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始まりと軽いメンバー紹介

 魔法、それは奇跡や神の力なんかではなく、ただ単に人の潜在能力である。その力はいつ目覚めるかは分からない。けれど、大半は幼い頃に目覚める。

 オレも幼い頃に目覚めた。でも、オレは()()()力なんて欲しくなかった。




 ここは私立如月魔法学校。この世で一番権力を持つと言われている如月家が建てた学校だ。もちろん、理事長は常に如月家の人間がなっている。

 魔法学校とは言っても、まだ魔法が発現していない者もいる。だが、いずれ発現するから問題はないらしい。

 オレはかなり珍しく、生まれた時から力が発現していた。まあ、そんなのもあって、オレは初等部の頃からここに通っている。

 ただし、オレの家は一般中流家庭だ。そして、この学園に通うのは殆どが良家の子息だ。こんなところでオレの事をよく思う奴は殆ど居ない。

 だから、オレも馴染む気なんてさらさらない。教室に居ても空気が悪いだけだ。まあ、それはオレだけじゃないみたいだけど。


 風のそよぐ中庭には授業中にも関わらず、生徒が何人かちらほらといる。オレもその中の一人なんだが……。

 なんでオレが中庭に来たかというと、授業が受ける必要がないからだ。

それでオレは本を持ってここに来た。授業中にここに来るのは今日が初めてというわけではない。もう何度目か分からないくらいサボっている。

 でも、これは学校も公認している。どうしてかっていうと、オレが生徒会メンバーだからだ。

 生徒会メンバーには色々な権限がある。だから授業免除もあるからオレの場合、正しく言うとサボりじゃなく授業免除の権限を使っているだけだ。まあ、オレ以外に今ここにいるのはサボりだろうけど。

