感想を頂けることのありがたさ。巨大掲示板に晒してみた結果
このエッセイを書いている2018年3月17日に私がなろうに投稿している小説を晒してみました。底辺作家である私はブックマーク、ptと伸び悩んでおり、どこが悪いのかその原因を探るためにやってみたのが発端です。そもそも論で評価されてない作品はつまらないって議論はなしの方向でお願いします。
結論として、何人の方に意見を頂き、ここをこうした方がいいのではないかと建設的なアドバイスをもらい、いい結果になったかと思っております。
ここからが本題となります。自身の小説の良し悪しは感想を頂かないとわからないということです。もちろん、順調に評価も頂き、スムーズに進んでいる作者の方にとってはどうでもいい問題なのかもしれません。ただ、表現として適切かどうか微妙ですが、伸び悩んでいる作者にとっては大事なことです。
自分ではストーリにも文章にも自信はある。しかし、新作を投稿してもPVも伸びないし、評価もされない。そうすると作者は自然と下記のように考えてしまいます。
①自分の作品はなろう向けではない、理解してくれない読者が悪いんだ。
②どこか自分の作品に致命的な欠陥があるのではないか。
と大まかに分かれると思っております。
①の場合はアマチュア作家なので、好き勝手に書いていいと個人的には思っております。
②の場合は何となくどこか欠陥があるかもしれない、ただその部分はどこかわからない。
②だと厄介です。作者というのはプロットも設定も完全に把握している存在です。小説を書いているとき、この部分は説明しなくてもいいだろう、読んでいたら理解出来るはずと考えがちです。自己補完が容易にできてしまうのですよね。文法も変だとかそういうことにも気がつきません。
ここが落とし穴だと思っています。なろうサイトでは多くの読者がいます。夏目漱石や三島由紀夫や村上春樹と古今東西の小説を呼んでいる方もいれば、ラノベだけしか読まないという方もいらっしゃるはずです。
ですので、自分が当たり前と思っていたことが読者に全然伝わらないと現象が起きてしまいます。これは小説を書いている上で致命的なことだと私は思っております。何かを伝えたいはずで書き始めたのにそれが伝わっていないというのは悲しいことですので。
ここで読者の感想というのがありがたいものとなります。色々な人の視点から作品についてここおかしいんじゃない?というメッセージで気がつくことが今回の件を通して多々ありました。プレゼンの資料を上司や別の部署の方に見てもらうことと似てますね。
質のいい小説を作るためにも感想も厳しい批評も大事です。なので、読者の方で軽く読んだ小説でも簡単な感想でも残して頂けると作者の成長にも繋がります。冒頭でギブアップと一言でいいですし、ここは良いだけでもいいと思っています。
それを見て作者は取捨選択をし、文章に反映していけばいいですから。要するに、第三者の視点って創作を作る上で大事なことです。感想を書くことすら値しないってケースもあるかと思いますが、少しでも気になったら書いて頂けると個人的にはありがたい限りです。