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ミッション26 小型猫科動物、探検中です・・・?


ミィちゃんとピョン太郎との顔合わせを行ってから数時間が経過した頃。

現在の時間帯は深夜の一時頃。

悪の組織アンビリバブルの構成員たちは、皆それぞれの個室でベッドに横になってスヤスヤと眠っている時間帯の中、とある一部屋の中でちょっとした出来事が起きようとしていた。


「プフゥーッ・・・・・・プフゥーッ・・・・・・。」


「ニャーッ!」


ウサギのピョン太郎とネコのミィちゃんがいる動物飼育用の部屋の中。二匹はそれぞれケージの中に入れられていた。

ピョン太郎はケージの中で座り込んで眠っていたのだが、ミィちゃんは元々の生態が夜行性である為か起きており、ケージの中を動き回る姿やケージの檻を引っ掻く様子を見せていた。


「ニャッ、ミャアッ!」

そうして忙しなく腕を動かしてカリカリカリッとケージの檻を中から引っ掻きつづけるミィちゃん。

傍目から見ればまるで落ち着かなくて周囲の壁に爪とぎを行っている様に見えるものであったが、ミィちゃん本人(本猫?)にとっては実際にはちょっと違っていた。


「ニッ・・・!ニッ・・・!ミッ・・・!!」


ミィちゃんは自身が入っているケージの壁を無作為に引っ掻いているのではなかった。

ケージの檻の中で唯一出入りが出来る入口付近を重点的に引っ掻いていたのであった。

ケージの入口には鍵がきちんと掛かって閉じられており、普通のネコであればまず外すことはまず無理だと思えるものであったが、しかし次の瞬間には驚くべき光景が起こった。


「ミッ・・・!ミッ・・・!ミィッ、ニャアッ!」


なんとミィちゃんは、ケージの外に前足を伸ばし、爪も使って恐るべき器用さでケージの鍵を外してしまったのである。


「ニャーッ・・・!」


キィィッ・・・!と音を立てながらケージの入口が開き、ミィちゃんはそこから外へと出る。

暗闇の中でネコ特有の目を光らせつつ、部屋の中を見渡すミィちゃん。

そこで目的のものを見つけたのか、とある場所にまっすぐに向かう。


「ニャーッ!ニャッ・・・!ニャアッ!」


ミィちゃんが向かった場所は動物用飼育部屋の扉であった。

部屋と廊下を隔てるその扉は自動開閉式のものであり、タッチパネルに手を当てることでロックが外れて扉が開く仕組みになっている物であった。

ミィちゃんはここから外に出られることを理解しているようで、何とか扉を開けようとする。

しかし、扉を開けるためのタッチパネルは、普通の扉に付けられるドアノブの位置よりも高めに取り付けられており、どれだけミィちゃんが背伸びしながら手を伸ばしても掠りすらしなかった。


「ニーッ・・・・・・!ニャッ!ミャッ!ニャァァアアアッ!」


しかし、そこでも再び驚くべき光景が見られた。

ミィちゃんは一度扉から離れてある程度距離を取ると、勢いよく扉に向かって走り出した。

そして大きくジャンプするのだが、そのままタッチパネルに手を伸ばそうとするのではなく、なんと扉の脇の出っ張りに足を乗せ、三角跳びのように蹴ってさらに跳び上がったのだ。

そして容易にタッチパネルに手が届く位置に来たミィちゃんは、「ミャアッ!」と一声鳴きながら、その前足でタッチパネルを叩いて見せた。


「ニャア・・・。」


シュタッ!と華麗に地面に着地したミィちゃんは、開かれた扉から外へ向かって悠々自適に歩いて出て行く。

一通りの行動を見てからの感想を言うのであれば、とんでもないネコと言えるだろう。

確かにネコは身軽でこそあるが、三角跳びのような動きをするネコなんてそうそういない。そしてタッチパネルを叩けば扉が開くという理解力まで持つとなれば、最早普通のネコとは言い難い。