 いくら色んな権限があって生徒会メンバーになりたいと言っても、自分の意志でなれるわけでもない。学校側が強制的に選ぶだけだ。

 因みにオレは生徒会副会長に()()()に選ばれた。しかも、特待生だから断れずに、仕方なく副会長をやっている。

 だからこそ、オレも利用できるものは利用すると決めて、授業を受けないでいる。授業くらい受けなくても勉強にはついていけるから問題もないし。

 だからオレはいつも同じ木の下で本を読んでいる。いくらサボりがいてもこの木の下はオレの特等席のようなものだから、態々近付く奴は殆どいない。


 オレは個人的に、本は『良い』と思う。本は知識の宝庫で事実を語ってくれる。そして何より、本は無機物であって人ではない。これが最も『良い』と思う理由だ。

 オレは木の下に座り、一頁目を捲った。その瞬間、本に影が落ちてきた。

「授業、サボったの? 高校一年A組の西雲葉月君」

 オレはその声に不機嫌になりながら顔を上げた。

「そう言う貴女もサボりでしょう? 会長」

 オレの目の前にいる人は生徒会会長の如月弥生さんだ。

 長く、緩やかなウェーブのかかった髪を風に靡かせながら立つその姿はまさに美女だが、中身までは伴っていない。

「あら、サボりとは失礼ね。私は知識を広げる為に教室から抜け出しただけよ」

 会長はさも自分は何も悪いことはしてないもんという顔をして胸を張っていた。

 ただの屁理屈じゃん。そう思いながらも流石に口には出さなかった。その代わりにオレは溜め息を吐いた。

「会長はご自分が受験生だという自覚があるんですか? 受験勉強をしなくていいんですか?」

 オレが態と棘のある言い方をするが、会長はそんなことは気にも留めなかったらしく、さらっと答えた。

「この学校は大学までも一貫校だもの。勉強なんてする必要ないわ。それに元々、勉強なんてしなくても大丈夫だもの」

「会長はさぞかし勉強ができるんでしょうね」

 棘を一杯含んだ言葉を言ったが、それも意味は全くなく、「そういうこと」と、ウィンク付きで返された。

 それには何も言う気になれなくて、もう無視しようと思い、本に視線を落とした。すると、会長はオレの読書を邪魔するようにオレの顔と本の間から覗き込んできた。

「……! な、何ですか?」

 流石に驚き、無視を決め込むつもりが出来なかった。

「葉月ちゃんってなんで眼鏡掛けてるの?」

「ああ、それは昔のくせというか、名残りというか……後は、気休めですよ」

 そう、気休め。だって、オレの目は……。

「気休め?」

「ええ、もういいでしょう? オレは読書をしたいんです。会長はどうぞご自由に違うことをしてください」

 それだけを言ってどうにか、読書を再開しようとしたが、会長は再び話しかけてきた。

「ねぇ、いい加減、会長って呼ぶの止めない? 私としては『弥生ちゃん』とか、そういう風に呼ばれたいんだけどなぁ~」

 読書の邪魔をしてまで言うことか? オレは冷めた目で会長を見た。

「断固拒否します」

 冷たく言い放つと、会長は駄々っ子のようにごね始めた。

「何で? 何で? 何でぇ~? いいじゃない! 名前くらい私の要望通りに呼んでくれても~」

 会長がそう言うのを無視して、オレは体の向きを変えて本を読み始めた。だが、直ぐに抱き付いてこられて、またしても読書の邪魔をされた。

 いい加減キレそうになったその時――

「五月蝿い」

 少し低めの暗い声が木の後ろから響いた。ハッと後ろを向くと、見知った人がオレたちを見下ろすように立っていた。

 オレと同じクラスで、これまた同じく生徒会メンバーの水無月花音さんだ。水無月さんは普段、物静かで、淡々としている知的美人だ。

 長い髪は闇を連想させるほど黒く、それでいて清潔感のあるように一纏めにしてからアップにしている。眼鏡の奥に見える伏し目がちな目は時々、鷹のように鋭い眼光を放つ。そして、今現在、鋭い眼光を放っている。

「騒がしいわ。もう少し静かにできないの?」

 絶対零度の言葉を浴びせてくるが、会長にはこの言葉も眼光も意味をなさなかった。

「だって、だって~。やっぱり、『会長』って呼ばれるより、『弥生ちゃん』って呼ばれる方が可愛いじゃない。花音ちゃんだって名前で呼ばれたいでしょう?」

「別に」

 水無月さんは只管に冷たい声で言い放った。だが――

「やっぱり名前の方がいいよね!」

 会長は強引に名前で呼ばれる方がいいと言っていると受け取った。明らかに否定の意味を含んでいたと思うけど、なんて都合のいい頭をしているんだろう……。

 流石にこれ以上会長が暴走しても、水無月さんも困るだろうと思って水無月さんに話しかけた。

「ごめんね、水無月さん。騒がしくって……」

 すると、水無月さんは自身の体を守るように自分の腕で抱きしめるようにしてから、オレから目を逸らした。

「……別に。西雲、君の、所為じゃないし……」

 変に途切れ途切れになる言葉に別の声が肯定した。

「そうよ。西雲先輩の所為じゃありませんよ。騒いでるのはそこのおバカな会長だもの」

 そう言いながら登場したのは、中学一年の神在月乃さんだ。彼女も生徒会メンバーで、肩まである緩いウェーブがかった黒髪を揺らしながら、普段より少し吊り上った目で会長を睨んでいた。

 ここは高等部の中庭ではあるが、この学園は幼等部から大学まで一貫あり、校舎自体は初等部から高等部までは同じ敷地内にある。そして、生徒は学園内を自由に行き来できる為、彼女はよくここに来る。

 理由はオレがここにいるかららしいけど、本当に理解し難いとは思う。

 チラチラと視線を向けてくる神在さんと目が合わないように他のところに目線を向けると、見覚えのある小さな影がトコトコと歩いているのが見えた。

 その小さな影は直ぐに俺に気付いたようでハッと顔を上げ、ほんの少しの怯えを顔に浮かべ、立ち止まった。

 オレは直ぐに目を逸らすべきだったかもしれない。

会長が目敏く気付き、小さな影に大きく手を振った。

「唯ちゃ~ん! 唯ちゃんもこっちにおいでよ!」

 会長が大声で呼んだのは小学一年生の睦月野唯さんで、生徒会メンバーの最年少の子だ。

大きな真っ黒な瞳が印象的で、瞳と同じ色の髪はサイドに小さなリボンをつけていて、とても可愛らしい雰囲気を醸し出している。だが、睦月野さん自身は子供に見られるのをどうも嫌って入るようだ。

彼女は学生鞄くらいの大きさのウサギのぬいぐるみを右腕に抱え、左手にはノートパソコンの入ったカバンを持ち歩くのが常だ。

 今日はそれに加えて、ウサギのぬいぐるみを抱えている腕で一冊の本をどうにか持っていた。

 流石に小学一年生にはこの荷物は多すぎるんじゃないだろうか?

