風変わり令嬢の婚約破棄計画!
「はぁ……。本当に面倒だわ……」
コルセットを侍女のマリアに容赦なく締め上げられながら、私――リディア・クライスは、およそ貴族令嬢らしからぬ呻き声を漏らしていた。
クライス伯爵家は、家格としてはありふれた中流貴族だ。そんな家に生まれた自分が王宮の夜会に招かれ、今こうして着飾っているのには理由がある。
一つは、私がこの国でも一、二を争う規格外の『魔力保有者』であり、国にとって有益な存在であるとみなされる一方で、万が一その力を悪用すれば国を滅ぼしかねない「危険分子」として、昔から王宮の宮廷魔導師団の施設で、教育という名の監視を受けていること。
そしてもう一つは、それが遠因で、私には不相応極まりない婚約者がいることだ。
婚約者の名は、エリオット・ロンベルク。侯爵家の嫡男であり、第一王子グレン殿下の優秀な側近。銀色の短い髪に、冷徹に澄んだ翠の瞳を持つ、若いご令嬢たちの憧れの的である。
私とは、六年前――十歳の頃にある偶然がきっかけで出会い、やがて婚約が成立した。
「こんばんは、エリオット様」
「ああ」
エントランスの階段を降りた私を待っていた彼は、私を一瞥して頷いただけで、すぐに視線を外した。相変わらず、つれないことこの上ない。せっかく彼の髪と同じ銀色のリボンを編み込んだハーフアップにして、水色の華やかなドレスを着てきたというのに、彼が私の身なりを褒めたことなど一度もないのだ。
だが、それでも。
馬車の中で「また研究施設を一つ壊したそうだな」と口うるさくお説教をされつつも、「俺くらいしかお前に文句を言えないだろう」と不敵に笑う彼を、私は誰よりも信頼していた。
王宮の冷たい大人たちから「化け物」「危険物」と忌避されていた私を、十歳のあの出会いからずっと、一人の人間として真っ直ぐに見てくれたのは、不器用だけれど誠実な彼だけだったからだ。
しかし。その幸せな日常に、突然、冷たい嵐が吹き荒れた。
自国の第一王女・アリエッタ殿下と、隣国カルストベルクの王子の婚約が、王子側の不貞により白紙撤回されたのだ。
父の口からその噂を聞いた瞬間、私の背中に冷たい汗が流れた。なぜならそのアリエッタ王女こそが、私の婚約者であるエリオットが、かつて心から愛し、失恋した「初恋の君」その人だったからだ。
「エリオット様……王女殿下は、どうしておられるのです?」
「随分塞ぎ込んでいるらしい。国王陛下は、近く新たな婚約者選びの場を設けられるご意向だそうだ」
淡々と語るエリオットの横顔を見つめながら、私の胸はチクリと痛んだ。
彼は今、揺れているのではないだろうか。初恋のアリエッタ王女の伴侶となれば、彼には輝かしい未来も約束される。もし、私のような「国を消し炭にしかねない厄介者」が隣にいるせいで、彼が本当の想いを押し殺し、幸福を掴むチャンスを逃してしまったら――それだけは、耐え難かった。
そうして一人で考え込んでいた、その日の夜。
「……決めましたわ。エリオット様」
私は自室の机を叩いて立ち上がった。私があの方にしてあげられる唯一のこと。それは――彼からとことん嫌われ、速やかに「婚約破棄」を申し出てもらうこと。彼を、アリエッタ王女のもとへ自由に放ってあげることだけだ。
こうして、私の「婚約破棄計画」の幕が上がった。
◇◇◇
(……どうすればエリオット様に嫌ってもらえるかしら?)