あえて言うのであれば、ネコの中での天才とも言えるだろう。


「ミィーッ・・・・・・」


さて、そんなミィちゃんであるが、部屋の外へと出た後は視線をキョロキョロ、尻尾をフリフリと振りながら、トテトテトテと廊下を歩いていた。

ミィちゃんが歩いている廊下はまるでSFに出てくるようなデザインであり、そんなマシンチックな通路の所々には緑の光のラインが走っているのが見える。

廊下の側面にある壁を見れば一定距離間で似たような形の扉が並び、変わり映えしない光景が延々と続いている様にも思えた。


「・・・・・・?」


そうしてミィちゃんが物珍しそうに周囲の様子を見て回りながら歩いていると、どこからかブゥン・・・!という音が聞こえて来た。

その音が何なのか気になったミィちゃんは、音の発生源の元にトテトテトテと歩いていく。


「・・・・・・ミィッ?」


ブゥン・・・!ブゥン・・・!と一定間隔で聞こえて来る場所に到着したミィちゃん。

そこは秘密基地の中にある部屋の一室であり、扉が開けっぱなしの状態となっていた。

ミィちゃんは恐る恐る部屋の中へと顔を除かせる。

部屋の中は照明の明かりがなく真っ暗であったが、ネコの眼であれば問題なく見える。

ミィちゃんは視線をキョロキョロと動かして部屋の中を見回すと、部屋の片隅に青く輝く光が見えた。

ミィちゃんは両目をパチクリとさせながら、その光の場所へと近寄る。


「・・・・・・?」


光りの発生源はどうやらコンソール機器の操作ディスプレイの光であったらしく、ディスプレイの画面には「メンテナンス終了」という文字が明滅している様子が見えた。

しかしミィちゃんにはそれが何かを理解は出来ず、どちらかと言うとその横にある物が気になっていた。

コンソール機器の横には人一人が入りそうな細長いカプセル状の機械が存在し、蓋が開かれた状態で置かれていた。

開かれたカプセル内からはブゥン・・・!ブゥン・・・!という音が響いており、どうやらこれが先ほどからミィちゃんに聞こえて来ていた音の正体であったようだ。

ミィちゃんは少し警戒しつつそのカプセルへと近づいていく。

カプセルの縁に前足を掛けて中を覗き込もうとしたり、コンソール機器の上に載ってそこから眺めようとするミィちゃん。

そうして音の発生源であるカプセルを観察していると、不意に鼻先へ甘い香りが漂ってくるのが感じられた。

ミィちゃんが感じたそれは特に不快に思うようなものではなく、例えるとするならばネコにとってはマタタビの匂いに近い代物でとてもいい匂いに感じられたのだが、ミィちゃんはマタタビを嗅いだことが無かったのでそれが何の匂いなのか分からなかった。

それでも本能的にもっと近くで嗅ぎたいと思ったミィちゃん。感じられる甘い匂いは、先ほどから自分が確認していたカプセルの中から漂って来ているようで、その鼻先を匂いの元へと近づけようとする。

そして前足を一歩前に踏み出してコンソール機器の端に足を乗せた時、思いっきりツルッ!と滑らせてしまった。


「ニャアッ・・・!?」


階段を下りる時に踏み外してバランスを崩してしまった時の如く、ミィちゃんはコンソール機器の端から外に飛び出してしまった両前足をワタワタと慌てふためきながら振り回す。

何とかコンソール機器の側面に前足を引っ掛けてバランスを整えようとしたミィちゃんであったが、しかし両前足を振り回していたことが災いし、引っ掛けようとして勢い余って誤ってバンッ!と叩いてしまった。


「ミィッ・・・!?」


その結果ミィちゃんの体は前方の空中へと飛び出すことになり、その体は放物線を描きながら蓋が開かれていたカプセルの中へと落ちて行くのであった。


「ニャッ・・・!ミャッ・・・!ニャアッ!ニャァァアアアーッ!?」


カプセルの中へと落ちたミィちゃんは必死になってカプセルの外へと出ようとしたのだが、カプセルの内側の壁はとても滑らかな材質で作られているようで、壁に爪を立てて引っ掛けようとするもツルツルと滑るだけで一向に登れず、ジャンプしようとして足に力を入れるも足を延ばそうとした瞬間にこれまたツルッ!と滑ってベタンッ!と転んでしまう。


「ニャッ、ニャニャニャッ!ニャーッ・・・!」


『カプセル内に生体反応を確認。”バイオチェンジカプセル”の被対象者と判断します。』


「ニャッ!?」


ミィちゃんが諦めずに必死になってカプセルの外へと出ようとしている時に、突然コンソール機器から音声アナウンスが聞こえて来た。

それがいったい何の声なのか、どういう意味なのかまではミィちゃんには分からなかったが、それでも猛烈に嫌な予感を感じ、より一層両手足をバタバタ動かすのだが、その努力空しくツルツルとただ足を滑らせ続けるだけであった。


『”バイオチェンジカプセル”を起動。第一フェイズを開始します。只今よりカプセルカバーの開閉いたしますので、カプセル内に被対象者は怪我をする恐れがある為、手足を伸ばさず、カプセル内で大人しくされるようにお願いいたします。』


コンソール機器のディスプレイに『バイオチェンジシステム起動』という文字が走ると、ゴゥンゴゥン・・・!という音を立てながら、開いていたカプセルの蓋が閉じようと動き始めた。

