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Blood Sisters  作者: ジョウ・アイダ
Chapter Three: A person
16/28

3-6

店は定休日で、昨日よりもさらに静まり返っていた。

ホールには段ボールが積まれ、野菜と香辛料の匂いが微かに漂う。人の気配も、鍋の音もない——ただの、静かな厨房の匂い。

個室に通されると、レイは湯気の立つ私物のコーヒーを差し出した。

しばし無言のまま、カップを手に互いを見つめ合う。まだ何かが張り詰めている。

「レイ、急で悪い。ヤンヤンの件——まだ少し、時間がかかりそうだ」

「……いや、ありがとう」

レイは小さく首を振り、深く頭を下げた。

その表情に、焦りとも諦めともつかない色が滲む。

「私ひとりじゃ……きっと、あの子を守れないと思うから……」

「顔を上げて」

隣のエルの声が優しく響く。

レイは一瞬、はっとして顔を上げ、頬を赤らめた。その不器用な誠実さが胸に刺さる。

「仲間に、とある組織を調べさせてる。少し時間がかかるかもしれないけど、必ず真相は掴む」

私がそう言うと、レイは唇を噛み、視線を落とした。だが、すぐに決意をにじませた目でこちらを見る。

「……シルヴィアから聞いてると思うけど、しばらく、ここで暮らさせてもらってもいいか?」

その言葉に、レイの目が見開かれる。

「……それはむしろ有り難い。でも……二人ともいいのか?」

「もちろん。心配で放っておけない」

エルの微笑みは、どこか母性すら滲ませていた。

あのいつもの明るさに、いまは頼もしさが混じっている。

「ヤンヤンも、この店も、私たちが守る。絶対に」

言葉に決意を込めて伝える。レイは両目に涙を浮かべ、机に額がつきそうなほど頭を下げた。

「……この恩は一生忘れない。本当に……ありがとう……」

少し湿った空気を切るように、エルが話題を変える。

「ところで、ヤンヤンは? 姿が見えないけど」

「……上で勉強させてる。ここ最近は一人で外に出させてない」

その声には、言葉にしきれない痛みがにじんでいた。

きっとあの笑顔の下に、私たちがまだ見ぬ傷が山ほど隠れているのだろう。

レイが立ち上がり、わずかに微笑んだ。

「……案内するよ。空き部屋は一つしかないけど、二人で大丈夫か?」

エルと目が合う。すぐに彼女は笑って答えた。

「うん、大丈夫。ありがとう、レイ」

三人で階段を上がると、三階には生活感が滲む、けれど整った部屋があった。

荷物を置き、廊下へ出たその瞬間——目の前のドアが開いた。

「あれー? お二人さん、どうしたんすか?」

オーバーサイズのシャツにジュース缶を片手にしたヤンヤンが目を丸くして立っていた。

「しばらく、ここに住むことになった。……店を守るためにな」

すかさずエルが笑顔で続ける。

「よろしくね、ヤンヤン!」

そのまま勢いよく抱きついた。ヤンヤンは一瞬固まったあと、小さく笑った。

だが、その瞳の奥には、確かに安堵の色が見えた。

「今日からよろしくな」

私が手を差し出すと、ヤンヤンは戸惑いながらも、ぎこちなく握り返す。

「……はいっ! ありがとうございまっす! よろしくっす!」

その笑顔に、少しだけ救われる気がした。

けれど同時に、胸の奥ではずっと、微かなざわめきが止まらなかった。

「ヤンヤン、私、下で飯をつくるから、悪いけどゴミを出しておいてくれるか」

レイがそう言うと、エルが自然に応じる。

「うん。行こ、ミア!」

「はいっす! じゃあ、いきましょ!」

ヤンヤンとエルに手を引かれる。

この穏やかで、少しだけ明るくなった時間が、どうか続いてくれればと願った。

裏口に出ると、ヤンヤンが両手いっぱいのゴミ袋を抱えてこちらを振り返った。

「エルヴィラさんとミアさんが泊まってくれるなんて……心強いっす。それに、色々と仕事の話も聞かせてくださいね」

彼女の足元には、さらに二つ、大きな袋が転がっている。

私とエルも無言でゴミ袋を肩に担いで、ヤンヤンの後に続いた。

「もちろんだ。なぁ、エル。前にやったタンカーの仕事、話してみるか?」

「えー、あれ? タンカーに潜って紙一枚だけ回収して、帰りに間違われて追われたやつ? 正直、きついわりに地味なやつよ」

エルは苦笑しながらも、あの任務を思い出すように目を細める。