恋愛小説を研究した私は、最もセリフの多い悪役令嬢を参考にすることにした。
高位貴族の男性が嫌う女性像、それは。
曰く、学がないこと
曰く、品がないこと
曰く、弱い者を貶めること
まず、学がない、は無理だ。エリオットの婚約者として恥ずかしくないようにというのもあって、私は勉強を疎かにした事がないし、既に私の学力が学園でトップクラスなのは周知の事実になっている。
次に、品がない、はまあ既に割とバレている。無論、公式の場ではそつなくこなしているが、日常はかなり自由だ。それでも彼は私と婚約し続けているのだから、あまりこちらを気にするタイプではないのだろう。
となれば――選ぶは「弱い者を貶める」の一択だ。
次の夜会、私は格好の標的を見つけた。大人しく、いかにも守ってあげたくなるような佇まいの男爵令嬢、ユリアナだ。 私はこれ幸いと威圧的な笑みを浮かべて、彼女に近づいた。
「まあ、これはユリアナ様」
「あ、クライス様……っ」
案の定、周囲から危険物扱いされている私が声をかけただけで、彼女は怯えたように震えだした。
よし、ここからいじめっ子の定番、水魔法で濡れ鼠にしてやろう……と、思ったのだけれど。
(……待って。折角の綺麗なドレスが台無しになるわよね? 風邪を引いてしまったら帰るのも大変だし、そもそも私の勝手な都合で、罪のない彼女に実害を及ぼすなんて、人道的にどうなの……?)
笑顔の裏で、私の貧弱な悪女倫理観が急速にブレーキをかける。葛藤の末、私はその場で新しい特殊魔法を脳内で練り上げた。見た目は頭から水を被った大惨事に見えるけれど、実際は肌や衣服に一切浸透せず、十秒ほどで綺麗に霧散する、究極の「無害な水膜バリア」だ。
「ユリアナ様、ご覚悟!」
私は指先を彼女に向け、水膜魔法を放った。
「きゃあっ!?」とユリアナが頭上の水に悲鳴を上げる。よし、大成功――と思った、まさにその瞬間だった。
――ズガァァァンッ!!
突如、ユリアナのすぐ後ろの壁が激しく爆発し、黒い不気味な炎が吹き荒れた。まさかのテロリストの襲撃だ。凄まじい衝撃波と熱風が廊下を駆け抜ける。
しかし、間一髪――私の放った「水膜バリア」が球状に広がり、ユリアナをすっぽりと包み込んで、迫り来る爆炎を完全に弾き返したのだ!
「え? え? あれ……?」
あまりのタイミングの良さに私が呆然としていると、炎が収まり、無傷のユリアナが涙目で私の両手をぎゅっと握りしめてきた。
「あ、ありがとうございました、リディア様! 危険を察知して、私をそのお力で守ってくださったのですね……っ!」
「え、あ、ええ……どうぞお気になさらないで(違うの、私はいじめようとしただけなの……!)」
涙混じりの感謝の眼差しを向けられ、引き攣った笑みを浮かべるしかない。
さらに、火災の原因は普通の火ではなかった。魔法で水や土をかけても一切威力が衰えない、むしろ消火魔法をかけるほど、魔力を吸って激しく燃え広がるトラップだ。
放置すれば会場の全員が炭になる。
「仕方ありませんね……」と溜息を吐き、私は体内の膨大な魔力を一気に解放した。普通の消火が無理なら、火力を上回る圧倒的熱量で、魔法そのものを『熱殺』して相殺するしかない!
