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ヒカリモノ  作者: あいし
無意味な日々
12/27

友情 6月6日

三羽人と最近口を聞かない、一緒に帰らない。

嘘みたいだ。

三羽人とは本当に友人だと思ってた。今でもそう思ってる、でも。

平野ユヒトのことが好きであるかぎり、多分この友情は存在しないも等しい。

逆に平野ユヒトとは早朝によくあっていた。

「あのさ、いいのかお前は」

「え?何が?」

ある日の川辺、いつも通り話していた。

「私と一緒にいてもしょうがないだろ?私が三羽人の両親を殺したのは事実だ。三羽人の友人じゃないのか?」

「……僕は、僕は確かに三羽人の友人だよ。でも、でも……今は平野ユヒトのほうが大事だ。確かに君は三羽人の両親を殺した。それは責められてもしかたないと思うんだ。でも、君は僕のことを守ってくれた。それなら一緒に責められようと思う」

「……お前」

平野は僕のことを抱き締めた。僕はドキッとした。

「ありがとう、でもね。もう少しで全部終わるから、そしたら……罪を償うよ。本当は全部終わったら逃げるつもりだった。でも、考え変わったよ」

もう少しで、本当にもう少しで終わるからね。

そう言って平野は笑った。

「うん、それまでは一緒にいよう」

平野ユヒトは何か隠してる、ファミレスの話のこともきっと嘘だ。平野ユヒトは、理由があったんだ。どうしても殺さないといけない理由が。

僕はそれを信じることにした。

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