「いやいや、ヤバいっすって! めちゃくちゃ映画っすよ! かっこいいっすわ!」

ヤンヤンは目を輝かせて言い、無造作にゴミ小屋の扉を蹴って開けた——

その瞬間。

ぞわり。

背筋を氷の指で撫でられたような、冷たく、粘ついた感触が肌に這い上がってくる。

視線だ。どこか、どこかにいる。誰かが、こちらを見ている。

ねっとりと、執拗に。

背中に貼りついた冷気が、爪のように皮膚を引っかいていく。

すぐ隣でエルも気づいた。呼吸すら殺しながら、手が腰のホルスターへ滑る。

「……エル」

「……わからない。でも、いるわね」

振り返る。ヤンヤンも不意に気配を感じ取ったのか、目を丸くした。

だが——その“視線”は、霧が晴れるように、ふっと消えた。

空気は静かで、何もいない。なのに、鼓膜の奥にまで違和感が残っていた。

「……え? どうかしたんすか?」

ヤンヤンの無邪気な問いに、私は首を軽く振った。

「いや、なんでもないさ」

二人で小屋にゴミ袋を放り込む。

だが私の心臓は、さっきから小さく早鐘を打ち続けていた。

“視線”というには異質すぎる、粘つくような気配——まるでこちらの内側まで覗かれていたような。

「……さ、戻りましょ!」

ヤンヤンは笑って先に歩き出す。

まるで何もなかったように、足取りは軽い。

私とエルはその背中を追いながら、何度も後ろを振り返った。

冷たい風が髪を揺らす。

けれど、あれは風なんかじゃなかった。確かにあの瞬間、あの“目”は私たちを見ていた。

不安の棘が、胸の奥で静かに疼いている。


昼食の後も、麗軒飯店の休日は淡々と過ぎた。

掃除、洗濯、備品のチェック。

買い出しは私とレイが行った。あの“視線”は、もう感じなかった。だが、店の空気にはどこか、ピンと張り詰めた膜のような違和感が残っていた。

まるで世界そのものが、一歩引いてこちらを観察しているような——

夜、営業灯をすべて落とし、私とエルは三階の部屋に戻る。

広すぎるキングサイズのベッドが、妙に無言の圧を放っている。

この夜は交代で見張る予定だった。

部屋を出ようとするエルの腕を、私はそっと掴んだ。

「……気をつけろよ。あの視線、なかなかやる」

エルは頷きながらも、眉をひそめた。

「そうね……NOVAの動きなら、かなり上のクラスね。気を抜かないようにする」

張り詰めた沈黙が落ちた。その時、不意に着信音が鳴る。

表示された名前は——シルヴィア。

通信を繋ぐと、すぐに彼女の低い声が響いた。

『手短に説明するわ。ダリアから連絡があったの。貨物列車の特定まで、あと一歩。数日、踏ん張りなさい』

「……了解。こっちにも“やつら”が来てる。でも数日なら、私とエルで守りきれる」

エルも無言で頷いた。

『わかったわ。しっかりと気張りなさい。——終わったら、ちゃんと休暇をあげるからね』

プツン、と通信が切れる。

「休暇だってさ。終わったら旅行でも行くか?」

私の言葉に、エルがにっこりと笑った。けれど、その目の奥は静かに揺れていた。

「……楽しみだね、ミア。だけど……昨日もあまり寝てないでしょ。ちゃんと休んで。交代まで、しっかり」

レイやヤンヤンの前では元気に振る舞っていたエルの、その声は、どこかかすれていた。

「……わかった。そうする」

「うん……おやすみ、ミア」

そう言って、エルは足音を忍ばせるように、階段を下りていった。


――――――――――――――――――――


「……ごめんなさい。私がついていたのに……」

エルの声はかすれていた。

顔を沈め、拳を握りしめる彼女の隣で、レイの腕は痛々しい包帯に包まれていた。

「大丈夫、大したことないわ。でもよかった……怪我したのが、私で」

レイはそう言い、片腕でエルの肩を軽く叩くと、救急タンカに乗せられて救急車へと運ばれていった。

「……すぐ戻るから。ヤンヤンを頼むわ」

レイはそう残して病院に行った。

朝日が、粉々に割れたガラス越しに差し込んでいた。

舞い上がったホコリが光に染まって、幻のように揺れていた。

数分前、レイとエルは玄関前を掃き掃除していた。

そのとき、店の前に不自然に停車した車。

警戒する間もなく——

銃声。

一瞬にして世界が引き裂かれた。

砕ける窓。穿たれる壁。

そして——レイの身体が、血を滲ませながら倒れた。

