新しい死神
今回は少し変わったシリーズにしようと思っています。
僕はとても不幸な人であると思う。生まれた時、僕は孤児院に捨てられて親というものを知らず、友達もまったく作れずに生きてきた。学校ではいじめられ、修学旅行には行けず、孤児院では失敗をすると朝、昼、晩、三日間飯抜きで死ぬ思いをした。中卒で何とかバイトを始められるようになった。たけど、初日に急ぎすぎて
スッル、ガン、バン
足を滑らして、頭を打ち、だれもが笑う中で、僕は、死んだ。まったく最悪な人生だっだぜ。
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その瞬間、頭の中にある声が聞こえた
「ダイジョウブカイ」
大丈夫なわけがないじゃないか。死んだんだぞ。
「イイヤ。キミはまだ、シんでないヨ」
なんか発音かおかしいな。
「これでよく聞こえるかい?」
ああ、これでよく聞こえるな、うん?
「あれ、僕、死んだんじゃ」
「おはよう。ようこそ死神界へ」
「はっ、えっ、うそ」
目を覚ますと、そこは、死神界、もとい、地獄だった。地面は何か地震の後見たいだし、太陽みたいなのは真っ黒だし、目の前にいる人(死神?)には黒い翼が生えているし、何よりこの人の横にいるのってどうみても…
「こいつは私のペット、暗黒竜シャドードレイクだ」
「シャドちゃんと呼んでください、新入りさん」
「しゃ、しゃっべたーー」
「あら、ドラゴンだってしゃべるわよ」
「しかも雌だ。あれ、でも、新入りって?」
「まだ言ってなっかの?」
「ああ、確かに、自己紹介をしよう、ここ死神界の親玉、名はグリム。キミは今日から新しい死神だ」
「はい?」
どうやら僕は、死神になったようです。
そして、これがのちに全世界に最悪もとい災厄をもたらす死神である。
読んでいただきありがとうございます。