カプセルの蓋が下りてきていることに気付いたミィちゃんは、完全に蓋が閉じられる前に何とか外に出ようとするのであるが、やっぱり足をツルツルと滑らせたり、時折ズルベシャッ!と転んだりして、その体を前にも後ろにも進ませることが出来なかった。


『カプセルカバーの開閉を確認。ロックします。』


そうしている内に蓋は完全に閉じられる。

続いてカプセルの側面にあり、外側へと飛び出していたロックボルトがガシュッ!という音を立て、内部へと勢いよく引っ込んでカプセルの蓋を固定する。


『ニャアッ!ニャァァァアアアアアッーーー!?』


『カプセルカバーのロックを確認。これより第二フェイズへ移行します。』


「出せっ!出せぇぇぇえええええっーーー!?」と言いたげに閉じられてしまったカプセル内で叫ぶミィちゃん。

しかし、事態は機械的に淡々と進んでいく。


『第二フェイズを開始。被対象者の素養確認の為、スキャンを開始します。』


『ニャアッ!?』


ディスプレイに『生体スキャン開始』という文字が表示された途端、カプセル内部で扇状のビームのようなものが照射された。

カプセル内部を上下して動くそれは、中にいる存在を調べるためのものであったようだが、それがどういったものなのか全く理解できないミィちゃんからすれば、恐怖を感じさせる未知なる何かとしてしか思えなかった。


『スキャン完了。解析作業を開始。・・・・・・解析完了。被対象者に適切な調整プロトコルを作成。・・・・・・作成完了。第二フェイズの完了を確認。これより第三フェイズに移行します。』


ディスプレイ内にスキャン結果と思われる様々なウィンドウが開いては閉じてを繰り返す。

それが数十秒続いた後にすべてのウィンドウが消え、『第三フェイズ開始』という文字が流れる。


『第三フェイズを開始。バイオニズム液の注入を開始します。』


『フニャッ!?ミ、ミャァァアアブブブクブクブクッ・・・!?』


第三フェイズ開始と言う音声アナウンスが響いた後、カプセル内部に緑色に光り輝く液体が注がれ始める。

ミィちゃんは自分の足元から湧き出してくるように出て来たそれに驚き、本能的に上へと逃げようとした。

しかしそんな行動は最早無意味である。

カプセル内部はあっという間に緑色に光り輝く液体で一杯となり、その液体に全身を浸らせたミィちゃんは、まるで溺れるように体を漂わせながら口から大量の空気の泡を吐き出した。


『バイオニズム液の注入完了。これより被対象者の怪人化を開始します。』


そんな風に、本人の主観から見れば色々とひどい目に遭っていると思われるミィちゃんであったが、しかし音声アナウンスはそんなことは気にしないとばかりに次の工程へと作業を進める。


『Kエネルギーの生成を開始。・・・・・・・・・適正量の生成を完了。これより被対象者へKエネルギーの挿入及び調整を開始します。』


『バイオチェンジシステムスタート』という文字と、作業完了までの時間がディスプレイに表示された瞬間、カプセル外周部に存在していた窪みに紫色の光が起こり始める。

そしてそれが複数のラインのようにカプセルの上から下まで走っていくと、カプセルはブゥゥウウウウンッ!という重低音を出し始めるのであった。






朝の八時という時間帯。食堂で朝食を食べ終えた戦闘員一号は、動物飼育用の部屋に向かって秘密基地の廊下を歩いていた。


『~~~♪』


結局昨日もミィちゃんの飼い主からの連絡がなかったことで、今日もまた連絡待ちの一日となることは確定的。現状ではやるべき仕事もない状態であったので、連絡が来るまで暇を潰す為にピョン太郎とミィちゃんの二匹と遊んでいようと戦闘員一号は考え、二匹がいる部屋へと向かっていたのである。


「・・・・・・イッ?」(・・・・・・んっ?)


廊下を歩いていた戦闘員一号はおや?と首を傾げた。

自分が通ろうとしている道の先で、とある部屋の扉が開いている光景が目に入った。


「イーイイー・・・。イーイー?」(扉が開けっ放しになってる・・・。もしかしてまたボスか?)


