2話 異世界と夢
なんか疲れたなぁ
しかも、汗かいてるし…………
ここの世界が現実でないことも祈っていた)
___________________________________________
(さて歩いていくと……………
なんかトイレに行きたくなった!?
どうやら俺の夢はトイレに行きたくなると言う実に現実的な…………
やめよう1人で何考えてのか分からん?
トイレする場所でも聴くか?)
「あのー、すみません?」
「何の用だ?」
「トイレを教えてください。」
「そんなんの宿屋に行って貸してもらえ!」
「宿屋がどこか教えてもらえますか?」
「なんだお前?………ああ!..なるほどな」
お兄さんは、いやに感心した顔つきをして
「お前もしかして旅人だろ?」
「ん?」
「なんだ違うのか?」
「ええ、そんな感じです」
「だろうな!わかった、地図書いてやるよ」
「ありがとうございます!」
♪♪♪
「ほら、できたぞ!」
「お兄さんが地図を渡してくれた」
「ありがとうございます」
「おお、今度これ買いに来てくれ!」
(お兄さんが持っていた物は上がりんごのようで……しかし、りんごではなく周りがとげとげしているんだ。
しかも、赤に青い絵の具で色を描いたような実だった。
これは悪……魔の実なのか?
この優しいお兄さんが売っているんだから買いに来てもいいかもしれない!)
「わかりました、お金がたまったら今度買わせてもらいます!」
俺はとにかくトイレに行きたいがために、お礼を言って去った。
俺は少し急いでいたために周りを見ずに走った。それがまさかこんなことになるなんて……
「ああ、すみません」
少女の声が聞こえた、俺の胸に当たったのだ!
俺は死んだ……………
___________________________________________




