#4 星羅・ディデル・アンジェリカの過去 A
どうも!
前回の話では、星羅を知る男たちが出てきましたね。
彼は誰なのか…
では、続きをお読みください!
#4 星羅・ディデル・アンジェリカの過去
A.
中に通された紅たちは、町の中でも一番高い建物…『ウィルノス城』の一室である、応接間に通された。
すぐに星羅とレイラは城の中にあるという医療施設に運ばれたらしい。
応接間では、ノアが沈黙、カリアンがそわそわしている中…紅だけが警戒を解いていなかった。
その時、応接間の扉が開いた。
入ってきたのは、先ほど門のところにいたナハトという男と女が一人。
女のほうは、門にいた二人と同じ服を着ていたが、別の人だった。
するとナハトが口を開いた。
「先ほどは取り乱してしまいすみませんでした。私はこの城でイノジュレスという階級の騎士です。まあ、中佐と同じ地位です。名前はナハト・グレイスといいます」
「わ…私はカリアンです」
「…ノア」
「私は紅だ」とそれぞれが自己紹介をした。
そして紅がそのまま話を続けた。
「ナハトさん、先ほど言っていた話だが…星羅のことを教えてくれるか?」
「やはり、そのことが気になりますか…」
ノアとカリアンは頷いた。
ナハトは少し黙り込み…そして口を開いた。
「…わかりました。お話しましょう。星羅…星羅・ディデル・アンジェリカ様について私が知っている全てを…」
お読みいただきありがとうございました!
第4話のAパートはいかがでしたか?
次回のBパートでは星羅の過去がついに明かされる。
では、お楽しみに^ ^