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異世界で使える心理学  作者: 板戸翔
隻眼の覇者編
19/24

解離性健忘

 ギバルドは生きる片目を極限にまで見開き、口元から唾液を垂らしながら心の底から恐怖による心の痛みを絶叫で訴えていた。


「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


 絶えず激痛に襲われているのか、ギバルドの叫びは止まらない。叫び出して数十秒後にはしゃがんで地面に手をつきごろんとそのまま横になるが、尚も痛みにのたうち回る。


「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……ああ……」


 叫び続けて二分少々、流石に力加減を考えるべきだったかと幸多の中に罪悪感のようなものが生まれ始めた時、痛みが消えたのかギバルドの絶叫は止み、ぐったりと動かなくなった。


「……ふう」


 ギバルドが気を失ったことを確認し、幸多はギバルドの隣で地に膝をつく。

 終わったと、賭けに勝ったと一瞬気を抜いた、刹那。


「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


「!!」


 眠りについたと思われたギバルドが咆哮を轟かせながら起き上がり、どこか虚空を見つめながら、


「そこかァ!」


 腕を横方向になぎ払い、幸多の胸部に打ち付ける。


「がはっ!」


 流石にこの展開を予期できていなかった幸多はこの戦闘で始めて直撃を食らい、五メートル程空中を飛んでからごろごろと転がると仰向けで停止した。鎧の胸部は粉々に粉砕し、地面に落下した衝撃でヒビが入っていた部分も欠け、鎧は完全に使い物にならなくなった。


「があ……あああ……」


 非常に呼吸がし辛く、幸多は口を精一杯開いて酸素を求める。胸の激痛で肋骨が一本どころではなく何本も折れていることを知った。この痛みは一本どころで済んではいない。なぜ分かるのかは、幸田自身、過去に骨折の経験があるからだ。経験は一度だけ、しかしそれは忘れることのできない惨劇の記憶。

 幸多は知っていた、この痛みを。これよりも酷い地獄を。


「幸多さんッ!!」


 ここまで何度もセラの悲鳴が聞こえてきていたが、今回のは今までで一番大きなものだった。


「幸多さんしっかりしてください! バルガス、もう決着は着きました、早く王城の救護室に運びなさい! そうだ、ブロンズ、あなたの魔術で幸多さんの負傷を、早く!!」


 しかし、セラの命令に二人は動こうとしない。じっと戦場を見つめたまま、幸多は戦闘不能に至っていないと、まだ戦えると言いたげに頑としてその場を離れようとしなかった。


「分かる、分かるぞォ!」


 幸多が悶える中、ギバルドはゆらゆらと不規則に体を揺らしながら直立し、天を仰ぎながら言う。


「匂いだ、俺は普通の人間よりも鼻が効く。これでいつも食料を見つけてた……そうだ、思い出した」


 幸多に対し言っているのか、それともただの独り言か、不明のままギバルドは続ける。


「コロッセオでは使わなかったから忘れていたが、これは俺の武器、生きるための力だった。それは、今も変わらない。俺は勝つ、強いから勝つ。負けねえ、もう逃げたりしねえ。だからーー死ね」


 地面を強く蹴り出し、幸多の元へ迫るギバルド。匂いで場所が分かるという発言の通りに、拳を天に突き上げて迷いなく突っ込んでいく。


 もはや回避行動をとれる状態ではない幸多は、混沌とする意識の中ギバルドの接近を感じ、自分の敗北を悟った。匂いで居場所を掴まれることは完全に想定外、いやそもそも自分の戦略は賭けだったのだから下馬評通りの結果となっただけかと諦めと納得の境地に至っていた。



 ーーよく頑張った。一度も使ったことのない【恐怖の魔術】を一発で成功させて、王宮専属魔術師としては上々じゃないか。きっと皆……セラも笑顔で自分を迎えてくれる。よく頑張りましたって、きっと言ってくれる。



