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ヒカリモノ  作者: あいし
続く日々、終わらない感情
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俺の結論 6月15日

最終回です。

今まで読んでくださってありがとうございました

平野ユヒトの大切なもの、少なくともどうでも良くないものそれが庭坂愛結だ。

平野ユヒトは庭坂愛結が傷つけば悲しむだろう。

それならば……。

「うん、それでさ」

庭坂が笑顔でクラスメイトと話している、俺はそれが許せなかった。

自分より幸せな人間なんて、許せない。

俺は庭坂にメールを打った。

『放課後、ちょっと用事があるから。屋上にきてほしい』

そう一言打った。

そして、俺は屋上へ行く。俺はこっそり奈汰のナイフを持ち出していた。毒は塗ってなかったが、切れ味はいい。それを後ろに忍ばせる。

「三羽人ー、どうした?」

やっと、庭坂が来た。俺は急に呼び出してごめんなと言いながら、ゆっくり近づく。

いや、別にいいよとアイツはいう。

そして、俺は後ろに忍ばせていたナイフを取りだし、おもいっきり、肩を刺そうとした。

腕を振り上げ、肩を目掛けてナイフを刺そうとした瞬間がとてもゆっくりに見えた。

そのとき、思ったんだ。とても、単純で簡単なこと。

――俺、なにしてんだろ

そのとき、もはや庭坂なんざどうでもよくなり、ナイフを刺す変わりに

両腕で抱き締めた。ナイフは俺が手を離した瞬間飛んで行った。

「三羽人?」

アイツはいつも通りの声で話しかけた。

「……久しぶりだな」

「うん」

抱きしめかえされた。

――男同士で抱き合ってもなぁ。

2人でそう言って笑った。

さっきまで、平野ユヒトに復讐することばかり考えていたがどうでもよかった。

本当に本当にどうでもよかった。

だから、この瞬間が永久に続けばいい。

――多分、無理だけど。



End


わりとすっきりしないところで終わりました。ですがまた続きを思い付けば書こうと思います。

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