2話 魔法
この世界に転生してから一週間が経った。その間に色々なことがわかったまず自分の名前だ、こっちの世界の俺の名前は「アズリー・カイズ」になった。ザ・異世界の名前って感じだ。そして母は「アズリー・ハイル」で父は「アズリー・ケイズ」ということだ、平民である。あとわかったことは魔法があると言うことだ、父や母をみた感じ水、火、あとは何か物を作ることができるという物だ、そしてこれらは魔力によってできている様だ。そこで魔力を感じ取ることができるのか実験をしてみることにした。
魔力が手に流れることを想像する。そして、光のモヤの様なものが手から放出される。
よし、成功したぞ!
意外に簡単で拍子抜けかもしれない
ただ一つ思ったことは魔力が流れていることがわかってもそれを物に変換することはまだできていないということだ。
それにまだ子供だからなのかもしれないが魔力を少し出しただけなのに体力がごっそり持っていかれた感覚だ。
もう少し練習をしないと魔力が多くならないのかもしれない、もう少し練習してみるか。
練習を繰り返すうちに3歳になった
ついに歩ける様になり、家を徘徊できるくらいになった。
家を徘徊していると魔法書と世界地図を発見した。
最初は魔法書に書かれている言語が全くと言っていいほど理解出来なかったが生前英検3級を持っていた俺にとってみれば異世界の言語は簡単だった。と言いたかったのだが普通に解読だけでも1年くらいはかかってしまった。解読に成功した俺はまず初級魔法の水を出すだけの魔法を覚えることにした。