1章、(に)ついて(書)きます!
──学徒 出陣。
ただでさえ、人口の少ないドライ連合は、ショーン軍の惑星 降下 作戦に対応するため、動員令を発布。女子小学生に至るまで 強制 徴用を行った。
男子 高校生の ほとんどは、自主的に中途 退学し入隊、という建前で先のムーメ戦に(主に後方 支援 要員としてではあったが、)強制 参加。九割以上が戦死扱いとなった。
・
・
・
ショーン皇国軍、惑星ドライに降下。電撃 作戦を行う!
(と言っても、2ヶ月近い準備 期間が与えられた後ではあるが……)
ドライ軍は、惑星 各地に降下したショーン軍への対応に追われていた。
・
・
・
ドライ軍 四輪 駆動 戦車隊
『レーダーが……効かない!?』
「カクレミノン粒子とやらか……」
『地上での大規模な散布は困難じゃなかったの?!』
「……偽 情報をつかまされたか、解決 手段が見つかったか……」
『あるいは、この地域が本命のひとつで、大部隊が降下してくるってこと!?』
『なんてこった!? オペレッタ! オペレッタ!』
「落ちつけ、ハマージー!」
・
・
・
慣れない戦闘に放り込まれた学徒たちは、奮戦むなしく、次々と撃破されていった。
・
・
・
〈第2ラウンド勝者、ショーン皇国!〉
「勝った、勝った! いやぁ~、たまりませんなぁ?」
「あなたもですか、私もショーン皇国に賭けましたよ」
「オッズは、前回ほどではありませんでしたが、勝つのは分かりきっていましたからね」
この戦争はVR。
人が死なないゆえに、その戦闘の内容は全宇宙へと中継され、賭けの対象となっていた。
戦闘で撃破 確実となった兵器は、VR戦争 実行 委員会によって現物を差し押さえられ、以降の戦闘には使用できなくなる。
相応の代金を実行 委員会に納めれば、再使用を認められるが、早い話、撃破 イコール、‘質入れ’ である。
類義語
四輪 駆動 戦車隊
ミニ四◯
ハマージー
ハ◯ーD
オペレッタ
オペレーター