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#5 記憶の再生 B

B.


『ガチャ』と音をたて扉が開いた。

入ってきたのは先ほど門のところでナハトといた女たちだった。

「ナハト様」

「なんですか?」

「星羅様とレイラ様がお目覚めになりました」

「本当ですか!」とカリアンが言った。

それを聞いた紅とノアも気が緩んだ。

そしてナハトが「では、すぐに医療施設にご案内します」と言って立ちあがったので、ナハトに全員ついった。




城の中は広すぎるくらいに広かった。

城っていえば広いが…ウィルノス城は普通の城よりも格段に広かった…というより、でかかった。

歩いている廊下は像が一匹丸々入るぐらいの広さで、天井はものすごく高い。

廊下に備え付けられている窓から外を見ると、大きな庭が見える。

『エリシュ庭園』というらしい。


そんな城の中を、十分ほど歩くと…応接間の扉とは違う…金属でできた頑丈そうな扉が姿を現した。

「ここは?」

カリアンがそう聞くとナハトが答えた。

「ここから先が医療施設…通称『リカバリーエリア』です。ここから先は一部の者しか入れないようになっています。なので、今から入る際にはこのカードをお持ちください」と言ってIDカードを三人に配った。

「これは?」

「これは仮通行に必要なカードです。さあ、入りますよ」と言って扉を開いた。




中は応接間や城内部からかけ離れていた。

壁や床…すべてにおいてが真っ白だった。

おいてあるものは、すべて医療関係の機械と思われるものと部屋の中心に球体があった。


「ここが…リカバリーエリア…」

「はい。星羅様たちのお部屋はこちらです」と看護婦と思われる人に誘導された。

そして、一つの扉の前で止まった。

「ここです」というと、看護婦がドアをノックした。

「ナハト様と星羅様のお仲間の方々をお連れしました」

すると、中から星羅の声が聞こえた。

「入っていいよ」

「失礼します」と言ってドアを開けた。




どうも偽亜です。

今回もお読みいただきありがとうございました^^

最後の最後に星羅が出てきましたね!


ではでは、次回をお楽しみに^^/~

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