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自己紹介

昔話、それは誰もが一度は見たことがあるであろう物語だ。桃太郎や浦島太郎、一寸法師にカチカチ山たくさんの昔話がある。そんな昔話の主人公達が神様に集められかを決める戦いを起こしたらしい。まあ、何千年も前の話だから本当かどうかはわからないが…

この物語はそんな主人公達の壮絶な戦いを記したものである。

桃太郎はふと目が覚めました。そして、自分が昼寝をしていたことを思い出します。英雄さん達は起きているかと思い、周りを見渡しても、小さな英雄達はいませんでした。しかし全くおなじ位置に、とても大きく、まるで天女の羽衣のような毛を靡かせている犬に、目の周りだけを隠すような仮面を被り、周囲を警戒している猿、空を飛びながら青い炎を撒き散らすとり、自分の3倍以上はありそうな金棒を振り回す黒鬼。桃太郎は一瞬小さな英雄達かと思いましたが、あまりにも姿がかけ離れていたので、夢かな?と思い再び眠りにつきました。

〜〜〜〜〜〜〜〜しばらくして〜〜〜〜〜〜〜〜〜

桃太郎が目を覚ますと、見覚えのある天井が目に入入りました。意識がしっかりしていくにつれてそこがどこかわかりました。そこは自分の部屋だったのです。森でお昼寝をしていたはずなのにどうして自分の部屋にいるのだろう?と思った桃太郎が周囲を見渡すと、そこには河村さんがいました。

「桃太郎様、おはようございます。」

桃太郎も「おはようございます!」と返事をした。

すると河村さんが「すいません、桃太郎様、私としたことが英力について教えることを全く忘れておりました…誠に申し訳ございません。」「英力?」桃太郎がそう呟くとすぐに「はい、英力というものは「神の御伽話」を使うために使用する、いわば、もう一つの体力みたいなものです。その英力を使い桃太郎様は能力を使うことができます。今の桃太郎様ですと4匹全員出したら5時間ぐらいしか持ちませんね。いずれはいくらでも出しておけるようになると思います。まぁとにかく、私が英力について伝え忘れたせいで、桃太郎様は気絶してしまいました…本当に申し訳ございませんでした。」河村さんは全力で謝ってきましたが、なんとなくしかわからなかった桃太郎は、とりあえず「全然大丈夫ですよ」と言いました。すると河村さんは安心した顔で、「本当にすいませんでした。では、今日はもう遅いのでお休みください」といいお辞儀をして部屋から出ていった。桃太郎も頭を下げ、自分が気絶していたことについて考えていた。「僕は気絶していたのかー、じゃあ一瞬見たあの大きなのはなんなんだろう?やっぱり英雄さん達なのかなー?」そこで桃太郎は実際に呼んでみようと思い「4匹の英雄神」と唱えましたが、出てきません。そういえば河村さんが寮の中じゃ能力は使えないと言っていたことを思い出し、諦めて寝ました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜次の日〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

桃太郎は鳥の囀りで起きた…わけではなく突如鳴り響いた「エマージェンシー、エマージェンシー、大至急「寮の前の公園にお集まりください。繰り返しはしません。」という声で目覚めました。急な大きな声に飛び起きた桃太郎は、大急ぎで準備をし、すぐに寮前の広場に行きました。

すると、そこにはもうすでに10人ぐらいの人は集まっていました。その中には、初日に手を振ってくれた人や、指揮をとってくれた人がいました。とりあえず集団に混ざりにいったら、ちょうど他の人も同じタイミングで来たため、全員集まったのか、変な人(初日になんか喋ってた人)がまた喋り始めました。

「えー、みなさんおはようございます。もう自分の「神の御伽話」は使いこなせるようになりましたか?今日皆さんをここに集めたのは、もう最強を決めるトーナメントを始めちゃおうと思ったからです。」その瞬間周囲がざわめいた。