「――燃え尽きなさい!!」
空間が歪むほどの規格外の炎が、黒い禁術の炎を強引に圧殺し、消滅させていく。
しかし、魔法の維持に全精神を注ぎ、一歩も動けない私の頭上から、熱で融解した巨大な天井の石塊が剥がれ落ちてくるのが見えた。強引な力任せの魔法を行使している今、避ける余力はない。直撃を覚悟して、きつく目を瞑った――その時。
ぐいっ、と強い力で身体を抱き寄せられた。 ドサッという重い音の直後、聞き慣れた不機嫌な声が、耳元で降ってくる。
「……まったく、お前は……」
「エリオット……様……!?」
見上げれば、煤だらけのタキシードを纏ったエリオットが、私の頭を庇うように抱きかかえていた。彼の額からは、瓦礫の破片が掠めたらしい血が、一筋流れている。
「血が……っ! エリオット様、お怪我が!」
「大した傷じゃない。それより、お前は大丈夫なのか?」
心配そうに、私の顔を覗き込む彼。
「……もしかして、私を探して、くださっていたのですか?」
「当たり前だろう。婚約者なんだから」
相変わらずのぶっきらぼうな言い方に、胸が締め付けられるほどの愛しさが込み上げる。
(――ねえ、エリオット様。そんな風に、面倒な婚約者に対しても優しい貴方だから。私は願ってしまうのですよ。貴方には、心から幸せに笑っていてほしい、と)
作戦は盛大に失敗し、なぜか「テロを未然に防ぎ、同級生を救った英雄」として私の好感度がさらに爆上がりしてしまったが、私は諦めなかった。
◇◇◇
その後も彼の姉君や、父君を通じて婚約破棄をしてもらえるよう色々と裏で画策したものの、すべて失敗した私は、次なる手を考え出した。
「こうなったら、物理的に距離を置くしかないわね」
自室のソファに深々と腰掛け、紅茶を啜りながら私は微笑んだ。
もうすぐ、学園の交換留学制度である「留学生選抜試験」が行われる。これに選ばれれば、向こう三年間は隣国の姉妹校で過ごすことになる。
三年間も国を空ければ、どんなに真面目なエリオットでも、私との婚約解消を申し出ざるを得ないだろう。よほどの気持ちがない限り、三年間も黙って待っている相手はいない。むしろ彼を待たせるなど恐れ多い、と我が家から解消を申し出る大義名分だってできる。
そうすればきっと、エリオットはアリエッタ王女と結ばれることができるのだ。
「……よし、そうと決まれば試験勉強ね!」
私はエリオットからの手紙をすべて机の引き出しに叩き込み(開けたら寂しさで心が折れそうだったからだ)、脇目も振らずに勉強に打ち込み始めた。
だが、そんな私の「完璧な計画」を、苦々しい目で見つめる少年がいた。 私の三つ下の弟であり、クライス伯爵家の跡取り、コルトだ。
◇◇◇
「……本当に、姉上はどうしてこう、明後日の方向に突っ走るんだろうなぁ」
コルトは姉のあまりの鈍感さと、身を粉にした暴走に限界を感じていた。
確かにエリオットは昔、王女に憧れを抱いていたかもしれない。だが、今の彼の視線の先には、姉であるリディアしかいない。それを誰よりも近くで見てきたのだ。
このままでは、姉は勝手に一人で失恋したつもりになり、隣国へと逃亡してしまう。
(……止めてもらうしかない。あの、義兄上(予定)に)
コルトは夕食も摂らずに王宮へと走り、エリオットを呼び出した。
「コルト? どうした、こんな時間に」
「エリオット様。姉について、お耳に入れたいことがあります」
コルトは会議室の椅子に腰掛けると、冷めた、しかしどこか縋るような眼差しでエリオットを見つめた。
「姉が今、何をしているかご存知ですか?」
「最近、手紙の返事すら来ないが……一体何をしているんだ」
「目下、猛勉強中です。カルストベルクへの『留学生の座』を狙っています」
その言葉に、エリオットは息を呑んだ。
「留学生に選ばれれば三年間、あちらで暮らすことになります。姉は、それを大義名分にして、あなたとの婚約を解消するつもりです」
「馬鹿な……!」
いくら不器用なエリオットでもここ最近のリディアの不審な行動――自分にこの婚約を破棄させようとしているらしいことには気付いていた。こちらにはそんなつもり、微塵もないというのに。
(なぜ、あいつは……そこまでして、俺との婚約をやめたいのか……?)