 手を貸そうかと思ったが、オレが声を掛けるべきじゃないと思い押し黙った。

「あら、今日は大荷物ね。どうしたの?」

 会長も流石に気付いたようでそう声は掛けたが手を貸そうとはしなかった。手、貸してあげてもいいと思うんだけどな。オレじゃないんだし……。

「さっきまで授業で図書館に居たんです。それで、本を借りなければいけなかったんで少し荷物が増えてしまっただけです」

 淡々と答えてはいるけど、本がずり落ちてくるのを必死で食い止めようをして大変そうだ。

 もう見ていられなくて手を貸そうと動こうとしたら、睦月野さんの後ろから青白いいかにも不健康そうな手が伸びてきた。

 その手は器用に本を取りあげた。睦月野さんがアッと声を漏らし、後ろを振り返ると、そこに立っているのは卯月谷凪君だ。彼も生徒会メンバーだ。なんだか、どんどん集まってくるな……。

 卯月谷君は小学五年生だが、それにしては背が高い、というよりひょろ長く、フードを被っているため顔は見えないが、見えている手を見る限り、血色が悪いのが分かる。

「えっと、ありがとうございます。卯月谷先輩」

 睦月野さんが卯月谷君を見上げながらお礼を言うと、別に……という、暗く低い声がぼそりと聞こえた。

「あら、卯月谷君もサボり?」

 会長が無遠慮に聞くと、卯月谷君は何かぼそぼそと呟きだしたが、いまいち聞き取れなくて、何となく不気味に思えた。

 でも、会長は聞き取れないし、まっ、いっか。と言って一瞬で興味を失くしていた。

 その後、会長は暫く睦月野さんと何か話しているようで、今のうちに退散しようかと思って一歩動いた瞬間に授業終了のチャイムが響き渡った。

 ああ、また騒がしくなる。そう思いながら心の中で舌打ちした途端、斜め後ろからガラスの割れる瞬間が()()()()()()()()

 それに対して溜め息を吐き、小型の通信機器を取り出した。

「風紀担当、長月及び師走田、応答してくれ」

 そう呼びかけると直ぐに応答があった。

『どうしました、副会長』

 応答してくれたのは長月君だった。

「中学棟の三階、二年B組辺りで霜月蓮が暴れる。多分、今から一分後くらいに。だから止めに入ってくれ」

 オレがそう言うと、長月君だけではなく、師走田君からも了解という返事が返ってきてから通信は切れた。

 この学校の生徒会にはいろいろ担当があって、その中に風紀担当というのがある。

 そのトップが風紀長の長月真君。彼は中学二年生で、剣道部部長もしている。見た目は真面目そのもので、体格も男らしく、まさに剣士というに相応しいといった感じだ。

 そして、さっきもう一人呼びかけたのは風紀副長の師走田学君。彼も中学二年生で、弓道部の部長をしている。見た目は爽やかなスポーツマンといった感じで、短く整えられた髪はその爽やかさをより引き立てている。

 この二人はともに寡黙で、互いに仲がいいらしいが、会話らしいものはあまり聞いた事が無い。多分必要最低限のことだけを話しているんだろうけど、そのせいで周囲からは『無言の会話』をしていると言われている。

 まあ、この二人は寡黙でもちゃんと必要な事は話しているから特に問題はない。それより、問題なのはオレが暴れるといった霜月蓮だ。

 彼は問題児で、一日の内に何かを絶対と言っていいほど破壊する。その為についたあだ名は『破壊神』。これでも生徒会メンバーということには本当に頭が痛くなる。

見た目は一言で言うなら不良だ。まだ中学一年だが、可愛げもなく髪は明るめの茶色に染めている上に、赤いメッシュを入れている。そして、耳にはこれでもかというほどにピアスが付いていて、装飾品はジャラジャラと付けている。これで顔がいいから余計に腹立たしい所はあるけど……。

 大きく溜め息を吐いたところで会長に話し掛けられた。

「また霜月君?」

「ええ。多分暴れると思うので……」

 この会話を聞いても、オレのことを知らない人間には理解できないだろう。

「葉月ちゃんが視えたんならきっと起こるんでしょうね。私たちも行きましょう?」

「……行くんですか?」

 もう『葉月ちゃん』呼びにとやかく言う気力もなくなって、それだけを聞くと大きく頷かれた。

「当り前じゃない! さあ、行くわよ!」

 そう言われたと同時に手を引かれた。それが何となく懐かしい気がしたが、人に見られたくも無く、会長の手を振り払ってから自分から歩き出した。

 本当は面倒事に首を突っ込むことは避けたいが、これで立ち止まると会長が鬱陶しいだろうから仕方ない。

 オレが先頭を切って歩き出すと、他のメンバーも俺の後を付いてきた。

 校舎に入った途端、ヒッという悲鳴に似たような声や、ボソボソと悪意の満ちた言葉が聞こえ始めた。

 それはオレだけに向けられるもの。他の生徒会メンバーには一切向けられる事はない。

 本当に鬱陶しい。

 余計に険しい顔になっていたのか、側に居た小学生がいきなり泣き出した。それによりイライラする。

 不機嫌なオレの後ろで歩いていた会長がいきなり「あっ!」と言って、人をかき分けて一ヶ所に走っていった。

 そして、小さな子、二人の手を引いて戻ってきた。

 その二人も生徒会のメンバーで、佐々山皐月君と、白縫文月さんだ。二人は苗字は違うが双子だ。

 佐々山君の方がお兄さんで、攻撃魔法を専門としている為か、性格はどちらかと強気だ。そうは言っても、他の人と同様、オレの事はあんまり関わりたくない対象として見ているようだ。だから、今も警戒した目でこっちを見ている。

