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旅とゲームと破壊と猫


転移出来たようだ。

これでトウリを見つけ出せるのか…?


「着いたみたいだな。」


余裕そうにセンリが言う。


「そうだな…?よし…行くか!」


俺はそういうと、ローゼを持ちつつ山を歩き始めた。

そして…少し歩くと…〔猪が現れた]


「何だこいつは…。」


センリが困惑しながら言う。


「猪。…このままだと俺達がやられそうだからこいつ気絶させられない…?」


「…力加減が解らぬがやって見てやろう。」


『怖いニャアアア…!シャァァァァ!』


すると。センリが猪を一発KOしやがった。

魔力纏って身体強化してるとは言え…。

怖い…。



★★★★★★★


「なぁ…ここで合ってんのか?」


「かなり探したぞ…?」


とセンリがかなーり疲れた様子で言う…。


『もう無理にゃぁぁぁぁ…。』


「合ってるはずだ!」


と、俺も疲れながら言って居ると…。


「すいません!」


と、小学生位の身長で、かなーりイケメンな少年がいた。


「「「!?」」」


「ひぃぃ!すみません!すみませんん…!」


その少年は、物凄くセンリに怖がっている様だった。

話して見ると以外といい奴何だけどなぁ…。


「なんだ、人か。さっきから襲ってくる猪かと思ったぞ。」


と、平然そうに言う。

異常しかない。


「猪ぃ!?倒したんですか!?」


と、少年が驚いた様に言う。

まぁ…そりゃ驚くわ。驚かない方が怖いしなぁ…。


「あぁ、こいつに言われてたより断然雑魚だったな。」


「それはお前がまほ…強すぎるからだろ!後俺の名前は慧斗(けいと)だ!!」


「ふん!…それで何だ?少年よ。」


魔王か。

いや…、魔王すら消しそうだけど!


「あの~遭難してしまって…、警察まで…行かせてくれませんか?」


「あぁ…わかt…って遭難!?」


遭難んんん!?親が目を離しちまったのか!

可愛そうに…。


「はいぃ…」


「それは大変だ!!何とかしないと!!」


「ならその警察ってとこに連れていきゃあいいんだろ?」


センリがあきれた様に言う。


「あぁ…はい…。」


『警察って何にゃ?』


ローゼは今反応すると異世界から来たとばれると駄目な気がするので言わずに放置する。


「う~ん…近くに交番とか警察署何てあったっけなぁ…。」


「ネットで調べればいいだろ?」


と、センリが簡単そうに言う。

ここ…山何だよ…。


「うぅん…ここは電波が無いんだ。」


「まぁ…行くぞ!」


「どこに!?」


「え?警察の所。」


「うぅん?場所分かるの?」


「分からん!」


『計画性無さすぎにゃ。後無視すにゃ。』


「とりあえず…こいつしらねぇか?」


と、センリに似た顔の人が写った写真?を、少年に見せる。


「知らないですね…。」


「あぁ…そうかぁ…。」


「やっぱりこの世界にはいないんじゃねぇのか?」


センリが少し残念そうに、寂しそうに言う。


「ん?この『世界』?」


あっ。


「あぁ!えっとこの町にはだよ、言葉のあや…「あぁ、この世界と言ったな。」


「はぁ…。」


何言っちゃってくれてんのかなぁ…てか大丈夫かな!?

精神異常者とか中二病とか思われないかな!?


「それは、俺達が別世界から来たからだ。」


あぁ…完全に言っちゃった。


「!?」


「別世界ってどんな感じなの!?

パラレルワールド?異世界?どっち?

魔法って使えるの?

その猫はなんなの?」


「うわああ、一辺にシャベルナァァ!」


「センリが言ったせいだろうがぁぁあ!」


自業自得である。


「すまんんんんんんん!」


「じゃあ一つ一つ言えよ…?」


「あぁ…すみません…ちょっと興奮してしまって…。」


「いや、その気持ちは分かる。俺だって別世界に行くときは…興奮したようなしてないような…」


曖昧であった。

猫と再開出来た喜びか…。

それとも異世界に行けた興奮か。


『無視しにゃいで…。』


とかローゼが言い出したので、撫でてやる。

撫で心地いいなぁ…。


「じゃあまず一つ目の質問です。別世界ってどんな感じですか?」


目がキラキラしてる…。


「俺が転生した世界は、職業差別があって…まぁ異世界っぽいっていうかざまぁっぽいって感じだな。めんどくさいしざまぁなんてしたかねぇけど。」


「俺の世界は滅びちまった。でも前は綺麗な自然が広がる世界だったぜ。」


「ほぉおお!俺も異世界に転生したかったなぁ……」


んんんんんんんんん?