エリオットは激しい焦燥に歯を食いしばり、拳を強く握り締める。傷ついた表情を隠せない彼に、コルトはため息を吐いて立ち上がる。
「姉がなぜ、ここまでしてあなたを自由にしようとしているのか、本当に分かりませんか?」
「俺は、そんなこと望んでいない!」
「なら、それをきちんと伝えるべきです。あなたが何も伝えていないから、姉がここまで暴走しているのではないですか」
苛立ちながらも、コルトは自分のコートのボタンを締め、振り返った。その瞳には、うっすらと涙が滲んでいる。
「姉は、僕たちにとって大切な、温かい家族です。僕らから、姉を取り上げないでください」
「……っ。すまない、コルト」
エリオットは深く頭を下げ、そして、翠の瞳に宿る熱い決意を漲らせた。
「俺は、もう二度と、愛する人を失うつもりはない」
「ええ、そうしてください」
弟から最大のバトンを受け取った男は、そのまま夜明けの準備へと動き出すのだった。
◇◇◇
「さあ、いよいよ今日が試験本番ですね!」
試験当日の朝、私は自分の両頬をパチンと叩いて気合を入れた。勉強は完璧。これでもう、お邪魔虫の自分は彼を縛り付けることなく、綺麗に退場できる。
「留学生の座、必ず勝ち取って見せましょ――っ!?」
意気揚々と屋敷の大きな扉を開けた私は、一瞬で石のように固まった。
ポーチの前に置かれた我が家の馬車。その車体に背を預け、腕を組んで立っていたのは、銀色の髪を朝日に輝かせた私の婚約者だった。
「……ああ、ようやく出てきたか」
「なぜ……ここにいらっしゃるのです!?」
「自分の婚約者の家を訪れるのが、そんなに意外か?」
ゆっくりと階段を登ってくるエリオットに、私は本能的な危機感を覚えて一歩後退した。しかし彼はそれを逃さず、私の右腕をがしっと力強く掴んだ。
「ちょ、離してください! 私は学園に……!」
「離したら逃げるだろう。ここじゃ話しにくい、中に入るぞ」
強引に腕を引っ張られ、客間に連れ戻される。
まずい、このままでは試験に遅刻して、留学計画がすべて水の泡になってしまう。
「横暴です! 離してください、私は試験を受けなくては――!」
「……それで?」
急に、相手の体温さえ奪い去るような冷徹な声が降ってきて、私は身体を硬直させた。掴まれている腕に、さらに強い力が込められる。
振り返ったエリオットの顔は――これまで見たこともないほど、苦しげで、悲しげで、今にも泣き出しそうなほど痛々しく歪んでいた。
「留学生になって、この国を離れて……俺との婚約を解消するのか?」
「っ……」
「……違う国で暮らして、俺の知らない人間と出会って――俺を忘れるのか?」
静かな朝の廊下に響く彼の声は、ひどく震えていた。
「……どうして、そんなお顔をなさるのですか」
気付けば、私の目からも涙が零れ落ちていた。
「まるで……私に忘れられたくないみたいじゃないですか! まるで、私との婚約を続けたいみたいじゃないですか!」
せっかく頑張ってきたのに、今更心を乱すのはやめてほしい。振られたって、捨てられたって、笑っていてやると、決めていたのに。いい女らしく、彼を王女殿下のもとに送り出してやるのだと、決めていたのに。
「どうして、最後まで、私らしくいさせてくれないんです――」
「お前らしいってなんだ!」
叫ぶと同時に、強い力で引き寄せられ、私は彼の広い胸の中に強く抱きすくめられた。 耳元で、彼の心臓がうるさいほどに脈打っているのが伝わる。
「どうして、お前は何も言わずに一人で完結させるんだ」
「それは……だって、あなたは今でも王女殿下を……」
「確かに、俺は彼女に恋をしていた。……だが、それは過去の話だ」
エリオットは、私の背中を包み込む手に、壊れ物を扱うような優しさと、けれど絶対に離さないという執着を込める。
「リディア。お前にとって俺は、他の女に想いを残したまま別の女と婚約するような、薄情な男に見えたか?」
「そんなことは……!」
「お前と一緒にいたら、幸せな気持ちになれる。そう確信したから、俺はお前を婚約者に選んだんだ」
