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遮光くんに太陽をあげる  作者: 日下 一行
遮光くんとぽわぽわ太陽
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01

新山亮平は阪井海月の週末同居人。


つまり、新山のお家は別に存在すると言うこと。



「またガムテープで補強したんだ。

隙間から入る太陽の光くらい、入れてあげればいいのに」


新山は海月の部屋のカーテンをつまむ。


「うるせー」


海月は買い物袋から今晩の献立を予想する。


……今日は唐揚げだな。




海月が太陽を嫌うのは、まあ、色々なわけがある。


暑いとか、明るいとか、日焼けが嫌とか

そんなものから、

学校の屋上で見た、ぼやけた夕焼けとか

割れたビール瓶から透けた朝日とか

まあ色々なわけがある。

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