 だから、だからとーー幸多は痛みを噛み潰すように歯を食いしばり、懸命に腰のベルトに手を伸ばす。


「だから、まだ死ねない!」


 諦めても、敗北に納得しても、死ぬわけにはいかなかった。自分はまだ死んではいけない。

 絶対に生きる、活きて生きるんだと幸多はーー引き抜いた・・・・・


「死ねええええええええええええ!」


  ギバルドは到着後すぐに下に横たわる幸多へ拳を振り下ろす。

 直後、ドオンという幸多の頭部が地面にめり込む轟音が聞こえてーーくることはなかった。

 なぜか。それはギバルドの拳が、幸多の顔面すれすれで止まっていたからだ。


「あ……ああ……あ……」


 ギバルドは声を震わせ、その切っ先を見つめていた。

 殴られる寸前に幸多が引き抜き、ギバルドの右目ーー失明した瞳に当てたナイフの刃を。

 閉じられた片目でその鋭さを感じ取り、確かに見つめていた。

 刃が当てられたまぶたからわずかに血を流しながら、ギバルドはその痛みを見つめて……恐怖していた。


「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」


 再び、そして先ほどよりも叫び声を大きくしてギバルドは痛みを吐き出す。まだ発動中であった【恐怖の魔術】がギバルドの精神を蝕む。魔術の猛威に、完全に飲み込まれた。


「あああああああ……あ……」


 逃れられない心の痛みに、屈強な男は人生で初めて立ったまま意識を失い、崩れ落ちた。完全にノックアウト。

 反論の余地のない、明白なる戦闘不能。幸多が、戦いの勝者となった。


「や……った……」


 戦いに勝ったことよりも生き残ったことに幸多は喜びを得てーー意識を沈ませた。






「……さん……幸多さん……」


「……んんっ」


 目覚めると、幸多の視界には女性が映り込んでいた。黒髪ロングで垂れ目をした大人しい顔立ちの女性は、自分の母親と呼ぶべき存在で、乗用車の助手席から後部座席に座る幸多に言った。


「幸多さん、もうすぐ着きますよ。彩香を起こしてください」


「うん、分かった」


 幸多が素直に答えると、にっこりと清楚な笑みを見せた。幸多の母親は自分の息子にさんづけするちょっと変なところもあるが、そこも彼女の優しさを象徴している部分であった。

 幸多は言われた通り、隣に座る妹の彩香の肩を揺する。


「彩香、起きて。もう遊園地着くってさ」


「……んー、あと五分」


 耳元でそう言っても中々彩香は起きようとしなかった。だから昨晩早く寝ろと言ったのにと幸多は少しムカッとする。自らのチャームポイントとしているセミロングのツインテールも、早朝家を出る寸前に寝ぼけて結ったため左右で高さが異なっていた。


「ははは、家族で一番今日を楽しみにしているやつが睡魔に負けてるぞ」


 運転席で家族四人が乗る乗用車を運転している父親が盛大に笑った。隣の母親もそれを聞いて笑い、幸多も何だか可笑しくなってつられて笑った。


 六年前まで、幸多は両親と妹の四人家族の中で育っていた。家はお金持ちというわけではなかったが、夏休みには遊園地にいけるくらいに家計は平常を保ち、何より仲の良い一家だった。

 そう、六年前の、この日までは。


「……いっ」


 遊園地に着く間際から数分の記憶が消し飛んでいて、気が付いた時には自分が路上に投げ出された状態となっていた。全身に鈍痛が走り、骨が折れているのか体に力が入らず、一切動かすことができない。

 一体何が起こったのか、それを知るのに幸多の目の前の状況はあまりにも語り過ぎていた。つい数分前まで乗っていた車は逆さまの状態でクラクションを鳴らし続けており、運転席の窓からは血まみれとなった父親の腕が伸びていた。母親も、妹も車の中にいるのだろうが、きっと皆は助からないだろうと幸多は確信していた。


 車は、まるでキャンプファイアでも行っているかのように火柱を上げて燃え盛っていたのだ。


 ーーそうか、そうなのか。日常とは、こうも一瞬で崩れ去るものなのか。


 ちゃんと現実を認識できているのか、それともただ逃避しているだけなのか。

 幸多自身にも分からないまま、静かに再び目を閉じた。






「ーー幸多さん!」


「!」


 自分の顔の前で名前を叫ばれ、幸多は飛び起きた。同時に、ズキっと胸部に痛みを受ける。


「いてっ」


「あ、ご、ごめんなさい! ゆっくり横になってください」


 慌てた様子で草むらの上に正座するセラは、自らの目元に残っていた涙を急いで両手で拭いた後、幸多の上半身を抱きかかえながら地面にゆっくりと寝かせた。

 幸多は首を振って状況を確認する。場所は先までギバルドと戦っていたところから変わっておらず、セラも今急いで駆けつけたという様子であるため、意識を失ってから大して時間は経過していないことを理解した。セラとは反対の方を見ると、水をかけられ顔にこびりついた墨を流したギバルドが目を瞑って地面に寝そべっており、横でブロンズが彼に手をかざし、治療のようなものを施していた。