 妹の白縫さんは極度の人見知りで、今も佐々山君の後ろに隠れるようにして付いて来ている。因みに魔法は防御専門で、この二人はセットで基本戦っている。

 流石双子というべきか、顔はよく似ていて、髪の色も瞳の色も肌の色もよく似ている。ただ、性格が顔に出ているのと男女の差はあるから、よく見ないと分からないかもしれないけど。

 二人とも、焦げ茶色の髪と瞳をしている。佐々山君は短髪で、白縫さんはおろしていたらおそらく腰の辺りまであるであろう髪を普段から可愛らしくアレンジしている。背の高さは佐々山君の方が男の子だからというのもあって少し高い。とは言っても、佐々山君の方は標準よりは少し低く、小柄だ。白縫さんは標準くらいだろう。二人は小学六年生だ。

 生徒会メンバーはオレを含め、十一人。小学生から高校生までで構成されている。

 一見、十一人もいるのは多すぎるんじゃないかと思われるかもしれないが、小学校から高校まで統括しないといけないうえ、風紀も兼ねているから少ないぐらいの時もある。

 それに今はこの人数が集まっているが、適性のある人間がいなければメンバーはこの上ないほど少なくなることもある。

 取り敢えず、大雑把な説明はここまでにしておこう。これから過ごしていけばある程度は把握できるだろうし、それに今は急がないといけないから……。

 急ごうと少し足を速めたが遅かったようで、バリン! という大きな音が響いた。

 音の発生源まで走ると、霜月君が手を真っ赤に染めたまま人に掴みかかろうとしていた。掴みかかられそうになっているのは一般生徒だった。

 それを止めに入っているのは長月君と師走田君だった。しかし、霜月君の方が力が強く、止められていない。

 はぁと溜め息を吐くと、オレは霜月君を睨みつけた。

 そのことに周りは皆気付いたみたいで、ギャラリーまでもが動きを止めてオレの方を見た。

「君は、何回暴れたら気が済むんだ? いい加減にしてくれないか、生徒会メンバーであることももう少し自覚してくれないか」

 この上ないほど冷たい声で言うと、流石の霜月君もビクリと肩を揺らした。そして、周りまでもが真っ青な顔で震えている。

 ……早く終わらせた方がいいな。

 そう思って、引きずってでもここから移動しようと思い、手を掴もうと手を伸ばした瞬間に、霜月君はハッとした顔をして俺の手を叩き落としてから睨みつけてきた。

 流石に痛いんだけどなぁ。ふぅ、仕方ないか……。

「長月君、師走田君。強制的に移動させるよ」

 そう言うと、二人は霜月君の腕を全力でつかんだ。それを引き離そうと霜月君は暴れようとしたが、これ以上被害が拡大するよりはマシだろうと思い、オレは力を込めて霜月君の腹を殴った。

 霜月君の体はガクリと倒れそうになったが、長月君と師走田君が支えてくれたおかげで完全に倒れることはなかった。

 それを見届けると三人に背を向け、周りに頭を下げた。

「迷惑かけてすみません」

 あまりにもシンとなりすぎて居心地が悪くなった。そこから逃げるようにそそくさと歩き出した。

 その後を他の生徒会メンバーは黙ってついてきた。

 オレが去った後でも廊下は休み時間だというのに不気味なほど静かだった。

 足早に進んでいくと、もうすぐ生徒会室といったところで会長が俺の腕をギュッと掴んできた。

 その瞬間、思わず後ろを振り返ると、神在さんが物凄い顔をしていたのが見えてしまった……。

「……なんですか?」

「葉月ちゃん、傷付いてる?」

 泣きそうな顔でそう言う会長を見て、傷付いているのは貴女じゃないんですか? と言いたくなったけど、止めた。

「オレが何で傷付くんですか?」

「だって、葉月ちゃん、人殴ったりするの嫌いでしょ? だから……」

 確かに嫌い、だけど……。

「そんな甘い事言っていたら、今の世の中生きていけませんよ? オレたちは戦わないといけないんですから」

 その言葉により顔を歪める会長。そんな顔をするくらいなら俺と関わらなければいいのに……。


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