「ん??」


「ちょっと待て。ちょっと待ってくれ…お前も転生者なのか?」


センリが頭を抱える。


「まぁ…女神に無理矢理転生させられましたね…。」


無理矢理…。


「おいおい…軽々しく言っていいのか?」


「だって…慧斗さん…転生者なんでしょう?それにセンリさんも別世界の住人だし。

だったら良いかな~と。」


「まぁ…そうだな…」


少しの間静寂に包まれると、センリがいきなり静寂をぶち壊してくれた。


「うおっ何だあの変な形した物体は!?雷魔法みたいだなぁ…。」


雷魔法みたいに早いと言う事なのか電気で動いてるのが分かってて、場を何とかしようとしたのか解らん。


「流石に雷よりは遅いけど…あれは鉄でできた車っていう物だよ。」


「車かぁ…当たったら魔法より痛いかもなぁ…。」


魔法と比べないで頂きたい…。


「電波さえ通じたらお母さんの電話番号分かるのに…。」


と、見事にスルーする少年。

何故スルー出来た!?


「それなら下に続くこの道路にそって歩いていくしか無いな。」


と、センリが冷静に言う。

よく分かったなぁ…。


「なぁ…ローゼ。俺達を転移できないか?」


『さっきので限界にゃ。ウォエッ…。』


「んぐぅ。」


「猫の話してる事が分かるのか!?流石異世界!!」


と、少年…言い方変えたいな。まぁいいや。は、興奮して言う。


「あぁ…これは使い魔契約…「そんな事よりだな。」


センリが言っているのを遮る

すると少年は少し残念そうな顔をした。

うん。ゴメンな。家のセンリが。


「はい、」


「あれは何だ?」


「え?あれは…土砂崩れを防ぐ奴だな!」


「土砂崩れを防ぐ奴…?何だそれは…?」


「正式名称はしらんが…おそらく土砂崩れか、地崩れを防ぐ物だな。」


「良く分からんがわかった!」


「良く分からないのかよ!」


と、歩いて居るのだが…少年も少し疲れてきていそうだったし、俺も疲れていた。。

マダニ対策で着ている長袖長ズボンに長靴で、かなり暑そうだった。


「…疲れて来た…」


「…ならやったことは無いが…ヒッチハイクをしてやろうじゃないか!」


「ヒッチハイク?何だそれは?」


「簡単に言えばちょっと一緒に連れてって貰って、下りたい所で下りる…という感じだ!」


「…分からんけどわかった!」


「このくだり二回目だぞ!?もう飽きたわ!」




数分後…




「ようやく止まってくれた…。


「失礼します~。」


「ひぇっひぇっひぇぇ…同じくコンビニに行こうとしとったから大丈夫じゃぁよぉ…。」


「は、はぃぃ…。」


独特なお爺さんの車に乗せてもらう事になった。

事故ったりしないよなぁ?

そして、その途中で少年の名前を教えてもらいつつ、事故らない事をいのりつつ、お爺さんの武勇伝を永遠と聞かされた。



何事もなくコンビニに着き、何事もなく怒られながら迎えに来てもらっているらしう。

え?電話風景?そりゃあもうこっぴどく叱られておりました。

お?来たか?

泣きながらお母さんが出てきた。


「じんばいじだのよぉぉぉ…!」


「ごめんなさい…。」


「よかったな!お母さんと会えて!!」


「あなたたち…息子に変な事してないでしょうね!」


「してないですよ!!してたら電話なんてしませんて。」


「そ、それもそうね…。さて、帰るよ、銀!」


「はぁい…」


(おい、銀河、また会おうな!!)(小声


(あぁ、じゃあな、センリ、慧斗!)(小声




…他にもやっぱり転生者って居るんだな。

てことは、異世界に居る俺tueeeee中の人ついて来て貰えば…!

魔力使い放題なのでは!?

是非俺tueeeee中の人について来て貰おう!

さて、さっさと転移しないとなぁ。


「ローゼ、センリ、魔力は?」


「ぼちぼちあるぞ。」


『結構回復したにゃ!もう行くにゃか?もう行くにゃかぁ!?』


「いんや?ローゼも刺身ばっかで飽きただろうしこっちの世界のご飯買おうかなと。」


『あんまりあれ美味しくないにゃ…』


「カリカリのことか?」


『そうにゃ…』


ローゼ…そんなにまずかったのか…

露骨にゲッソリしだしたな、ローゼ

まぁいいや。


「なら刺身買うか…」


「魚の魔物の肉かぁ………俺は食いたく無いぞ。」


「魔物じゃないし、センリのでもないからな?」


そして、俺達も、刺身とご飯を後少しのお金を使いきって買い、また、旅をするのであった


『「「旅をする!!」」』


ブックマーク、評価、よかったらでいいので!お願いします!

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あっちの方で随分前に書いた奴をようやくこっちでも投稿。

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