別世界 第2話 『ルミカ・ダークネス』
すこしさぼりました。すんません。
別世界 第2話 『ルミカ・ダークネス』
澪音『...!』
どこかの部屋で、俺は目を覚ます。
魔物に襲われ、出血死していたと思ったが、どうやら生きていたみたいだ。
というかそんなことはどうでもいい。俺は異世界に来てしまったのか?
ルミカは、ここは〈ワンダラダー〉だと言っていた。
この町の名前か?とにかく、地球ではないことは確定している。
まぁ考えたところで仕方がない。
ベッドを立った、俺の目に入ったのは一つの絵画だった。
漆黒と純白の羽を持つ天使。闇と光の対比を用いられた作品のようだ。
その絵画には、絵と共にこう書かれていた。
『片羽』
『飛べるよ 信じて 飛べるよ その先へ
飛べるよ 永遠の彼方まで きっと
不完全でも 遥か彼方まで 今の僕は。』
片羽...?どう見ても羽は二つある。
なぜ二枚あるのにカタハって名前なんだ?
そんなことを考えていると、部屋にだれか入ってきた。
ルミカ『よかった!目覚ましたのね!』
部屋にルミカが入ってきた。
俺はルミカに、森で倒れていた経緯、そして前の世界について話す。
ルミカ『あなた...転生者なの!?』
澪音 『そこは後で説明するから今は突っ込まんでくれ...』
説明がもろもろ終わった後、ルミカが口にする。
ルミカ『そういうや貴方、新しい名前考えなさいよ。』
澪音 『新しい...名前?』
ルミカ『ええ!そうよ!例えば、私の家名は、ダークネスだわ。』
澪音 『かっこよ』
ルミカ『さすがに、レオン・アマツはダサいからどっちか捨てなさい。』
澪音 『さすがにひどくないすかね?』
とにかく、俺は苗字の『天津』を変えることにした。
『あ...!』
俺はとっさに思いついた名を口にする。
澪音 『グロー...エンブレイズ...』
ルミカ『え?』
澪音 『グローエンブレイズだ!』
ルミカ『...!いいわね!グローエンブレイズ!』
俺は、この新しい光のような生活を包み込みたい。
そう願って、『輝き、光』の意味を持つ『Glow』と『包む』の意味を持つ『Embrace』を合体させ、
GlowEmbraceという名前にした。
俺の名前は今日から、「レオン・グローエンブレイズ」になる。
しかし、ルミカは言う。
ルミカ『でも言いにくくない?』
レオン『確かに...』
でも、一度決めた名前だ。言いにくいという理由で変えたりはしたくない。
レオン『そういえば!この世界ならではって事とかないの!?』
俺が無理やり話を逸らしたら、ルミカは何かを思いついたように言う。
ルミカ『そうだ!能力鑑定の時間ね...』
レオン『え?』
俺はどうやら聞き間違えたようだ。びっくりした。能力って聞こえた。
レオン『もう一回聞いてもいいか?』
ルミカ『だから能力鑑定って言ってるでしょ。』
ルミカは、能力鑑定と言った。
ということは、俺も使えるのだ。能力を。
男なら誰でも一度はあこがれる、特殊能力だ。
ルミカ『あなたの能力、それはズバリ! " 再現" よ!』
レオン『.......???』
レオン『リプロ...ダクション?』
ルミカ『ええ!そうよ!』
レオン『ええと...つまりは...?』
ルミカ『簡単に言うと、一度見た技、能力の完全再現ね。』
レオン『は...?』
何が何だかよくわからんが.......
つまり......
レオン『 " チート " じゃね?』
『別世界 第2話 ルミカ・ダークネス』完。
次回 第3話 『片翼の天使』
おわり