エルは即座にレイを庇い、反撃した。だが車はすぐさま走り去っていった。

レイは肩と腕を撃ち抜かれた。命に別状はなかったが、しばらくは包丁も握れない。

麗軒飯店の営業再開は未定。

そして何より、ヤンヤンが——

「私のせいっす……。私がいるから、レイさんは……エルさんだって危なかった…」

三階のリビングで、ヤンヤンは膝を抱えていた。

声は震え、涙に濡れた目は真っ赤だった。

「……違う。ヤンヤンのせいじゃない」

私はホットミルクをそっと差し出した。

ヤンヤンの肩が、小さく震えている。

「レイは生きてる。一週間もすれば、ここに戻ってくるさ。……そんな顔して出迎えられたら、レイも落ち着かないだろ?」

ヤンヤンは言葉を返さない。ただ、黙ってうつむき続ける。

あの明るい笑顔の裏に隠していた“恐怖”が、今日の事件でついに溢れ出したのだろう。

今、ダリアも調査を続けてくれている。

あと少し。あと少しで、この恐怖から彼女を解放できる。……はずだ。

冷めたミルクがテーブルに置かれたまま、しんとした時間だけが流れていく。

やがて、エルが重い足取りでやってきた。

その顔には、疲労と苛立ちが混ざった翳りがあった。

「……ミア。これ、見て」

彼女の手には、黒い封筒。

見るからに不吉なその紙には、赤い切り傷のような異国文字が踊っていた。

「今朝はなかった。多分ね、襲撃の後に……投げ込まれた」

奴らは、確実にここを“見て”いる。

あの視線の正体が、ついに牙を剥いた。

「……本格的に来やがったな。エル、ここを離れるか? カジノの拠点か、自宅か……」

「無理よ。今はあそこも危険。強盗や殺人が多発してる。……うちの家も、ここと大差ない」

なら、ここが一番マシということか。

「……わかった。だったら、交代で見張ろう。二人なら何とかなる」

私はエルの顔をじっと見る。

目の下にクマができていた。肌も青白く、彼女らしくない。

彼女もヤンヤンと同じだ。自分を責めている。罪はないのに。

「……おい、エル。少し寝ろ。……顔、ひどいぞ」

私の言葉に、エルは口をへの字に曲げた。

「……ミア、ひどい。でも……ありがと」

昼食の時間に起こすと伝えると、エルは親指を立て、ふらりと部屋へ戻っていった。

夜になると店内には、重苦しい静寂が張り詰めていた。

私は銃を構えて、一階ホールに腰掛ける。

しばらくして、エルが階段を下りてきた。隣に座る。

暗がりの中、その顔ははっきりとは見えない。けれど、疲れ切っているのがわかる。

「眠れなかったのか?」

「うん……やっぱり、怖い。今朝のことが……どうしても」

表のガラスはまだ割れたままだ。朝の襲撃の痕跡が、いやでも視界に入る。

「……あぁ、そうだな。完全に、ヤンヤンを狙ってきてる」

「ダリアからの連絡もないし……今は待つしかない。怖いけど……それしかできない」

エルは目元を押さえ、深いため息を吐いた。

あの無敵の姉も、疲れている。

私だってそうだ。精神的にも、肉体的にも、そろそろ限界が近い。

「……大丈夫だ。必ず、シルヴィアから連絡が来る。ヤンヤンと、この店を守りきろう。何があってもな」

自分に言い聞かせるように、そう呟いた。

そうでもしなきゃ、明日の朝日を迎えられる気がしなかった。

「……うん、そうだね。負けないよ、私たちは。ね、ミア」

エルは頬を軽く叩いて立ち上がると、店の外へと風を吸いに出ていった。

意識を見張りに切り替えた、その瞬間だった。

階段から、カタンと小さな物音が聞こえた。

すぐさま銃に手をかけ、足音を殺して向かう。

一歩、一歩。

ヤンヤンの可能性もあるが……今は油断できない。

階段の影を覗き込む。

壁にかけた絵が、風に揺れている——ように見えた。

二階へ進むと、窓のひとつがわずかに開いていた。冷たい風が吹き込んでいる。

一応、三階へと足を運ぶ。

……異常なし。

ヤンヤンは布団を被って眠っていた。

シャワールームも、ベランダも、物置も——何もない。

「……気が滅入ってるのかもな」

私はエルがいれてくれたコーヒーを啜る。

わずかに苦く、わずかにぬるい。

それでも、その温度だけが、確かに“現実”だった。

そして、ゆっくりと夜明けが近づいていく。

翌朝。

ホールの席で朝日を待っていた。

