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晩餐会が無事終わりほっとする春香。
明日はグリフの森だ
晩餐会は無事終わり部屋に戻り休む事に。
明日はグリフの森に行くので早目に就寝します。
ベッドに潜り今日あった事を思い出していた。
「今日は濃い1日だったなぁ…」
それよりジャン王太子とリリアン様はお互い想っているのに、国に為に好きでも無い人にアプローチするとか現代人の私には理解できない。そんなにテクルスが大事なか⁈
「アレックスさん…」
彼もテクルスの啓示で私の助けをしてくれている。
ミハイルさんは私に気があると言うけど微妙…
自惚れだけど好かれているとは思う。でもそれは”Like “であって”Love “では無い気がする。
う…ん恋愛経験値の低い私は分からない…
それ以前にまだ帰りたい気持ちがある。帰る=ミハイルさんや殿下の気持ちを受けない事になる。
「はぁ…」
考えるのもしんどくなって来て目を瞑り寝る事にした。
翌朝…
凄い音と共にベッドが揺れた。びっくりして飛び起きる。周りを見渡すとカーテンの隙間から弱い明かりがもれている。
カーテンを開けるとベランダにグリフの主銀色がいる。銀色は目を細めて私を見ている。ゆっくり音を立てないように窓を開けて前に立つ。銀色は鼻先を近づけて来た。何故か恐怖心は無くそっとシルバーは喉元に触れた。
『テクルスに執着したヴェルディアを解放してやって』
「へ?今の声は銀色⁈」
銀色は瞬きで返事をした。
「解放するってどうゆう事?」
『今の王はテクルスの教えを歪んだ捉え方をし、国民や王太子を不幸にする。テクルスはそんな事望んでいない。テクルスは人々がお互いを敬意を持ち尊重し助け合いながら過ごして欲しいと願っている。ジャン王太子ならそれが出来る』
「ねぇ…銀色はテクルスの使い?」
『私はテクルスの神獣。このレイシャルの守。コールマン領は女神レイラに一番近い。彼女はテクルスの気を引く為に偶に悪戯をする。それを対処するお目付役が私だ。テクルスとレイラの間には難しい問題がある。それはレイシャルに男しか生まれないその問題に起因している』
なんか訳ありの様だけど銀色はそれ以上は話てくれない。
「私は何をすればいいの?」
『春香もう気づいている筈だ』
「王太子とリリアン様⁈」
頷く銀色。
『春香が思うまま王太子に話せばいい。あの者は柄に似合わず繊細だ。春香の話は理解する筈』
「私が感じたヴェルディアを変に感じた事を言えばいいの⁈」
『そうゆう事た。春香ならできる!そろそろ人目につくゆえ私は行く』
そう言い銀色は帰って行った。
ベランダで飛び去る銀色を見送る。
色んな情報があり過ぎて頭が追いつかない。ぼんやり外を見ていたらアレックスさんが庭を歩いている。私に気が付いたアレックスさんがベランダの真下にきた。
「どうかしたか?こんな早朝に!」
「早く目覚めたら外の空気を吸おうと思って…アレックスさんは?朝のお散歩?」
「まぁ…そんな感じだ」
私が身を乗り出したら、アレックスさんは背を向けて目を合わせてくれない。
「部屋に戻れ。その様な夜着で男の前に出るものでは無い。ミハイル殿がくればまた誤解を招く」
「あぁ…確かに…」
ミハイルさんやきもちやきだもんなぁ…。
少し気になったからこれだけは聞いておこう。
「アレックスさん。最後に一つだけ聞きたい。テクルスと銀色は関係あるの?」
「諸説あるが一般的に女神レイラの使いだと言われている。っが!春香に懐いている感じからテクルスに関係しているとも考えれる」
アレックスさんはテクルスから啓示を受けたけど、私に関する事柄だけなんだ。私しか知らないなら余計な事言わない様にしないと!
「グリフの森には馬車では行けない。俺は不本意だがリリアン嬢を乗せる事になる。恐らく春香はジャン王太子と一緒だ。ミハイル殿が側にいらっしゃる筈。何か有ればミハイル殿を頼れ」
ジャン王太子と一緒に騎乗するなら、王太子の本音やヴェルディアの矛盾も指摘できるかも…
それよりジャン王太子大きいけど、耐えれる馬はいるのだろうか⁈
アレックスさんに戻る様に促され部屋に戻った。
侍女さんが起こしに来るまでベッドに潜りぼんやり考える。ヴェルディアに感じる疑問ね…
1番に思いついたのは王太子の相手がゴラスの女性限定な事。まぁ今回はアンリ王女が求婚を断りイレギラーな私が来たから話がややこしくなってはいるが、ゴラスに固執する意味が分からない。テクルスが決めたとは考えにくい。
「ゔーん」
悩んでいたら侍女さんが起こしに来た。
着替えを済ませて部屋を出るとミハイルさんが走って来る。朝から爽やかなミハイルに癒される。
ミハイルさんがにこやかに手を差し出してくれ、手を出すと恋人つなぎをした。恥ずかしいけどミハイルさんが嬉しいそうに微笑むから、こっちまで笑顔になる。他愛もない話をしながら食堂前まで来るといい笑顔の王太子がいる。
はぁ…波乱の1日が始まる予感がした。
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『女神の箱庭は私が救う』
『(仮)選べなかった1度目の人生、2度目は好きにしていいですか?』
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