プロローグ 扉と鍵と少女の死…
最近書き始めた新作です。
気になった方は読んでみてください^ ^
おもしろかったりしたらコメント残して欲しいです!
FBも続けるつもりです!
プロローグ 扉と鍵と少女の死…
―――学校の屋上.
時刻 11時59分59秒99…
約12時ジャストに、一人の女子生徒が飛び降り自殺をして…この世を去った。
自殺の原因は彼女の家庭にあった。
彼女の親は父がゲートを開発する会社の社長で、母は父の助手をしている。
(ゲートとは、この現実世界とあるのかも分からないとされている『異世界』をつなぐ…いわゆる扉だ。)
…だが、研究は2/3解った時点で行き詰まった。
扉を開けるには『鍵』が必要だということが判明した。
…事件が起きたのは、この後だった。
父と母は会社に泊まりこみ、『鍵』について調べ続けた。
その間、彼女はずっと一人ぼっちだった。
警察は最初、これが原因だと考えていた。
しかし…ある噂を聞いて、疑いが生まれた。
彼女の両親は『鍵』の原点に達していたのだった。
鍵とは何だったのか…
警察はゲート本社に潜入し仮託捜査をした。
そして見つけた資料に答えが書いてあった。
その資料にはこう書かれていた。
『扉を開けるには鍵が必要不可欠。鍵の作り方は簡単だった。女の死体…』
警官は絶句した。
原因はコレだった。
彼女の両親に問い詰めようとしたところ、二人の姿は彼女の…本条 楓の死体と共に消えていたのだった…。
この事件から、ちょうど一年後…本条 英作と本条 久子の死体が本条ビル本社の地下から発見された。
しかし…二人が持って行ったはずの本条 楓の死体だけが消えたままだった。
この事件は全国に知れ渡り…知らない人はいないだろう。
それからまた一年後…
事件のことをほとんどの人が忘れた頃…二年前に開発中止になった、異世界へのゲートが本条ビルの屋上に開いたのだった。
お読みいただきありがとうございます!
いかがでしたか?…といっても、まだプロローグ。
コメントし辛いでしょうw
なので、このまま一話を読んでみて下さい!