」
ヴウウ ヴウウ ヴウウ
「ウワッ!!!・・・焦ったー」
スマホのバイブレーションだった。これでスマホ
に驚かされるのは2回目だった。
海斗はスマホを確認して、今度は何かと思っていた。
そこには
[課金可能になった白金貨10000枚で10連
ランク7一つ確定!]
(たかっ!!!白金貨10000枚ってバカにしてんのか
このスマホ、しかもランク7とか知らねえし・・・・
・・ん?)
海斗はスキルの気配感知に何かが引っ掛かったのに
気が付いた。
何だろうか。この近くにはいる気配がまるでない。
そこへ何やら剣が飛んできた。
(あぶね!!!!!)