戦闘員一号は「まったく・・・。」と言いたげにため息を吐いた。

基地内の扉が開けっぱなしの状態で放置されていたというのは、実はこれが初めての事ではなく、その犯人が誰なのかという事については既に予想がついていた。

アンビリバブルと言う組織のボスであり、彼の上司であるブレーバーという人物だが、彼には自身が開けた扉を開けたまま放置するという変な癖があった。

研究開発の為に部屋と部屋を行き来するのに、一々開けたり閉めたりするのは面倒くさいというのが開けっ放しにする理由であるそうだが、それ以外の時にも結構やっている時があるので、現状ではもう本当かどうか怪しくなっているのだ。

戦闘員一号は扉の前へと移動する。

扉近くの壁に『調整室』という名札が付けられているのを確認できた。

この『調整室』という部屋は、アンビリバブル内での怪人を生み出す場所であり、不調となった怪人の体調を調整する場所なのである。

とはいえ、現在の自分達の組織に所属する怪人は組織の幹部として働いているディーアルナだけで、その彼女も特に不調になる様子も見られていないこともあり、現状のこの部屋は使用されていない状態であった。


「イーイイーイー、イーイー・・・。・・・・・・・・・イッ?」(多分何かの研究をする為に開けたんだと思うんだけど、使い終わったらキチンと閉めて欲しいんだけどなぁ・・・。・・・・・・・・・ん?)


開きっぱなしになっている扉を閉めようと手を伸ばそうとした時、中からブゥゥウウン・・・!という音が響いているのが聞こえた。


「イッ、イイッ?イー?」(なんだ、この音?装置が起動でもしているのか?)


戦闘員一号は音の発生源を特定しようと部屋の中へと入る。


「・・・・・・イイー?」(・・・・・・バイオチェンジカプセルが起動している?)


部屋の中に入った戦闘員一号は、そこで起動中となって稼働していたカプセルを見つけた。

コンソール機器のディスプレイには『バイオチェンジシステム稼働中』と表示されており、カプセル内に誰かが入って調整を受けているという事が分かった。

カプセル外周部に走っているラインは()()()()()()()()()()、これはもう間もなくで調整が終わるというサインを表している。

しかし、それを見て首を傾げる戦闘員一号。

何故彼がそんな反応をするのかと言えば、組織のボスであるブレーバーから新人が入るなんて話を聞いていなかったからだ。

おかしな四つ目の仮面を付けてこそいるが、ブレーバーが報連相をしっかりと行う人物であるという事を知っている戦闘員一号。その為、入団希望者が来ればキチンと教えてくれるはずなのだが、今日に至るまでその様な話が出たことは一欠片ほどもなかった。

であれば、誰かが調整を行うために入り込んでいると思うのだが、しかし組織の中で唯一の怪人であるディーアルナは不調を訴えてはいないし、なにより今日の朝も一緒に食堂で朝食を食べているのである。つまりこの予想も全く的外れという事。だが、そうであるのならばいったい誰がカプセルに入っているのかと言う話に戻ってしまう訳なのだが。

そうしてウンウンと悩んでいると、カプセルからビーッ!という音が響いた。


「・・・・・・イッ?」(・・・・・・ん?)


『被験者の調整を完了。バイオチェンジシステムを終了します。』


「・・・・・・イッ!?」(・・・・・・えぇっ!?)


どうやらカプセル内部にいる人物の調整が完了したようであり、コンソール機器のディスプレイには『全行程完了』という文字が表示されていた。


『被験者の覚醒誘導を開始。・・・被験者の意識覚醒を確認。』


『バイオチェンジシステムの工程の百パーセント完了を確認。』


『被験者の肉体の完全書き換えの際に異常が起きていないか調査。・・・・・・調査完了。オールグリーン。』


『これより内部に溜まっているバイオニズム液の排水を開始します。』


排水を開始するという音声アナウンスが響いた後にゴポゴポゴポと水が流れていく音が響く。


『バイオニズム液の排水を確認。』


『変化後の肉体の定着率を確認。・・・・・・定着率百パーセントを確認。外気にさらされても問題なしと判断。』


『これよりバイオチェンジカプセルが開かれます。近くにいる方は危険ですので離れてください。』


そしてプシュゥーーーッ!という空気が抜けるような音がカプセルが聞こえた後、カプセルカバーがゆっくりと開かれていった。


「グルルルルルッ・・・!」


「イッ・・・!?イイッ・・・!?」(なっ・・・!?そ、そんな馬鹿な・・・!?)


そしてカプセルカバーが完全に開かれ、カプセル内部にいた人物が何者なのかを確認した戦闘員一号は絶句した。

だってそれは、本来であればこんな所にいる筈のない存在だったのだから。

カプセル内にいた誰かは、両目を光らせながら体を起こすとカプセルの外へと出て来た。

その体は一歩一歩歩くたびにどんどん大きくなっていき、数秒後には戦闘員一号の三倍程の大きさへと至っていた。


「グルルルルルッ・・・!グゥァアアアアッ!!」


「イ、イィィイイイイーーーッ!?」(う、うわぁぁあああーーーっ!?)


そして戦闘員一号を圧倒する大きさとなった何者かは、雄叫びを上げて彼へと襲い掛かるのであった。





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