静かだった。あまりにも。昨日のような視線もない。ただ、空虚なほど平穏な夜が終わろうとしていた。

三階の廊下では、エルが見回りをしていた。万が一に備えて。

けれど、いつまで経ってもヤンヤンは姿を見せなかった。

エルが眉をひそめて振り返る。

「……様子を見てくる」

その直後。

「ミア――!!ヤンヤンが……いない!」

階段の奥から響く、エルの叫び。

椅子を倒して駆け上がる。

ドアを開けた瞬間、胸が締め付けられた。

ベッドの布団は、綺麗に畳まれていた。

まるで、最初から誰も寝ていなかったように。

そして、枕元には一通の手紙が残されていた。

「……この手紙が……!」

エルの声は震えていた。

私は紙を受け取ると、手が自然と強張った。読み進めるごとに胸が凍る。

『勝手な行動をしてごめんなさい。

ですが、これ以上迷惑をかけることはできません。私がいると皆さんまで危険を晒すことになるので出ていきます。

エルヴィラさんもミアさんも、本当にありがとうございました。今まで色々なお話が聞けて楽しかったです。実はお二人にずっと憧れていたんです。

レイさん、今まで店に置いてくれてありがとうございます。あの日、レイさんが拾ってくれたから今の私がいます。店で一緒に働くことができて、人生で一番楽しい時間でした。私なんかでも居場所ができた気がしました。そして、あの時のチャーハンは、一生忘れません。

長々と書きましてすいません。迷惑料として少しですがお金を置いていきます。

最後に、本当にありがとうございました。そしてごめんなさい。

探さないでください。』

手紙が、指の隙間から落ちる。

完全な……ミスだ。

敵の動きばかりに気を取られ、肝心の本人を――ヤンヤンの内側を、何一つ見ていなかった。

窓が、わずかに開いていた。鍵はかかっていない。

そのすぐ外には、電柱。

「……ここから飛び移ったのか」

身体能力が高かったんだな。

「ミア……探そう!まだ近くにいるかも!」

エルが言葉を振り絞るように叫ぶ。

「……ああ、レイとシルヴィアにも連絡する」

考えるな。今は動け。

すぐに通信端末を開き、レイ、シルヴィアに連絡を入れる。

レイは病院を飛び出して私達と合流した。

シルヴィアは部下を動かし、即座に捜索を開始。だが、ダリアとの連絡が取れないとのことだった。

私はエルと共に、街を駆け回った。

情報屋、場末のバー、クラブ、モーテル。片っ端から当たった。

いつもいるはずのマゼランも、今日は家を空けていた。

……時間がない。

ヤンヤンが“商品”として売られるまで、猶予はない。

レイの顔は青ざめていた。包帯の隙間から血が滲んでいた。それでも彼女は一言も弱音を吐かない。

だが、空気が重く沈んでいく。

このままでは、本当に――

そのとき。

着信音が鳴った。

見たことのない番号。

だが、どこかで聞き覚えのある気配。

エルと視線を交わして、私は応答する。

『おい、なぜすぐ出ない? まぁいい。貨物列車の件だが――』

「……お前、誰だ?」

『話を聞け。テイルダ号。十両編成の貨物列車。ポート・スパイア西駅を出発する。目的地は大陸反対側。半日で到達する』

……その声。

「……マゼランか。……どういう風の吹き回しだ?」

『シルヴィアに脅されてな。プロなら自力で突き止めろって煽られた。だから“現場”に出てる』

あの偏屈情報屋が、現場に?

それだけでこの件の異常さが知れる。

『後方から5両が“商品”の搬送スペースだ。……直前になって二人分、追加されてる』

私は息を止める。

「――特徴は?」

『一人は、細身で栗毛の少女。もう一人は、短髪の女。……NOVAの将校だとよ。帳簿にざっくりそう記されてた』

……ヤンヤンだ。もう一人は…ダリア?

「……助かった。金は後日渡す」

『いらねぇ。お前らのボスのクレーム処理ってことでチャラだ。……しばらく連絡してくんな』

怒気混じりにそう言い残して、通信は切れた。

私は深呼吸する。エルがすぐに察して口を開いた。

「……ミア、ヤンヤンが――?」

「ポート・スパイア西駅だ。奴らの列車に乗せられた」

エルの目が鋭く光る。

「行くしかないね」

「ああ。止める。絶対に、今度は間に合わせる」

二人で、すぐに走り出した。

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