彼の熱い言葉が、私の耳から脳裏へ、そして凍りついていた心へと染み渡っていく。
「……本当に、私でいいのですか? 私では、王女殿下のように輝かしい未来や地位を、あなたに差し上げることはできないのですよ?」
「そんなもの、誰かに与えてもらうものじゃない。欲しければ、自分の手で掴み取るさ」
エリオットは私を胸から少し離すと、私の涙をその大きな指先でそっと拭った。彼の翠の瞳は、どこまでも誇らしげに私を見つめている。
「お前は、周りに化け物と忌避されようと、決して己を曲げなかった。あのテロの時だって、自分の身を顧みず、その手で皆の命を救った。お前は、自分の力で自分だけの居場所を掴み取ったんだ。そんな気高いお前が隣にいてくれるなら、俺はいくらでも強くなれる」
「……っ……」
胸の奥から、甘くて、どうしようもないほどの幸福感が溢れ出す。
世界中から「化け物」と否定されても、この人だけは、私の存在を丸ごと肯定してくれる。もう、これ以上、可愛くない言い訳を並べるのは無駄のようだ。
「……仕方ありませんね」
私は彼を睨むように見上げていた目を一度閉じ、ふっと口元を緩めて、いつもの不遜な笑みを浮かべた。
「そこまで私が必要とおっしゃるなら、このリディア・クライスが、一生あなたの隣にいて差し上げますよ」
「……ああ。そうしてくれ」
エリオットは、心底安心したように、この日一番の、柔らかく優しい笑みを浮かべたのだった。
◇◇◇
ほのぼのとした空気も束の間。私は時計を見てハッと声を上げる。
「っ、エリオット様。とにかく私は学園へ行かなければ!」
「は? なんでこの流れでそうなる!?」
私の宣言に、エリオットが素っ頓狂な声を上げた。
「当たり前でしょう! 婚約破棄はやめても、留学試験はやめません! 私がどれだけ必死に勉強したと思っているのですか!」
「おい、待て……! 留学したら三年間も離れ離れになるんだぞ!?」
「誓って浮気はいたしません! 毎日、私の開発した最先端の『幻影魔法』で、こうして顔を合わせ、声を送り合うと約束しますわ!」
前のめりに押し通す私に、彼はうう、と困り果てて頭を掻きむしり、最後には「絶対に三年で帰ってくるんだからな!?」と折れるしかなかった。
――そして現在。 隣国の留学先の個室で、私は机の上に、私の最高傑作である魔導具を展開している。
「あのぅ、エリオット様?」
「……なんだ」
「まだ怒っていらっしゃるんですか?」
「当たり前だろう!!」
魔導具から立体的に映し出されたエリオットの幻影が、額にピシピシと青筋を立てて怒鳴っている。
「毎日通信する約束は守っていますのに、なぜそんなにご立腹なのです?」
「お前がまた、留学先で単身トラブルに突っ込んだからだ! 通信が突然途切れた時の俺の身にもなれ!」
「あら、だって困っている人がいたら助けるのが人の道理というものでしょう?」
「一人で突撃する奴があるか! 何かあったらどうするつもりだ!」
幻影越しでも、彼の「重すぎる愛」と、それゆえの怒声は健在だ。
(これからも、たくさん困らせて、たくさん愛して差し上げますわ、私の婚約者様)
不機嫌そうに、けれど誰よりも愛おしそうに私を睨む彼の瞳を見つめながら、私は悪戯っぽく、極上の笑みを浮かべたのだった。
最後までお読みいただきありがとうございました!
久しぶりに気軽に読めるラブコメに挑戦してみました。
短編という性質上、キャラクターたちのより細かい心理描写や、周囲の魅力的なサブキャラクターたち、そして世界観の詳しい設定などを十分に書ききれなかったのが、少々心残りです。
ですので、現在連載中の別作品が完結しましたら、これらの要素をたっぷりと詰め込んで、こちらの作品を長編として新しく連載できたらいいなと考えております。
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よろしくお願いいたします。




