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お誘い

「というわけなんだ。」


帰宅後にダニエルから、オリバーから家に正式に招待されたと報告があった。


「いや、だから何で私も!?ダニエルだけでいいじゃん。」


「いや、それがさ、オリバーの親が、アンリの事を、弟を養って働く健気な姉と思って感心してるみたいでさ。アンリにもどうしても会いたいらしいんだ。」


「養うもなにも、学費だって遺産で賄えてるし、親がいないだけで、普通に暮らしてるじゃない。いい風に誤解し過ぎじゃない?」


「うーん、じゃあアンリだけ行けませんってどう伝えようか。」


抜けてるダニエルの事だ。上手く誤魔化せないだろう。オリバーの親とはいえ、相手は手広く商売をしているH商会だし、失礼な事は出来ない。ダニエルだけ行かせるにしても不安がつのる。俺はため息をつきながら言う。


「ダニエル、せっかくのお誘いだから、とりあえず行くだけは行こうか。」


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