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ヒカリモノ  作者: あいし
無意味な日々
13/27

友情B 6月6日

ここ最近、アイツと口を聞かない。一緒に帰らない。

今まで「三羽人ー」って呼んでくれたのが嘘みたいだった。

アイツは平野ユヒトが好きだ、確かにアイツの恩人かもしれない。

平野ユヒトは俺の両親を殺した。紛れもない事実だ。

だから、俺も平野ユヒトを殺す。

平野ユヒトに対する復讐心を捨てない限り、きっとこの友情は存在しないのだろう。

「……というわけだ。三羽人、どう思う?」

自宅で龍が話があるからきてくれと、リビングに呼ばれた。

「平野ユヒトに、復讐出来るチャンス?」

「そうだ、平野ユヒトは早朝にその川辺にいるというのだ。そして、お前の友人……庭坂愛結(にわさかあゆ)もな」

庭坂愛結……、いつもその名前でアイツで呼んだことない。愛結って字が女っぽくて嫌いだというし、庭坂っていうのも変だから名前で呼ばないでほしいと言われた。だから、俺はいつもお前って呼ぶ。

「つまり、そこを襲撃する」

「でも……アイツ……庭坂はどうなるんですか?」

俺はアイツが一番心配だった。……巻き添えをくらったらどうしよう、その一点だった。

「ハンターの中で協力を頼んでおいた、だから大丈夫ちゃんと保護する」

「そうか、よかった……」

俺は安堵する。

「さて、三羽人実際の日程は10日に行う。一応言っておいたからな、その日家にいればいいから、安心してまかせてくれ」

俺はうなずいた。これで、俺の復讐が終わる。

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