表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

貧弱な青年、桃太郎

昔話、それは誰もが一度は見たことがあるであろう物語だ。桃太郎や浦島太郎、一寸法師にカチカチ山たくさんの昔話がある。そんな昔話の主人公達が神様に集められかを決める戦いを起こしたらしい。まあ、何千年も前の話だから本当かどうかはわからないが…

この物語はそんな主人公達の壮絶な戦いを記したものである。

「やぁ、やぁ」どこからか声が聞こえてくる。とても弱々しい声だ。声の主は「桃太郎」。かれこれ1時間は素振りをしているだろう。鬼退治に行くという大きな使命を背負っている桃太郎は日々特訓をしている。しかし、彼の貧弱なメンタルと、体力では「鬼退治」という大きな使命を果たすことはできない。彼はそのことを自分でもわかっているが、諦めずに日々素振りをし、鬼退治に向けて特訓している。そんな彼の元に1枚の手紙が届いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

拝啓 桃太郎様へ

突然のお手紙失礼致します。あなた様はこの度、

「神の御伽話」に目覚められました。

そのため、「御伽の戦い」に参加することが

決定いたしました!

明日の朝9時にお迎えに上がりますので御準備をしてお待ちください。

神の使いより

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「???」桃太郎にはさっぱり理解できなかった。

「神の御伽話ってなに?なんで僕が戦いに出なきゃいけないの?怖い、怖いよー僕は剣すらまともに振れないのに。戦いなんてできるわけがないんだー」桃太郎はそう言い残し、小屋に戻って行った。

「ガッハッハッハッハー桃太郎、そりゃーたいそうなことに巻き込まれたな。わしも行ってみたいものじゃのー、なぁ、ばあさん。」大きな声で笑いながら、桃太郎の頭をポンポンと叩くのが、育てのおじいさん「そうですねぇ、でも今はそんなことよりも銭を稼いできてくださいなおじいさん?」そう言いながら満面の笑みでこちらに近づいてくるのが、育てのおばあさん。こんな2人に桃太郎は思わず笑ってしまった。桃太郎はいつまでもこんな生活が続くと思っていた。気がつくと外は薄暗くなっていた。蝋燭に火を灯し、ご飯を食べる桃太郎たち。また、他愛もない話をし、桃太郎は凄まじい睡魔に襲われたため、早いうちに布団に潜りごでしまった。

桃太郎が眠りに落ちた後、おじいさんとおばあさんは、なけなしのお金で、団子の材料を買い希火団子を作ってくれた。おじいさんがぼそっと、「ついにこの時が来たか」と言った。おばあさんも「ついに来てしまったわね」と悲しそうに言っていた。

数多くある作品の中から「昔話戦記」選び読んでいただきありがとうございます‼︎2〜三週間に1回ぐらいとかなり遅いペースでの更新とさせていただきますが、気長にお待ちください。「昔話戦記」はいかがですか?僕は作文が得意だったり、国語がだいすきというわけではありませんが、皆様が楽しんで読んでいただけるような話を作れるように精一杯努力しますので、ぜひ応援してください‼︎

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