「そういえばトーナメントのために集められたんだったなー」と桃太郎が呑気に考えていると、

「はい静かに、うるさいうるさい、とりあえずみんな自己紹介ぐらいしてて、僕は闘技場の最終チェックをしてくるから。一通り終わったらまたくるからね。まあ、名前と自分の能力の大雑把な力を説明すればいいでしょ。じゃああとよろしくー。」変な人はそう言い残し、とっとと奥の屋敷に帰っていきました。当然こんな雑な説明でみんな納得するわけもなく10分近くあーだこーだ言っていましたが、うんともすんとも返事がないので、諦めて自己紹介をしよう。ということになりました。

そこで指揮をとってくれたのも、最初に指揮をとってくれた人でした。「みんな輪になろう、そして1人ずつ少しでいいから、自己紹介をしよう、そうしたらあいつが次の指示をくれるはずだ。」流石にこの状態がずっと続くのがみんな嫌だったためか、素直に従いました。しかし、1人だけ従わない人がいました。それは初日も変な人に文句を言っていた人です。「ケッ、誰が自己紹介なんてやったられっか、オレぁ帰るぜ。」そう言い残しいってしまいました。指揮官さんが引き留めましたが、無視して帰っていきました。

とりあえず、残りの15人で自己紹介をすることにしました。最初はやはり指揮をとってくれている人がいいはじめました。

「僕の名前は一寸法師です、神の御伽話は「柔能制剛」で、体質や大きさを変化させられます。大きさは元の身長の50倍にできますが、元の身長が小さすぎてこれが限界です。以上です。では次は隣の方お願いします。」といい、隣の美しい女性に回した。

すると女性は「私はかぐやとと言います!神の御伽話は「月光の導き」で、光があれば回復や攻撃ができます!よろしくお願いします‼︎では次の方お願いします」と、とても元気な声でいった。

次の人はとても暗そうなひとで「茶包です。神の御伽話は「人は人、我は我」です。見たことのある人に化けることができます。戦いでは何の役にも多々なさそうですね。眠いので次の人お願いします。」とかぐやさんとは真逆の暗い声で自己紹介をした。次の人は優しそうなおじいさんで「わしは花咲ですじゃ。周りの人からは花咲か爺さんとやばれておるじゃ。神の御伽話は「枯れ木に花を」で、土や砂などを自分や相手に振りかけることで力や足が速くなるんじゃ。こんなジジイでも、素手で岩を破壊できるぐらいに力は上げてくれるぞじゃ。では次の人お願いするのじゃ。」やはりとても優しい喋り方でした。次の人は人間ではありませんでした。

「はい、兎のぴょんたでございます。神の御伽話は「彼の人のために」で、この力のおかげで人間並の知能を授けていただけました。それに、ツノも生やすことができます。全てはおじいさん守るためです!以上です。次の方お願いします。」流石にうさぎはみんなびっくりしたようで、みんなざわめきました。

次の話に続く

いやー、すいません。テストが終わって、その反動でゴロゴロしてました。まあ、そのお詫びも兼ねて今回は2500文字ぐらい書きました。多分他の小説家の方はこれぐらいが普通なのでしょうが、ただの学生ではこれが限界ですね…さて、物語序盤に出てきたなんか強そうな生き物は一体な話なんでしょうね?いつその正体が明かされるでしょうか。それに他の能力者の能力もどんどん明らかになっていってますね。この4人で一番悩んだのは一寸法師の柔能制鋼で、マジで無理やり決めた感じです。一寸もイマイチわかりませんでした。でも頑張ったよ…では、また次回で、今週中に自己紹介は終わらせたいな…

注意事項 ・集められた人は全員で16人

     ・桃太郎は気弱で能天気

     ・河村さんは女性 

     ・お塩はダンガンロンパ大好き

     ・今年1年は不定期です…

  まじでコメントしてくれたら超嬉しいです‼︎

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