「お、起きたかい? とりあえず鎮痛の処置はとっておいたからもうちょっと待ってな。すぐにあんたも診てあげるから」


 幸多が目覚めたことに気が付いたブロンズは、視線はギバルドに向けたまま微かに口角を上げて言った。


「これからここを移動して王城の救護室に向かいます。今バルガスに至急担架を用意するよう言いましたので、もう少々お待ちください。あと……えっと……」


 セラはこれからのことを説明した後、何かまだ言うことは残っていないかと焦りながら頭を回し、やがて思いついたような表情をすると、柔らかな笑みで言った。


「よく、頑張りました!」


「! ……うん」


 それは幸多が最も欲していた一言で、幸多はまず驚き、それから恥ずかしそうにそっぽを向いて応答した。

 セラの言葉に幸多が改めて生を実感し始めた、瞬間。



「ーーお前の言う通りだったよ」



「!」


 もうしばらく聞かないと安心していたその声が耳に届き、幸多は石化したように硬直した。その姿に、声の主であるギバルドは弱々しくふっと吹き出した。


「別にもうお前を攻撃しねえしできねえよ。て言うか、そんなんじゃどっちが勝ったのか分かんねえじゃねえか。勝者なら勝者なりに堂々としてりゃいいんだ」


 その言葉に恐る恐るギバルドの方を向くと、信じられないくらい穏やかな顔をしていた。戦闘狂の面影はそこにはなく、これが本来の彼の姿なんだと幸多は思った。


「……えっと、お前の言う通りって?」


「お前聞いたじゃねえか虐待されてたのかって。俺さ、今までどうして家族もなしに一人で生きてんだって思いながら生きてたんだがよ、お前の一言で思い出した。俺が何で一人なのか」


 そこから、ギバルドは蘇った記憶を語り始めた。


「俺は山奥の小さな村で生まれた。家はとても裕福じゃなかったけど、飯は俺の鼻もあってすぐに集められるし、特に生活に困ることもなく母親と弟二人とそれなりに楽しく暮らしていたんだーーあいつが帰ってくるまでは」


 ここでギバルドは声音を下げ、憎悪に満ちた表情に変わった。


「ある日突然、男が家の中に入ってきたんだ。誰だと聞いたら俺の父親だとそいつは言い、母親は震えながらも頷いた。それから父親と名乗った男は家に住み着き、そいつ一人のせいで全てが無茶苦茶になった。男は俺たちに金を稼ぐよう迫り、拒否したり稼ぎが少なければ暴力を振るった。体が弱い母親も、まだまだ幼かった弟たちにも関係なく殴りかかり、自分はただ酒を飲んで眠り腐った」


「…………」


「それでも俺たちは耐え続けた。夜逃げするにも金がないし、そんな地獄のような日々も母親や弟二人がいれば乗り切れると信じていた。だが、男は俺の微かな希望を簡単に切り捨てた。ある日仕事から帰ってくると弟二人の姿がなく、俺がどうしたんだと男に訊いたら当たり前のように言ったんだ『ろくに稼げねえから売った』と。俺はそれを聞いた瞬間プツンと自分の中の何かが切れて、本気で男を殺そうとナイフを持って刺しに行ったんだが、まだ俺も子どもでな、大人に敵う力を持ってなかった。逆に奪われ、右目をやられた」


 すでに幸多によるナイフの傷はブロンズの治療で完治した右目を摩りながら、ギバルドは続ける。


「それでも俺は痛みに耐えながら男を殺しにかかった。何とかして殺せないかと必死に掴んで離さなかった。そんな中で男もついに鬱陶しくなって俺を殺そうとナイフを振り下ろしたんだが、俺には刺さらず、かばった母親に刺さった。どうすればいいか分からなくなった俺に、母親は血反吐を吐きながら言ったんだ『逃げなさい』ってな。……今でも、あの時母親の言葉を受け入れた自分が許せねえ。ただ時間を元に戻すこともできねえ、ならあの男を殺せるくらいに強くなろうと、そう決意したんだ」


 と、ここでギバルドは自嘲気味に笑った。


「そんな大切なこと忘れてたなんてな。何なんだ俺は、人間じゃねえ化けもんか何かか」


「人間ですよ」


「?」


 眉をひそめたギバルドに、幸多は言う。


「虐待など、過去に辛い出来事を体験したことのある人はその記憶を封じ込めてしまうことがあるんです。ひどい場合はギバルドさんのように数年もの間の記憶を丸々。そういうこともあるんです、人間には。だから、ギバルドさんは普通の人間です」


