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俺のタイプの女性は? “限りなくプレミアがつく女がタイプなんだ!”

作者: 七瀬







俺の好きな女性のタイプを聞いて、みんな驚く!

まあ、“普通の男が絶対に選ばないであろう女ばかりだからだ!”

所謂、“社会の問題児!”

今は女性でもホームレス女がいるらしい。

しかも? “ホームレスにもかかわらず、ホストにドはまり!”

金を作る為に体を売るらしい。

風呂にも入らず、歯もたまにしか磨かず、少し汚れた服を着ている。

寝泊まりはネットカフェがほとんどで、お金が無くなると公園のベンチ

で寝る事もあるらしい。

一応、女性なので人気のない所で寝ているらしいが外は危険だ!





・・・よくよくそういう女の子に訊けば?

数人の男が寝ているところに現れて危なかった事もあったと言う。

間一髪のところで、巡回していた警察官が通りがかり何事もなく済んだと。

そこまで危険な目に遭ってまで“まだホームレスを続ける意味はなんなのか?”

勿論、働けない体でもない!

ただ多額の借金を抱えている人が多い。

自己破産の手続きをして、その後生活保護を受け生活する女性。




でも実際は、生活保護も受けず自分の体を売って生活している女性もいる。

そこにホストクラブ通いをするつわものが現れた。

自分がホームレスだという事を忘れてホスト通い。

俺はそういった女を見ると? “メラメラ興奮して、自分の彼女にしたくて

たまらなくなる!”

以前、俺と付き合っていた女もホームレスの女!

彼女はネットカフェで寝泊まりしていた。

前払いで1ヶ月間5万円払っておけば、自由にネットカフェを出入りできる。

無料で使えるモノは、全部タダ。

シャワーも、飲み物も決まった食べ物ならタダ。

そこから派遣の仕事で決まった仕事場に行く。

待ち合わせの駅には多くの派遣の人達と一緒に皆で働く場所まで移動。

そこにはリーダーがおり、その日入っている派遣の人数を数えまとめて

連れて行くのだ!

淡々と簡単な仕事を時間まで終わらせ、みんな別々に帰って行く。

給料は事務所で日払い。

その日その日暮らしをしているのだ。




『今日何処にご飯食べに行く?』

『サイゼ〇ヤでいいよ、あそこ安いから。』

『今日は、俺が出すよ。』

『いいの? じゃあー私ミ〇ノ風ドリアでいいかな。』

『お前、本当に安上がりな女だな!』

『えぇ!?そうかな?』

『そうだよ、290円の女!』

『安い方がいいでしょ! 翔貴の懐にも優しいし!』

『まあな、前の元カノは金食い虫だったからな~』

『えぇ!? 何? そんな話、初めて聞いた!?』

『そりゃ~初めてするし! “ブランド好きでさ!”』

『随分、お金かかったんでしょ!』

『あぁ、あの女だけに300万円は使ったかな?』

『私なんって、290円だよ。』

『本当、お前は安上がりな女で俺も助かるわ!』

『これからも、奢ってね!』

『これくらいならいつでも奢ってやるよ。』

『じゃあーデザートもいい?』

『いいよ、食べな。』

『うん!』






この後、彼女はデザートも頼んで590円。

自分の分も入れて1000円もしなかった。

なんて! 安上がりな女なんだ!

それなのに、彼女は幸せそうな顔でドリアを頬張って食べていた。

なんか美味しそうに食べてくれる彼女を見てるだけで俺は幸せだ。

そういう女は、居そうで居ない!

“女性と言うものは、高級志向だと俺は思う!”

見え張りというか? いいモノを身に着け、いいモノを口にする。

当然! “お金もかかる!”





・・・それが彼女には一切ない!

俺は彼女とずっと付き合うつもりだったが、彼女は突然俺の前から消えた!

借金取りに追われているという話を彼女から聞いた事がある!

それなのか? 体を男にその日、買ってもらうために変わった男に当たった

らしくストーカーのように付き纏われた話も彼女から聞いた。




まあ、“本当の理由は? 彼女しか分からない!”

もう、彼女とはあれから一度も会えていないのだから真実はうやむやに......。




・・・ただまたいつか彼女と会う事が出来たなら?

“俺は彼女とまた付き合いたいと思っている!”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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