 幸多が元いた世界で言う『解離性健忘』を根拠として、ギバルドに正常性を訴えた。ギバルドは幸多の言葉を受けて「へー、色々知ってんだな」と感心したが、表情は曇っていた。


「だが、そのせいで男を殺すために強くなろうと決意してから二十年が経っちまった。あいつは毎日酒に溺れて俺たちがいなきゃ生きていけなかった人間だ、もうとっくにくたばっちまってんだろうな。俺ってやつは……最低な親不孝もんだ」


 そして、呆然と空を仰いで、


「……これからどうすればいいんだ、俺は」


「それなら、うちで護衛として働きませんか?」


「「え?」」


 セラの思いもよらぬ発言に、幸多とギバルドの声がハモった。


「ど、どういう風の吹き回しだい姫様? 門の前じゃあんなに反対していたじゃねえか」


 動揺を隠しきれないギバルドが訊くと、セラは笑顔で、


「ええ、今も私の護衛になることに関しては認めていません。ただ、今回あなたの力をこの目で確認し、思いましたーー幸多さんの・・・・・護衛としてなら・・・・・・・雇っても構わないと」


「はい!?」


 幸多にとって絶対に聞き逃してはならない言葉をさらりと言い切った。


「ちょっと、それはどういうこと? 僕に、護衛?」


「そうですよ。今後このような無謀な戦いを挑むことのないよう、争いの目を未然に摘み取るような存在を幸多さんにつけておかなければならないなと今回学びましてね。ほっとけばきっと幸多さんはまたこういった戦いを受け入れてしまうでしょうから、そういった状況となることを何が何でも絶っっっっっっ対に防いでくれる護衛を付けたいと思いました」


 にこにこ笑顔を保っているが、こめかみには血管が浮き出ていた。ああ、と幸多は理解する。セラはずっと勝負を受け入れた自分に怒っていたのだ。戦闘中も何度も悲鳴が聞こえ、どれほど自分を心配してくれていたのかが伝わってきていた。これから数日かけて何度も謝っていかなければと反省する。


「どうでしょうかギバルドさん、幸多さんの護衛として働いてみませんか?」


「いいねえ、私も賛成だよ。師匠として弟子の体力作りをお願いしたい」


 治療を進めるブロンズも護衛として賛成の意を示し、ギバルドはしばしの間逡巡して幸多を見た。幸多自身の意見を聞きたいという目をしていた。

 それに対し、幸多はこくんと頷いて、


「ギバルドさんが良ければ、是非よろしくお願いします」


 拒否という選択肢はなかった。今回の戦いを通して、改めて戦いというものを知らない自分の弱さを思い知った。相手は『覇者』、人間の中でも上位の強さを誇っている。そんな相手に勝ったわけだが、だからといって今後敵対する相手が弱いなんていう保証はなく、毎回自分の知識が通用するとも限らないーー魔術師が相手となれば尚更だ。

 幸多は実のところ、今後魔術師とやり合っていくのを覚悟の上で王宮専属魔術師となることを受け入れていた。セラは上手く隠せたつもりでいるが、見え見えの策略に気が付かない程幸多は馬鹿ではない。

 その時はそれでも魔術を学んでいきたいという強い意志でなることを決めたが、今は少し異なり、専属魔術師としてセラをサポートできる立場になりたいというパーソナリティーも併せ持っている。そんな自分の思いをしっかり実現するために、自分にはない力を持っているギバルドが自分にとって必要な存在であると幸多は思いーー自分から、他人に繋がりを求めた。


 日々、いや一分一秒という単位で、幸多は異世界で変わってゆく。それは少しずつであるが、着実に目に見える形で現れていた。


 一度は完全な殺意を持って向かっていった自分を、目の前の青年は悩むことなく受け入れてくれた。そのことにギバルドは一瞬瞳をうるっとさせ、悟られまいと目を伏せてから、


「……凄えよ、お前」


「え? 今ちょっと声が小さくて聞き取れなかったんですけど……なんて言いました?」


「凄えっつったんだよ。お前の強さに納得した、お前に雇われるなら文句はねえ! 一番最初の言葉通り、お前の護衛として働かせてもらうぜ。よろしくな、幸多!」


 こうして目標を失っていた隻眼の『覇者』は、幸多の護衛として尽くすという新たな目標を得た。

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